何切るツイートまとめ11/26~12/18

11/26から12/18までの何切るツイートまとめです。
今回も難問があり、解くのに時間がかかりました。
記事を書くのが遅れたのは、ずっと答えを出すのに悩んでいたからです。
ただ、じっくり時間をかけて解いていくことで、何切る問題を解くのに大切なのは、一手先の牌姿を検証することなのだと気づかされました。
時間はかかりますが、どの有効牌をツモったら何を切るか、一手先の牌姿パターン全てを片っ端から検証してみることで答えは出ます。
何切る問題を解く、一種のコツのようなものを見つけた気がしますね。

 

 

① 東1局0本場南家6巡目、ドラ發、ツモ二索

 

一萬二萬四萬五萬六萬八萬九萬赤五筒六筒三索五索六索六索

 

これは最初見たかんじでは、5s切りかなと思ったのですが、ツイート見たり、いろいろ考えていくうちに考えが変わってきたというか、ちょっとした勘違いや思い込みがあることに気づいたので、考えを改めました。

 

愚形一気通貫何切る
http://renrakujan.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/3-30b5.html

 

一応似たようなというか、イッツー絡みの愚形ターツを優先するか、良形ターツを優先するかみたいな牌姿は上の記事にまとめてあります。
自分なりに基準をはっきりとさせたつもりですが、それでもはっきりとドラがあったらこうとか、三面張があったらこうとか、一概には言えないんですよね。
ただ、これらの問題の検証結果を参考にすることで答えは出ます。

 

一萬二萬四萬五萬六萬八萬九萬赤五筒六筒二索三索六索六索

 

まず、仮に5sを切ったとして、次のツモが3m7mだったらどうなるか考えてみましょう。
これは上の記事中の③のケースが近いです。

ほんの少し形が違うんですが、一人麻雀練習機によると、やはりこれも愚形イッツーよりはドラ1平和を優先した方がいいということのようです。
ということは、ここからはペンチャン落としになります。

次に1s4sをツモった場合ですが、これも赤ドラのターツを払うわけにいきませんから当然ペンチャン落としです。
そして4p7pをツモった場合も、やはりどちらかのペンチャン落としになります。
愚形残りで平和は確定しませんが、それでもペンチャン落としの方が期待値が高くなっています。
それから二次有効牌の1m2m8m9m5p2s3sも全てペンチャン落としです。

ということは、結局どの有効牌を引いてもイッツーは残らないということなんです。
そもそもイッツーでテンパイすらしないということになります。
5s切りの最大のメリットと思われていたイッツーは、実はメリットでもなんでもなかったんですね。
ここに勘違いがあって、愚形イッツーの期待値を高く見積もりすぎていました。

 

ということは、5s切りがペンチャン切りに勝る要素はなくなってしまいました。
ペンチャン切りの方がタンヤオになりやすいし、三色も残るし、裏目はフリテン三面でカバーできるし、良形テンパイになりやすいしと、いいことづくめです。
5s切りが唯一メリットと言えるのは、仕掛けが利くことくらいでしょうか。
ただこれほどの手を2000点愚形で終わらすのは、あまりにもったいないと言えますし、メリットと言えるほどのものかどうかは疑問です。

 

しかし、5s切りはないとして、ペンチャンはどこから手をつけたらいいでしょうか?
まず2mと8mはトイツになればタンヤオが見えるし、フリテン三面の受けがあるので、切るとしたら1mか9mになります。


二萬四萬五萬六萬七萬八萬赤五筒六筒二索三索五索六索六索

 

9mを切って7mをツモり、打1mとした場合の牌姿です。
ここから2mツモで8mを切り、456と567三色の両天秤に、8mツモで2mを切り、456と567三色の両天秤に構えることができます。

 

四萬五萬六萬七萬八萬九萬赤五筒六筒二索三索五索六索六索

 

1mを切って7mをツモり、打2mとした場合の牌姿です。
これだと、5p2s3sツモで456の三色は残りますが、567の三色は7mをもう1枚引かない限りならないということになります。
7mを引かない限り567の三色にはならないので、7mを引いたときの牌姿を比較すると、9m切りの方が567の三色になりやすいと言えます。
その分を考えると1m切りより9m切りの方が有利です。

 

 

② 東4局1本場西家1巡目、ドラ五筒、ツモ七萬

 

二萬三萬八萬九萬七筒八筒九筒六索六索南南白發

 

これはウザク本的な何切るというより、ルールによる違いが焦点となった問題でした。
なので、今までの何切るとは違う解き方というか、経験則からの個人的考え方や思想がベースになってきます。
まず第一打から中張牌の6s切りというのは個人的にはないです。
これも宗教上の理由で、第一打はなるべくヤオチュー牌を切ろうという個人的信念があるからです。

 

第一打はヤオチュー牌
http://renrakujan.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/post-b007.html

 

これは三麻で特に強く意識していることです。
四麻ではヤオチュー牌の割合が少なく、手役狙いのケースも多いので、中張牌を切らざるを得ないこともよくありますが、それでもなるべくロスがないならヤオチュー牌を切ろうというのは意識していることです。
この手なら字牌を切ってもロスは字牌のタテ受けの3枚だけ。
チャンタも三色も全て可能性として残るということですから。

やはり、第一打が中張牌とヤオチュー牌では河の印象が大きく違ってきますからね。
第一打6sだとどう見ても手役狙いが濃厚な河になってしまいます。
しかし、第一打に字牌を切るだけでよくわからなくなるんです。

ただ、あえて6sを切って河を派手にしておくのも意外と悪くない選択です。
6sにくっついて6s周りが待ちになれば、和了りやすくなりそうですね。
しかし、6sと南のシャンポン待ちが既に出和了りの利く良い待ちですから、先切りの効果はさほどでもないと言えます。

 

となると、問題は6s切りからどれほどの期待値が得られるかということになってきます。
福地さんがしきりに口にされている通り、赤ありで6s切りはさほど効果的ではありません。
チャンタ狙いとすれば赤の受けがなくなるし、平和狙いとしても打点の期待値はリーチのみに比べてさほど上がらないと思います。
それよりも先制テンパイを逃すロスが大きいと思われます。
天鳳の先制リーチはとても強いので、赤ありかどうかよりも、そっちの影響はかなり大きいんじゃないでしょうか。
先制リーチに対してベタオリする傾向の強い天鳳においては、1巡でも速くテンパイを入れて他家をけん制したいところです。
シャンテン戻しで大きく手が育つなら話は別ですが。

 

 

③ 南1局0本場北家6巡目、ドラ六索、ツモ一索

 

二萬四萬六萬七萬七萬赤五筒五筒七筒二索三索三索四索六索

 

これはたぶんウザク本的な何切るというより、場況をどう捉えているかが問われる問題だと思います。
平面的に捉えても難しい問題ですが、この場況なら7mが良さそうです。
この場況はリーチを打って親とめくり合いたくないですし、上家の手も止めたくないんですよね。
上家に和了ってもらっても局が流れるので、一刻も速くテンパイを入れなければならないという状況でもなくて、じっくり手をつくっていい場面です。
特に愚形のリーチは明らかに分が悪いので、テンパイが良形化しやすいように7m切りがいいと思います。
6pツモのロスはさほどでもなくて、むしろ5-8p受けが残って、平和も確定するので確実に前進しています。
7m切り以外でいいと思われるのは1s切りで、これは仕掛けてテンパイを目指し、リーチを打つのを避けつつ、上家下家のリーチなどの対応に備えるというものです。
手牌が短くなっても受け切れる自信があるならそれも良さそうに思います。
他には目一杯に受ける6s切りという選択もありますが、打点はそこそこ大事なのでいまいちのように思います。
そもそも7m切りのロスがあまりないような気がしていて、7mを切っておけばドラの受けも残るし、6pツモでも平和や5-8p受けが残るし、5pが暗刻化しても1s切りとすればタンヤオと暗刻くっつきの良い形が残るので、裏目はこれと言って何もない気がします。
7mが暗刻化すると平和が消えるのでむしろ邪魔とすら感じますね。
7m切りで消えるのは7m5p6pツモなどの直接の受け入れなだけで、間接的にはどれも裏目にはなっていません。
まっすぐテンパイに向かうなら6s切りが良さそうです。

10/27~11/22、何切るツイートまとめ

10/27~11/22までの何切るツイートまとめです。
今回も難問揃いです。
あらゆる角度から検証を重ねるのに時間がかかりました。
ヘッドレスの牌姿については、いずれまた他にも問題をたくさんつくって検証しようと思います。

 

 

① 東4局東家3巡目、ドラ南ツモ三筒

 

七萬八萬二筒三筒一索二索三索五索赤五索南南中中

 

これは通常の5ブロック手順だと、どのブロックに手をかけるか非常に悩ましいですね。
まず、78mに関してはチートイツは残るものの、チャンタは消えてしまいますし、6-9mという強い受けもなくなってしまいます。
中とチャンタがあれば9m1p中あたりは即仕掛けていけるので、面前限定のチートイツを見る意味はあまりないです。
ほぼ副露手になるのでチートイツはすぐに消えてしまいますからね。
どうせ仕掛けることになるなら6-9mの強い受けを残しておきたいところです。
南を切るとチャンタが消えて仕掛けにくい手になり、打点も満貫から2900と大幅に下がるのでこれもないですね。
中はチャンタと役牌の2つの仕掛け役が同時に消えて、チートイツも消えて、面前の面子手限定の極端に窮屈な手になってしまうので、これもないです。
ということは5s切りで5ブロック手順とするか、3p切りで6ブロック手順とするか、どちらかになると思います。

 

5sを切った場合、ツモや鳴き牌次第では中ドラドラの5800止まりとなってしまう可能性があります。
この手はどうしても満貫に育てたいのでそれでは不満ですね。
しかし、浮いた赤5sに4sや6sがくっついて使いきれるようになったり、チャンタを付ければ赤がなくても満貫にはなるので、そこまで打点の期待値が下がるわけではないです。

3p切りの場合は、6mや4pをツモってチャンタがつかなかった場合でも、どちらかの両面を落として赤のトイツを残すことで確実に満貫になります。
確実に満貫にしたいなら3p切りということになってくるでしょう。

 

一応これを一人麻雀練習機でシミュレートしてみたところ、赤がない牌姿でしか計算できなかったんですが、それでも5s切りが明確に有利というほどではなく、3p切りとの差は微々たるものでした。
これに赤5sが絡むとなると3p切りの方が期待値は確実に上です。
ただ鳴きを考慮するとこれがどこまで縮まるのか、または逆転するのかは不明です。

 

七萬八萬二筒三筒三筒一索二索三索南南南中中

 

七萬八萬二筒三筒一索二索三索赤五索南南南中中

 

5s切りのメリットは南をツモったときの形です。
上は5s切りから南ツモ赤5s切りで両面受けとトイツフォローのある中のポンテンも利く完全イーシャンテン。
下は3p切りから南ツモ5s切りで、両面両面の余剰牌がある中のポンテンは利かないイーシャンテンです。
これは圧倒的に差があります。
特に上の形は中の満貫ポンテンが取れるので強すぎです。
リーチを打たずにドラ暗刻で隠し持っているということは、和了りやすさも全然違うでしょう。

そういったことを考えると少し打点の期待値は下がりますが、5s切りが有利となるのではないでしょうか。

 

 

② 東4局北家7巡目、ドラ五索ツモ三索

 

一萬二萬三萬七萬八萬九萬九萬一筒三筒一索二索五索六索

 

これは6s切りがスルーされそうな流れだったので、自分も議論に参加しました。
あまり自分が主張しすぎると主観染みたものになりそうで嫌だったのですが。

 

ヘッド固定するかどうかで何切る
http://renrakujan.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/post-f6f9.html

 

ヘッドレスイーシャンテンから面子を崩してヘッドを固定するか、ヘッドレスに受けるかについてはある程度この記事でまとめました。
これは単純両面形のイーシャンテンのみで、愚形については扱ってません。
ですが、手役が絡む愚形ターツは、基本的に両面と同等か、それ以上に価値があると考えればいいです。
(いずれまた手役と愚形絡みの牌姿についても細かく取り上げます)
ここでの結論は、単にヘッドレスかヘッド固定かの2択ではなく、両面を嫌って亜両面受けを残す選択も有力であるということです。
亜両面受けを残すという選択はどうしても見逃されがちです。
ツイートの流れを見ても6s切りは異端であるかのような印象を受けます。
しかし、よく考えてみれば78m切りのロスは6-9mの6枚なのに対して、56s切りのロスはドラ表示牌を含めたら7枚で、1枚差しかありません。
しかも5sのタテ引きを考慮すると、全体では78m切りより、6s切りの方が2枚受け入れが多いです。
最終形に関してもその2つを比較してそれほど差がありません。
待ちはドラまたぎの真ん中寄り4-7sより、9m残り2枚ですが端寄り6-9mの方がほんの少し良さそうなくらいじゃないでしょうか。

 

あとは、6s切りだと打点面でジュンチャンが付くのと、ドラタテ引きで即テンパイするのがメリットです。
6mツモだと三色のみでドラが出て行ってしまいますが。
78m切りだとドラのタテ引きが無駄になってしまうので、47s引きでの1ハンアップのみ。
打点面では6s切りが上回ります。

 

仕掛けの面では、6s切りだと9mチーでジュンチャン三色の3900愚形テンパイ、6mチーで三色のみ愚形、2pチーで安め三色のみ高めチュンチャン三色の3900準良形テンパイ。
ということで、特に9mと2pには魅力ありで、他はいまいちです。
78m切りの場合は2pチーでドラ三色良形の2000点、4-7sチーでドラ三色愚形の2000点。
ということで、愚形の捌ける2pチーはまずまずですが、打点面でどれもいまいちです。
6s切りの方が仕掛けのメリットが上回ると思います。

 

ここまで考えると78m切りよりは確実に6s切り。
デメリットはドラが浮いてしまってテンパイ時に高確率でドラが出て行くことくらいですが、テンパイしなければベタオリするだけなので、さほど問題ではないと思います。
むしろ2枚目のドラをツモったときは78m切りの方が処理に困ります。
6s切りならそのまま使い切ってテンパイですからね。

 

他の選択では1p3p切りは平和ドラ1止まりで仕掛けも利かないので、良形確定を考慮してもいまいちです。
9m切りでヘッドレスに受ける場合は三色と平和があるので、どれを引いても手役が残り、最悪単騎テンパイになってもダマで出和了りも利きます。
なので意外と頭探しに困らないのですが、打点面ではいまいち。
ということで場況を抜きにすれば6s切りを正解とします。

 

 

③ 東1局北家4巡目、ドラ八索ツモ八筒

 

三萬四萬七萬八萬二筒三筒四筒赤五筒七筒八筒九筒五索六索

 

これもまたヘッドレス何切るです。
ただ、今まで扱ってきたのはイーシャンテンの牌姿ばかりなので、今回はリャンシャンテンということで勝手が違います。
イーシャンテンと違い、リャンシャンテンからは慌ててヘッドを固定する必要はないというのが基本的なセオリーになります。
テンパイに近づくほど有効牌が減り、ヘッドがつくりにくくなるからです。
しかし、これは8pを切ってヘッドレスとしてはいけません。
何故かというと、それはまとめツイートの流れを見れば一目瞭然です。
ヘッドが出来る受けはたくさんあるので、これはたまたまかもしれませんが、2p切りとしておけば良かったですね。
ここからイッツーは見なくていいです。
タンヤオの方が6m引くだけで確定するので、狙うならそっちです。
ということで9p切りも有力な選択肢の1つになります。
6mだけでなく、4pや6pを引いて78m落としとしてもタンヤオが確定するので、打点の期待値が高くなります。
しかし平均的な期待値を見ると2p切りにはほんの少しだけ足りません。
受け入れの差が2p切りは44枚、9p切りは28枚ですから、さすがに差が大きいですね。
ただ打点的なメリットが大きく、全体的な期待値の差は微々たるものです。
赤ドラがなければ確実に9p切り有利です。
8p切りも悪くはないのですが、それ以上に両面ターツの揃っているこの牌姿ではノベタンの価値は低いので、単騎テンパイになるデメリットを考えると、イーシャンテンで8pヘッド固定手順が残るように、2p切りとしておくのがいいでしょう。

ヘッド固定するかどうかで何切る

「進化するデジタル」のこの問題がツイッターで話題になっているようです。
ヘッドレスに受けるかヘッド固定するか。
実はこの課題は最近よく考えるのですが、もろもろの複雑な条件が絡み合い、ちょっとした微妙な形の変化でヘッド固定が有利だったり、ヘッドレスが有利だったりしてコロコロ変わりやすいので、一度頭を整理して記事にまとめたいと思っていたところです。
ただ、本当に条件が複雑で多岐に渡るので、今回はほんの少しのさわりだけでしかありません。
手役が絡んだり、連続形複合形が絡むケースについてはまだですからね。
今回はとりあえず単純両面形のみのイーシャンテンの牌姿だけとなっています。
一人麻雀練習機によるシミュレート結果も参照しました。

① 東1局西家8巡目、ドラ西、ツモ九萬

七萬八萬九萬三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索五索六索

上の牌姿から9mをツモってきましたが、ヘッドレスとするかヘッド固定とするか、どうしますか?
これは7m切りとしてヘッド固定するのが正解です。
7mの方が安全度が高いなら8m切りでもいいですが。
9m切りとした場合、受け入れは8種28枚、うち良形が4種12枚
7m切りとした場合、受け入れは4種16枚、うち良形が4種16枚となります。
これは7m切りの方が良形になる枚数が多いですし、テンパイまでの距離は遠ざかるものの、和了りまでの距離は近づいています。
一人麻雀練習機でも14巡目まで7m切りが有利と出ました。
ただし、一人麻雀練習機はノーテン罰符を考慮していないので、実戦的には12巡目あたりから9m切りが有利になってくるのではないかと思われます。
テンパイを取るだけなら9m切りが大きく有利なので、終盤は和了りを捨ててケイテン狙いに切り替えます。

② 東1局西家8巡目、ドラ八筒、ツモ九萬

七萬八萬九萬三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索五索六索

ドラ1のケースです。
これならドラを重ねて平和ドラドラになったり、4-7sツモってドラ単騎も悪くない気がしますが、やはりこれも7m切りとしてヘッド固定するのが有利。
平和という手役が確定するのが大きいのでしょう。
リーチドラドラ単騎よりリーチ平和ドラ1の方がだいぶ期待値が高いようです。

③ 東1局西家8巡目、ドラ八萬、ツモ九萬

七萬八萬九萬三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索五索六索

ドラ1のケースですが、ドラが8mとなっています。
ここで9mのヘッドを固定してしまうとドラが出て行ってしまいますが、どうしましょうか?
これは6sを切るのが正解です。
9m切りとしてヘッドレスに受けるのではなく、両面ターツを1つ外します。
6s切りとした場合、受け入れは5種17枚、うち準良形含む良形が5種17枚となります。
両面よりは少し弱い亜両面ですが、17枚全て平和もつきますし、これでもまずまずの安定感はありますね。
ドラを切りたくないからと9m切りとしてヘッドレスに受けるのは間違いなので気をつけましょう。

④ 東1局西家8巡目、ドラ六萬、ツモ九萬

七萬八萬九萬三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索五索六索

また同じ牌姿のドラなしですが、ドラが6mとなっています。
①と何も変わらないようにも思えますが、これは6s切りが正解です。
両面ターツを1つ外します。
ドラの受け皿をしっかりつくるというのが麻雀における手づくりの基本になります。
7m切りとしてヘッド固定してしまうとドラをツモったときに浮いてしまいますし、9m切りとしてもドラの受けが残るのはイーシャンテンまでです。
テンパイしてリーチを打ったらドラはツモ切らなくちゃいけません。
6s切りとしておけば、6-9pツモのテンパイでもドラを逃さずキャッチすることができます。

⑤ 東1局西家8巡目、ドラ六萬、ツモ八萬

七萬八萬九萬三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索五索六索

ドラが6m、ツモが8mだった場合はどうでしょうか。
これは9m切りが正解です。
ヘッド固定手順ですが、うっかり7mを切ってしまわないように気をつけましょう。
ドラ受けがなくなってしまいます。
この7mはけっこう価値が高いので、安牌と入れ替えるよりもテンパイまで持つのがおすすめです。

⑥ 東1局西家8巡目、ドラ九萬、ツモ九萬

七萬八萬九萬三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索五索六索

ドラが9m、ツモ9mであった場合はどうでしょうか。
これは7m切りとしてヘッド固定するのが正解です。
6s切りとして3枚目のドラを捕まえにいくというのは少しやりすぎのようです。
ドラは2枚もあれば充分なので。

⑦ 東1局西家8巡目、ドラ西、ツモ八萬

七萬八萬九萬三筒四筒五筒七筒八筒九筒二索三索五索六索

少し形は変わって、二度受けの両面ターツを含むイーシャンテンだった場合はどうなるでしょうか。
これは7m切りとしてヘッド固定するのが僅かながら有利となっています。
8m切りとした場合、受け入れは7種24枚、うち良形が4種12枚。
7m切りとした場合、受け入れは3種12枚、うち良形が3種12枚。
ということで、どちらも良形の受け入れの差がないわけなんですが、ヘッド固定とした場合は4sツモで三面張のテンパイがあります。
その分を考えるとヘッド固定が僅かに有利です。
ただ、その差は僅かとなっているため、場況や点棒状況次第で使い分けるのがいいです。
例えば1sが河に3枚切られてるとかだったら8m切りでもいいでしょう。

⑧ 東1局西家8巡目、ドラ三索、ツモ八萬

七萬八萬九萬三筒四筒五筒七筒八筒九筒二索三索五索六索

ドラ1かつ二度受け両面のイーシャンテンというケースです。
これは8m切りとしてヘッドレスに受けます。
ドラをタテに引いたときの平和ドラドラテンパイが非常に大きいという評価のようです。

⑨ 東1局西家8巡目、ドラ西、ツモ九萬

七萬八萬九萬三筒四筒五筒七筒八筒九筒二索三索五索六索

同じ二度受け両面のイーシャンテンですが、亜両面受けができた場合です。
これは間違いやすいのですが、6s切りとします。
両面ターツを1つ外すのが正解です。
6s切りとした場合、受け入れは6種20枚、うち準良形を含む良形の受け入れは5種17枚で、ヘッド固定する場合に比べて三面張の受け入れはなくなるものの、2sツモ以外なら全て良形かつ平和がつきます。
ヘッドレスに受けた場合と比べても優秀なツモが多いですね。
9m切りや7m切りに比べて期待値の差はそれほど大きくはないんですが、平和と良形の受け入れ17枚は安定感があるので、6sを切っておけば大体どんな状況においても間違いがないです。

⑩ 東1局西家8巡目、ドラ四索、ツモ九萬

七萬八萬九萬三筒四筒五筒七筒八筒九筒二索三索五索六索

同じ二度受け両面のイーシャンテンで、二度受け部分がドラだった場合です。
これは7m切りとしてヘッド固定するのが正解です。
どこかの戦術本にも書いてあった気がしますが、二度受け両面の二度受け部分がドラの形というのは期待値としては非常に優秀で、二度受けでも通常の両面以上に強い形となります。
2回ドラをツモれば平和ドラドラになりますし、ドラじゃない方をツモってテンパイしてもドラ受けがまだ残るということで、ここは大事にすべきです。
9mや6s切りと比べても期待値の差がけっこう大きいので気をつけましょう。

⑪ 東1局西家8巡目、ドラ四索、ツモ一索

七萬八萬九萬三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索五索六索

⑩のケースと似た状況で、今度は二度受けの亜両面が出来ました。
これでもまだドラの二度受けを残すべきでしょうか?
これは、5巡目まで8p切り有利と出ています。
微妙なところですが、さすがにこのドラの二度受けを残すのは少しやりすぎの感があります。
実戦的に考えると6-9pの強い両面を外すのもどうかと思うので、基本的に序盤から3s切りでいいと思います。

⑫ 東1局西家8巡目、ドラ九萬、ツモ九萬

七萬八萬九萬三筒四筒五筒七筒八筒九筒二索三索五索六索

⑥と似たケースで二度受けの両面が残る形であった場合です。
これは7m8m切りより6s切りが僅かに勝ります。
どちらも期待値にあまり差がないため、場況や点棒状況による使い分けも有効かもしれません。

≪まとめ≫

単純両面形のみのイーシャンテンで取り上げてみました。
面子やターツどうしのくっつきがないので、ヘッドレスに受けてもヘッドがつくりにくく、多くの場合でヘッド固定が有利になってきます。
二度受けが絡む形でも同様です。
ただ、単純にヘッド固定か、ヘッドレスかの2択ではなくて、両面を嫌って亜両面受けを残すという第三の選択肢もあります。
これが意外と忘れられがちです。
いずれにしてもヘッドレスに受ける場面は少ないですね。
⑧のケースだけです。
ただ、やはりそれでもヘッドレスは不安定なので、9m3p5p9pなどをツモったら逃さず亜両面受けを残すようにしたいところです。
見た目は単純でもドラの種類1つ変わっただけで選択が変わるので、非常に難しいと思います。

10/5~10/19、何切るツイートまとめ

10/5から10/19までの何切るツイートまとめです。
今回は難問が多いです。
正直言って正解は分かりません。
だって天鳳位クラスでも意見が割れてるんだから、そんなの実際わかるわけがないんですよ。
なので、これは正解ではなくて一応の結論です。
ある程度自分の考えを整理しておくというか、どういう打牌候補があって、それぞれどんなメリット、デメリットがあるのかを把握しておくということですね。
それらを頭に入れた上で打牌を選べるなら、よくわからないままなんとなく切るよりはずっとましと言えるんじゃないでしょうか。

 

 

① 東3局南家5巡目、ドラ五萬、ツモ六筒

 

三萬四萬五萬六萬二筒三筒三筒五筒五筒二索三索四索六索

 

これはどんな場面においても、2pを切っておけば大きく外すことはなさそうです。
とはいえ、けっこう意見が割れた問題なので、他に有力な選択もありそうに思えます。
まず3mと6mに関しては誰も回答がなかったですし、ここの連続形に手をかける選択はないですね。
次に6sに関してですが、5s7sのくっつき以外にも1sツモでも456の三色が残り、4sツモでもタンヤオと456の三色、8sツモでもタンヤオは残ります。
愚形になる受け入れは多いですが、どの有効牌もそこそこ優秀です。
ただ、1sや8sツモが嬉しいかというとたしかに微妙かもしれないです。
萬子の連続形を壊して愚形に固定するほどか?というところですね。

 

三萬四萬五萬六萬三筒三筒五筒五筒六筒一索二索三索四索六索

 

この形からでもまだ萬子の連続形には手をかけづらいですね。
ただの連続形ならまだしもドラ受けがありますから。
一人麻雀練習機でシミュレートしたところ、ここからは1s切りの方が期待値優秀になるようです。
なので1sツモはそもそも有効牌とは言えませんね。

 

三萬四萬五萬六萬三筒三筒五筒五筒六筒二索三索四索六索八索

 

ここからも、5p切りがもっとも期待値優秀となり、8s切りも5p切りとさほど差がないということのようです。
8sもあまり有効な牌とは言えませんね。
ここから5pを切った形も、余剰牌を浮かせる不安定な形なのでよくないですし、1手先もまた余剰牌が出来てしまうのでたしかにじゃまくさいです。
3mを切った場合もポンテンの愚形2000ではテンパイを取る価値がないですし、
面前でテンパイしたとしてもあれほどの手が愚形のタンヤオドラ1ではあまりに寂しすぎますしね。

 

なので6s切りは有力な選択肢の1つです。
6s切っておけばほとんど良形テンパイになるし、浮かせ打ちしたりする必要がなく、手の形的にもすっきりしやすいと思います。
ただ2p切りに比べて優秀なのかというとよくわからないですね。
萬子が伸びてもどの道2pを切るし1pをツモったときの形も微妙で、あまりメリットが見えません。
後々に1-4pか4-7pかで選べる選択を保留できるというくらいでしょうか?
場況次第では萬子が伸びた場合に6pを切ることもあるかもしれません。
しかし、今回はソーズの場況が良さそうに見えるので、ここは残したいと思いますね。

 

6p切りは待ちとして強い1-4pを残す実戦的な選択です。
234の目も残っているので打点期待値もそれほど下がるわけではありません。

 

3p切りは待ちとして強い1-4pを両面固定する選択で、和了り効率ならもっとも良さそうです。
先切りのまたぎ待ちならより和了りやすくもなりますし。
ただタンヤオや456の三色になりにくいので、打点期待値は下がります。

 

5p切りは3p切りと意図は似ていますが、タンヤオになりやすいので打点期待値は少し上がりそうです。
強い1-4p待ち受けを残すこともでき、先切りのまたぎで4-7pが出やすくもなり、3m6m6sをツモったときの形もよく、456の三色も残ると、いろいろとバランスが取れています。

 

どれも捨て難いのですが、打点期待値がもっとも高いのは2p切りです。

 

一見すると2p切りが正解のようですが、実は5p切りじゃないでしょうか?
5p切りの回答はしゅかつさんの1人だけだったんですが。
ポイントはトイツがもう1個出来たときの形です。

 

三萬四萬五萬六萬六萬三筒三筒五筒五筒六筒二索三索四索

 

三萬四萬五萬六萬六萬二筒三筒三筒五筒六筒二索三索四索

 

上の牌姿より下の牌姿の方が明らかに良いですね。

 

三萬四萬五萬五萬六萬三筒三筒五筒五筒六筒二索三索四索

 

三萬四萬五萬五萬六萬二筒三筒三筒五筒六筒二索三索四索

 

萬子が横に伸びたときは5p切りの方が余剰牌が出来ていまいちです。
ただ、それでも下の牌姿は必ず良形テンパイするので悪くはないです。
トータル的には5p切りの方が良形テンパイになりやすくて、完全イーシャンテンを逃しはしますが、マイナスの少ない選択になります。

先切り効果も考慮すると5p切り
点棒状況次第では和了り効率の高い3p切りの選択もありそうです。

 

 

② 東1局東家5巡目、ドラ三索ツモ五索

 

赤五萬六萬六萬七萬一筒二筒三筒五筒六筒六筒五索五索七索

 

これは現麻本の68~71ページに詳しく書いてあるやつらしいです。
そのページの内容をまとめると、基本的には4連続形>中ぶくれ>亜両面>両面トイツ形>暗刻くっつき≒孤立3~7となります。
しかしもろもろの条件でひっくり返るので、今回は6m切りとするのが正解です。
このへんの基準ははっきりしてないんですが、打点の期待値と良形テンパイ枚数が一応の判断基準です。
5pや7sを切ってしまうと三色が消えてしまいますし、6mを切るとイーペーコーはなくなりますが、平和と三色が残るので6m切り以外にないですね。
受け入れも良形テンパイ枚数も5pや7sと差がないので。
三色がつかない場合に関しても6m切りが有利です。
6mを残してもイーペーコーは確定しませんが、7s残しなら6sツモで確実に平和がつくので。
イーペーコーの1ハンと平和の1ハンでは価値が違うんですが、ダマにしたいときもあるので、手役が付きやすい方が柔軟に対応できます。

 

 

③ 東1局東家3巡目、ドラ西、ツモ六筒

七萬七萬一筒一筒四筒五筒六筒八筒四索五索東北北

 

まず、1pと北を鳴くかどうかで判断が分かれそうです。
僕は即鳴いてしまうし、すぐ出るだろうと思うので東は切りません。
1pか北がすぐ鳴けそうだとするとチートイツにはあまりならないので、7mを切りそうです。
1pか北を鳴くまえに3-6sをツモったりすると面前手に移行することになりそうなんですが、チートイツはイーシャンテンになっても安い遅い愚形でいまいちなので、チートイツにする手順は自分の中ではほとんどないし、要らないかなぁと思います。
面前手になりそうなときに備えて、7mを1枚浮かせておくかんじでしょうか。

 

ただ1pや北を鳴かない派もけっこう居るみたいです。
その場合はチートイツも必要になってきます。
僕も親番でなければ鳴かないですし、4sを切ります。
この場合は、安いノミ手の面前手は要らないので、チートイツかホンイツの両天秤になってきます。

 

そんなかんじで、即ホンイツで仕掛けるならチートイツは要らないし、仕掛けないならチートイ目を残すかんじになると思います。
いずれにしても東は切らない方がいいでしょうかね。
いずれの場合でもホンイツ目は残るし、東を切ってしまうとダブ東ホンイツの満貫手順が消えてしまうので、手の価値が落ちてしまいます。

 

僕はやっぱり1pや北を鳴きたいので7mを切ります
鳴かないとメンホンチートイになってると言われても、鳴いてダブ東やドラの西を絞ってもらえたらありがたいので。

8/21~9/17、何切るツイートまとめ

ツイッターで流れてきた何切る問題を解いていきます。
だいぶ前の問題もありますが、久しぶりに見たら解き方を忘れてました。
やはり何度か見直さないと頭に入らないです。
放っておくとツイートが埋もれてしまうので、こうやって記事として残しておくことは大事ですね。
ペースとしては1ヶ月に3問くらい見つかればいい方かなと思います。
年間通せば30問くらいにはなりますね。
それだけの数を解いていけば、それなりの思考力が身についてくるんじゃないでしょうか。

 

 

① 東1局東家7巡目、ドラ六萬ツモ二萬

 

三萬四萬四萬五萬六萬七萬八萬九萬五筒六筒四索五索六索

 

これは既にテンパイしていますが、タンヤオイッツー三色の見える手を捨てて単騎テンパイはさすがにないでしょう。
とすると4mか9m切りの2択です。
まず5p6pをツモった場合の展開を考えてみると、4m切りなら1-4-7mのフリテン三面張で、1mツモのみイッツーの和了り。
9m切りなら3-6-9mのフリテン三面張で、3mツモでタンヤオ、6mツモでタンヤオドラ。
ということで9m切りの方が1ハン分得します。
正確に言うと、3-6-9mのフリテン三面張は平均するとプラス1ハン。
1-4-7mのフリテン三面張は平均するとプラス0.8ハンくらいです。
1mが全部生きてるので、意外と差はないですが。

 

次に4pをツモった場合で比較すると、9m切りなら8mを切って1-4-7mに受けるのがもっとも期待値が高いので、1mで和了れば平和、4mでタンヤオ平和、7mでタンヤオ三色がつきます。
4mを切っていた場合、2mを切って3-6-9mに受けるのがもっとも期待値が高いので、3mで和了れば三色、6mはドラがつき、9mは何もなしとなります。
平均すると9m切りの1-4-7m待ちの方が打点が上がりやすく、期待値が高いということです。

 

これらのツモの順番が逆になり、萬子から埋まってピンズ待ちになったとしても同じことで、手役の付きやすさで9m切りが勝ります。

 

 

② 東1局西家2巡目、ドラ二萬ツモ七筒

 

二萬二萬三萬七萬八萬二筒三筒赤五筒九筒一索一索七索八索

 

これは打牌候補の多い難問です。
選択肢としては2m、3m、2p、5p、9p、1sあたりになってくるでしょうか。
一応、赤はないものとして一人麻雀練習機にかけてみたのですが、3mが期待値最大となりました。
次いで5p、9p、1sとなります。
ツイートを見ると1s派が多いんですが、1sの期待値はいまいちなんですね。

 

個人的には9p切りがもっともしっくりきます。
1s切りは5ブロック固定手順で、一見良さそうに見えますが、リャンカンを面子候補として固定することになり、これが最後まで残るとテンパイは愚形になってしまいます。
それに対して9p切りなら瞬間6ブロックですが、ヘッドも良形ターツも揃っていて、テンパイは必ず良形になるという強みがあります。
完全イーシャンテンにもなりやすいです。
9p切りと赤5p切りの比較ですが、赤5p切りだと三色にするには9m、8p、9sの三種が必須ですが、9p切りとして赤を使い切るなら4p、5p、6pのどれかを引くだけでいいです。
また、9p切りでも純チャンの可能性はまだ残ります。

 

とはいえ3m切りの魅力も捨てがたいです。
1mが2枚飛んでいるのでこの周辺は厳しいですし、ドラをトイツに固定すればドラが出て行くこともなく、その分打点も上がりやすいはずです。
3mを切ってもどうせ次には1s切るのだから先に切っておけという考え方もあるのでしょうが、先に1m4mを引くとヘッドがなくなり不安定な形となりますし、ドラも1枚出て行ってしまいます。

 

期待値上位2つの3m切りか9p切りのどちらかが正着だと思います。
この先チャンタや三色で仕掛ける可能性もなくはないことから、仕掛けの差で9p切り有利となりそうですが、1mが2枚飛んでいることを考えると正解は3m切りだと思います。

 

 

③ 南4局オーラス南家2巡目、ドラ三索ツモ四筒

 

一萬二萬三萬三萬八萬八萬四筒五筒七筒七筒四索四索赤五索

 

この問題のポイントはオーラスでのこの点棒状況です。
東1局なら個人的には1m切り1択でして、何も迷うことがありません。
ちなみにクイタンを見ているわけではなくて、ほぼタンヤオチートイ一直線です。
この手はタンヤオチートイにするのがもっとも打点期待値が高いので。
しかしオーラスのこの点棒状況なら打点の期待値ではなく、和了率を最大にとらなくてはなりません。
ということで和了率を最大にとるなら3m切りです。
チートイツはテンパイしやすいですが、愚形3枚待ちなので和了率が低いです。
テンパイまでは遠回りになりますが、和了りだけを追うなら3m切りの方がいいのです。
問題はこの点棒状況でリーチが打ちにくいことなんですが、最悪役なしでダマテンにするかピンズで3445みたいな形になったらテンパイを外すかします。
4mさえ引ければタンヤオになるので、意外と役ありにはなりそうな気がします。
1m切りとしてクイタンした方が速いのではないかという気もしますが、この点棒状況では手牌をあまり短くしない方が良いでしょう。
5p切りとしてチートイツと面子手の天秤にかけるのも柔軟ですが、面子手の受け入れを減らすことになるので、やはり和了率は下がってしまいます。
この巡目だとチートイツは捨ててしまった方が和了率は高いんですね。
早い巡目なら愚形テンパイを外すのと同じで、愚形になるイーシャンテンも外していいんです。

 

ちなみに僕以外に誰も3m切り派はいないようですが(笑)。

リャンカンイーペーコー何切る問題集

イーペーコーリーチ判断まとめ
http://renrakujan.cocolog-nifty.com/blog/2016/08/post-7268.html

前回の記事で検証した結果、カンチャンイーペーコーのテンパイは思いのほか弱いことが分かりました。
1ハンしかない上に3枚待ちの劣化カンチャンになってしまうので、和了率も低いです。
ということはイーペーコーという手役を捨てることも考える必要があります。
手役を捨てて良形に受けるのは一般的だと思いますが、下位のカンチャンから上位のカンチャンへ受けるというのは実戦ではよくあるものの、いまいち基準がはっきりしてないところがあります。
そこで今回はリャンカン形だけですが、微妙な牌姿を集めてみました。
今回も一人麻雀練習機によるシミュレート結果を参考にしています。
ただ、捨て牌や待ちの強さはシミュレートできないので、これをどう考えるか非常に難しいところではありました。

① 東1局西家2巡目、ドラ西

九萬九萬三筒四筒五筒七筒八筒九筒一索三索三索四索五索五索

上の牌姿から何を切ってリーチ判断をどうしますか?
正解は1s切りリーチです。
カン2sとカン4sでは待ちの強さに違いがあるとはいえ、リーチのみとリーチイーペーコーでは打点の期待値が大きく違います。
実は一人麻雀練習機では5巡目まで1s切りダマが有利と出るのですが、期待値にそれほど差がないため序盤から終盤までリーチを正解とします。
1sを切ってしまうと2sツモでフリテンになってしまうので、あまり手変わりを待つ必要性を感じないです。

② 東1局西家4巡目、ドラ西

九萬九萬三筒四筒五筒七筒八筒九筒一索三索三索四索赤五索五索

続いてはドラ1のケースです。
これは1s切りダマを正解とします。
これは10巡目までダマ有利と出るので、さすがに序盤はダマった方がよさそうです。
実戦ではダマにして数巡様子見しながら、手変わりしなければそのままモギリーや空切りリーチということになってくるでしょうか。
個人的感覚では10巡目まではとても待てないので、ダマは6巡目くらいまでが限界です。
10巡目といっても、手変わりの牌が全部生きてるのが前提での話なので、実際には6巡目くらいがちょうどいいんじゃないかと思われます。
5s切りリーチは1s切りダマと打点が変わらないので意味がないです。
1s切りダマの方が変化に期待できる分有利となります。

③ 東1局西家4巡目、ドラ西

九萬九萬三筒四筒赤五筒七筒八筒九筒一索一索二索三索三索五索

端寄りカンチャン待ちのケースです。
これは素直に序盤から終盤まで5s切りリーチとして良いです。
期待値的にもはっきり5s切りリーチが有利と出ています。

④ 東1局西家4巡目、ドラ西

九萬九萬三筒四筒赤五筒七筒八筒九筒一索三索三索四索赤五索五索

続いてドラドラのケースです。
これは1s切りダマが有利と出ていますが、大きな差ではなく、ひっかけや待ちの強さを考慮すると序盤から中盤まで5s切りリーチを正解とします。
ただ、追っかけリーチを警戒して終盤以降は1s切りダマとするのが無難です。
1s切りリーチと5s切りリーチの比較では、打点が安くなっても5s切りリーチの方が明確に期待値が上と出ています。
待ち牌の枚数の差が大きいため、ドラドラ以上なら1ハン捨てても有利になってくるようです。

⑤ 東1局西家8巡目、ドラ九萬

九萬九萬三筒四筒五筒七筒八筒九筒一索三索三索四索五索五索

ドラドラのケースですが、形は同じでドラの配置だけを変えてみました。
一見④と大して差がないように見えるんですが、これは1s切りダマの期待値が無視できないレベルに大きく上昇しています。

ドラの受け入れがあることが原因のようです。
2s、3s、5sツモでもドラ受けの待ちになるリーチが打てるので、とりダマによる打点の期待値が大きく上がります。
赤ツモの手変わりもあるので中盤以降は1s切りダマとします。
しかしモロヒの強さを考慮して序盤は5s切りリーチとしたいです。
序盤なら安牌も少ないため、モロヒなら和了り牌が出やすくなると思われるためです。

⑥ 東1局西家4巡目、ドラ八筒

九萬九萬三筒四筒赤五筒七筒八筒九筒一索一索二索三索三索五索

端寄りカンチャン待ちのケースです。
これは5s切りダマが優秀と出るんですが、序盤なら5s切りリーチとしたいです。
④や⑤と違って役もあって打点充分なのですが、モロヒの強さを考慮するとリーチした方がほんの少し和了りやすそうに感じます。
枚数的に1s切りリーチという選択もあるんですが、待ちの強さを考慮すると4枚待ちのカン4sより、3枚待ちのカン2sの方が優秀だと思います。
シミュレーター的には同じ3枚待ちならカン2sもカン4sも期待値は同じになるんですけどね。
中盤以降は5s切りダマとします。

⑦ 東1局西家8巡目、ドラ八筒

九萬九萬三筒四筒赤五筒七筒八筒九筒一索三索三索四索赤五索五索

続いてドラ3のケースです。
やはりこれも1s切りダマがもっとも期待値が高く出ています。

ハネツモ期待でリーチとしてはいけないみたいですね。
5s切りリーチはそれよりもだいぶ劣ります。
ただここで問題になってくるのは赤5s切りリーチとしたときの期待値がどうなのかということです。
これはシミュレーターではまったく計測不能です。
なので個人的感覚から判断することになりますが、ここは序盤から中盤まで赤5s切りリーチとしていいんじゃないかと思います。
ダマからの手変わりも、赤ひっかけの2s待ちと比べて、そこまで待ちの強さが変わるとは思えないので、ここは手変わりを待たずリーチでいいです。
赤5s切りリーチでも1s切りダマでもツモれば同じ満貫なので、それならさっさとリーチして他家の足が止まる方がいいんじゃないでしょうか。

⑧ 東1局西家4巡目、ドラ九萬

九萬九萬三筒四筒赤五筒七筒八筒九筒一索三索三索四索赤五索五索

続いてドラ4のケースです。
これも1s切りダマが期待値最大。
赤5s切りリーチに関しては個人的感覚から判断すると、それほど良くありません。
ツモって満貫止まりですから、1s切りダマからツモって跳満になることを考えればそれより優秀だとは思えないですね。
ただ今回は5s切りリーチとしたときでもツモって跳満はあります。
期待値的には1s切りダマですが、序盤のモロヒの和了りやすさを考えると5s切りリーチとしたいです。
中盤以降は1s切りダマとします。

≪まとめ≫

手変わりが期待できる分、役なしの4枚待ちカンチャンリーチより、役ありの3枚待ちカンチャンでダマにする方が多くの場合で有利になってくることが分かりました。
目先の枚数より将来的な枚数を取った方が良くなるってことですね。
これは意外な結果です。
しかし、役なしモロヒリーチとイーペーコーダマの比較は微妙であり、個人的感覚でモロヒ有利としたところもありますが、ほんの少しの場況の変化でコロっと判断が変わりやすいので、そこは臨機応変に考えてください。
ただ、イーペーコーに受けてリーチを打つ場面というのは少ないことがはっきりと分かりました。

ヘッドレスイーシャンテン何切る問題集

ヘッドレスイーシャンテンから何を切るかというテーマで、特に間違いやすいと思われる問題をいくつも考えてみました。
独自に思いついたものなので、ウザク本に似たようなのは載ってないです。
今回は一人麻雀練習機によるシミュレーション結果も参考にしています。
ただ赤入りの手はシミュレーションできないので、似たような牌姿をつくってシミュレーションしたりして工夫をしてます。
一人麻雀練習機は鳴きや捨て牌を考慮するのが苦手なので、今回はそういった要素が関係ない分、より精度の高い回答になったんじゃないかと思われます。

① 東1局西家8巡目、ドラ南

七萬八萬九萬三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索五索六索南

上の牌姿から何を切りますか?
正解は6s切り
字牌のドラを切ってしまう方が和了りやすいですが、ドラを切ってしまうと手牌の価値が大きく下がってしまいます。
あまりに手なりすぎる手順は見直した方がいいです。
南を温存してどちらかのターツを払っていくのですが、待ちの強さでピンズの78pの方を残します。
赤5sのツモがあるので、ソーズのターツは6sから切っていきます。

② 東1局西家6巡目、ドラ南

七萬八萬九萬三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索赤五索六索南

赤が入るとどうなるでしょうか?
これはかなり微妙ですが8p切りを正解とします。
最高形であるリーチツモ平和ドラ3の跳満を狙います。
6pをツモったときの連続形は捨てがたいので、ピンズのターツは8pから切ります。
ただ、8巡目以降は南切りの方がいいです。
期待値が逆転するのがちょうどそのあたりになっています。
巡目に余裕があるうちは最高形の跳満を狙ってみましょう。

③ 東1局西家2巡目、ドラ白

七萬八萬九萬三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索赤五索六索白

孤立ドラがオタ風ではなく役牌のケースです。
これは白切りが正解です。
②と違うのは白が重なっても平和が付かないので、跳満には少し遠いという点です。
そのため、はっきりと白切りが有利となっています。
極端に巡目を浅く設定しましたが、それでもドラ切りの方がいいということですね。
 

④ 東1局西家2巡目、ドラ南

七萬八萬九萬三筒四筒赤五筒七筒八筒一索二索三索赤五索六索南

赤々のケースです。
これは普通にドラの南切りで目いっぱいにかまえます。
789m123s5pツモで面子からヘッドをつくり、なるべく平和になるようにしていけばツモ裏で跳満も見えますし、充分です。

⑤ 東1局西家8巡目、ドラ南

七萬八萬九萬三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索赤五索七索南

赤ドラカンチャン含みのケースです。
これは7s切りが正解です。
カン6sのドラ1よりドラ単騎のドラドラの方がいいですし、赤5sはタテの受けもまだ残っています。
78p切りでドラを全部使い切ろうとしても平和が付かないので、それはちょっとやりすぎです。

⑥ 東1局西家8巡目、ドラ南

七萬八萬九萬三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索四索五索南

連続形を含むヘッドレスイーシャンテンの場合です。
これは1s切りが正解です。
南切りの方が広いですが、リーチのみや平和のみになる受け入れを増やしてもあまり意味がないということですね。
ソーズの連続形を崩してノベタンにします。
赤受けがある分、5s切りより1s切りが有利です。
6-9pが入ったらどうせ南単騎で曲げるので、待ちとして強い方の1-4s受けを残しても意味がありません。

⑦ 東1局西家2巡目、ドラ南

七萬八萬九萬三筒四筒赤五筒七筒八筒一索二索三索四索五索南

連続形かつ赤含みのケースです。
これはかなり微妙ですが、南切りを正解とします。
ドラ1あれば受け入れを広くとった方がいいということです。
ただ1s切りとの差はごくわずかなものです。
中盤以降ははっきりと南切りが有利になります。

⑧ 東1局西家4巡目、ドラ南

七萬八萬九萬三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索四索赤五索南

連続形かつ赤含みのケースその2です。
これもかなり微妙ですが、1s切りを正解とします。
南切りとすると4sツモで赤5sが出て行ってしまうので、その分を考えるとわずかに1s切りが有利だと判断しました。
1s切りとすれば赤が出て行くこともありません。
正確な巡目は把握できませんが、中盤以降は南切りが有利になってくると思われます。

⑨ 東1局西家2巡目、ドラ白

七萬八萬九萬三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索四索赤五索白

孤立の字牌ドラがオタ風ではなく役牌のケースです。
これは白切りが正解です。
役牌だと重なっても平和がつかないので、その分はっきりとドラ切りが有利になってきます。
4sツモで赤が出て行くことを考慮しても白切りが勝ります。

⑩ 東1局西家6巡目、ドラ南

七萬八萬九萬五筒六筒七筒八筒九筒一索二索三索四索五索南

連続形が2つというケースです。
これは9pか1s切り
どちらを選ぶかは場況次第です。
これでもまだドラは切れません。
ただ7巡目で南切り有利と評価は逆転します。

⑪ 東1局西家8巡目、ドラ南

七萬八萬九萬三筒四筒五筒七筒八筒二索三索四索五索六索南

三面受けを含むケースです。
これも受け入れより打点を優先しますが、切るのは8pです。
三面受けをほぐしてノベタンにするのはだめです。
6pツモの連続形変化があるので、7pじゃなくて8pを切ります。
これは11巡目から南切り有利になるようです。

⑫ 東1局西家4巡目、ドラ南

七萬八萬九萬三筒四筒五筒六筒七筒二索三索四索五索六索南

ダブル三面受けターツという手牌構成です。
これはかなり微妙ですが6s切りが正解です。
三面受けを崩すのがもったいないですが、これでもドラ受けを残すのが有利ということですね。
赤受けを考えるとピンズには手をかけず、ソーズの6sを切って2345のノベタンにするのがベストです。
なにげに1s受けを拒否することでタンヤオにもなりやすくなっています。
ただ、これは5巡目以降南切り有利となっています。
なのでほんのわずかの差ですが、最序盤あたりなら大きく狙ってみてもいいんじゃないかと思います。

⑬ 東1局西家2巡目、ドラ南

七萬八萬九萬三筒四筒五筒七筒八筒四索五索五索六索六索南

複合形を含むケースです。
これはごくごくわずかの差で5s切りが有利となっています。
1巡目に限り8p切り有利となるだけです。
イーペーコーとドラツモ、両方に対応するのはちょっと無理がありますね。
イーペーコーは見切り、5s切りとしてドラ受けとソーズの亜両面受けを残すのがもっともバランスが取れています。
11巡目以降は南切りが有利となっています。

何切るツイートまとめ始めました

ウザク本の登場により1つの流れが生まれつつあります。
福地さんいわく何切るを300問収録した本はこれまでになかったとのことですし、解説もそこそこにこれだけ大量の問題が収録された本が世に出ることは実に画期的な出来事です。
これからは何切るにもいろんなアプローチがあっていいということですね。

 

G・ウザク本を読みました
http://renrakujan.cocolog-nifty.com/blog/2016/08/g-d8a7.html

 

何切るについての僕の見解は前回の記事でも述べたとおりです。
従来の何切るは単発形式が主流でしたし、プロの回答者を複数用意したりして、
1問に対して執拗に過剰に考察を入れるというものが多かったと思います。
僕はこういった画一的な何切る界の現状にずっと不満を持っていました。
まず、回答者はそう何人も必要ないと思います。
そもそもプロの回答者は主観的独善的視点でものを言う人があまりに多すぎますし、そんな一方的な主張を数多く見せられてもうんざりするだけだからです。
複数の回答者が同じ主張を複数回繰り返しても字数の無駄で、読む時間の無駄じゃないかと思いますし、回答者によって主張が食い違えば単に読者の混乱を生むだけで問題の核心からは遠ざかってしまいます。
これならウザクさんやネマタさんのような客観的根拠に基づく解説が出来る回答者一人に絞り、理由はこうだとずばっと言ってくれる方がまだいいです。

 

その点ではツイッターというのはとても優れたツールで、主観的主張も互いの議論によってぶつけ合わせることができます。
相互のやりとりによって問題の核心に迫ることができるし、たとえ議論が平行線に終わったとしてもその方が見ていてすっきりするのですよね。
その気になれば自分も議論に参加できますし、ここはどうなの?っていうところも突っ込みを入れられます。
これは紙媒体のような一方通行的なメディアにはない、双方向的アプローチです。

 

ただ残念なのは従来の単発形式から抜け出せないことと、後になって振り返るすべがないことです。
そのため、一時的には盛り上がってもいずれ忘れ去られてしまいます。
誰かまとめサイトのようなものに問題集みたいに集めて置いておいてくれないかなと思ってるんですが、意外と誰もやらないみたいなので、いっそのこと自分でやろうかなと思います。

 

趣旨としては僕がツイッター上で話題になっている何切る画像ツイートを拾ってきてTogetter上で回答ツイートをまとめます。
それをさらにブログで複数まとめてアップして、ツイートの流れを考慮しながらなるべく総合的客観的な判断に基づいた回答を導き出します。

分かりやすいように右上の方に何切るカテゴリもつくりました。
そこから過去の何切るツイートまとめ記事を辿ることができます。

 

今回はとりあえず3問だけです。

 

 

二萬三萬三萬四萬五萬六萬二筒三筒七筒二索三索四索赤五索 ツモ五筒

 

東1局東家4巡目、ドラ六筒

 

これは一見5p切りが良さそうに見えますが、234の三色にはほとんどならないんですね。
赤5sがあるので、5sを引かないとだめです。
4pツモって4mツモって赤5s切りとすれば三色になりますが、平和も付かないので1ハンしか得しません。
シャンテンを崩すほどのメリットはないと感じました。
とすると2mか2sかで迷いますが、筒子をタテに引いたとき萬子の三面張が残るので、2s切りが良さそうです。

 

 

七萬九萬二筒三筒四筒五筒七筒七筒八筒六索六索七索八索 ツモ八萬

 

南1局東家3巡目、ドラ北

 

これはタケオしゃんの言うとおり、イッツーにするには無理があります。
7pを切りたくなりますが、2pを切って7sツモによるイーペーコー変化も逃さないようにするのが良さそうです。

 

 

赤五萬六萬七萬六筒七筒八筒八筒二索三索四索赤五索七索八索 ツモ八萬

 

東1局東家3巡目、ドラ四索

 

これも赤5mがあるため678の三色狙いは無理があります。
5mをツモれば狙えるのですが、2s切りとするとドラ受けをなくすのでよくありません。
そうすると8m切りか8p切りかで迷いますが、58pのチーテンが取れるかどうかの差で8m切り優位と、ツイートの流れからも一応結論が出ました。

複合形何切るその2

a. 一筒一筒二筒三筒四筒四筒五筒一索二索三索七索八索發發 4巡目、ドラ二索

上の牌姿から何を切りますか?
平和目指して發切りという人も居るかもしれませんね。
そうでなければ手広く1pか4pのどちらか。
まぁ、どっちを
切っても大して変わらないだろうと思われるかもしれません。
仮に6巡目に
ソーズを引いてテンパイしたとして、切った牌とリーチ宣言牌によってその後の展開がどう変わるのかを比べてみましょう。

① 發切り、宣言牌發でリーチ(3-6pリャンメン待ち)

九萬白西發中横發

一見、何の変哲もないようですが、自分で一度切っている發をもう一度手出ししてリーチというのは妙でして、役牌のトイツ落としか?と思われてしまいます。
役牌のシャンポン待ち以上に良い待ちとなると限られてくるので、愚形はほとんど通ると読まれてしまうでしょう。
そうなると字牌やスジは全部通されて、押し返されやすくなります。
ちなみにコバゴー本によると、役牌トイツ落としリーチは19牌も通るらしいです。
そうなるとヤオチュー牌は全部通されますね。
一見ヤオチュー牌ばかり切られていて強そうな河に見えるんですが、実は上級者から見るとそうでもなく、むしろ弱い河です。

② 1p切り、宣言牌4pでリーチ(3-6pリャンメン待ち)の場合

九萬白西一筒中横四筒

これはソバテン待ちになっちゃうんですよね。
まぁ、これは3-6p本命というほどではないですが、宣言牌のまたぎなので気持ち悪いのはたしかです。
普通に危険であり、出にくい待ちです。

③ 1p切り、宣言牌1pでリーチ(3-6pリャンメン待ち)の場合

九萬白西一筒中横一筒

今度はトイツ落としを見せてしまうので、1pそばの3pが警戒されてしまいます。
1pを切ってから間を置いて1pを手出ししたとなると、1133から1を切った形が予想されるので、3pのシャンポン待ちが警戒されて出にくくなるんですね。

④ 1p切り、宣言牌5pでリーチ(4pと發のシャンポン待ち)の場合

九萬白西一筒中横五筒

これも4pが特に出やすい待ちとは言えないですね。
真ん中の牌ですし、ソバテンですし、スジも通ってないですしね。

⑤ 4p切り、宣言牌5pでリーチ(1pと發のシャンポン待ち)の場合

九萬白西四筒中横五筒

一気に河が強くなりました!
この河はなんでしょうか。
どう見ても3-6p待ちに見えますが、こんな河で1pが当たるとは誰も思わないでしょう。
リャンメンターツ落としを見せることで發に対する警戒が薄くなるのもポイントです。

⑥ 4p切り、宣言牌2pでリーチ(1pと發のシャンポン待ち)の場合

九萬白西四筒中横二筒

⑤の宣言牌を2pに変えるだけで一気に河が弱くなりました。
4p→字牌→2pの切り順ということは、明らかに1pトイツのフォローとして2pを残したことがバレバレですね。
間違っても2pを切ってリーチしてはいけません。

⑦ 4p切り、宣言牌1pでリーチ(3-6pリャンメン待ち)の場合

九萬白西四筒中横一筒

3-6pは先切りのまたぎで悪くないですが、最終手出しの1pが妙に思えるので、112から1を切ってペン3p待ちが疑われそうな気がします。
リャンメン待ちの場合は4p切りも1p切りも大差ないでしょう。
ただ、⑤のリーチの河が強すぎるので、aの牌姿からは4pを切って、1pと發のシャンポンリーチを目指した方が良いです。
一見差がないように見えますが、1p切りと4p切りではその後の捨て牌の印象が大きく違ってきます。

複合形何切る

a. 三萬三萬二筒二筒三筒三筒三筒四筒五筒一索二索三索七索八索 4巡目、ドラ二索

上の牌姿から何を切りますか?

_1

これを見ると2p切りが一番受け入れが広いようです。
次いで5p。
3pはそれよりも1枚少なくなります。

手広く2p切りか、イーペーコーを見て5p切りかといったところですが、
正解は3pです。
ポイントは切った牌によって捨て牌の印象が変わるところにあります。

九萬白西二筒中横三筒

2pを切ったときの捨て牌はこんなかんじ。
6巡目にソーズを引いてテンパイして3p切りでリーチです。
これだと明らかに1-4p待ちが本命に見えてしまいますね。

九萬白西五筒中横三筒

5pを切ったときの捨て牌はこんなかんじ。
これも明らかに1-4p待ち本命です。

九萬白西三筒中横五筒

3pを切ったときの捨て牌はこんなかんじ。
なんと、4-7pが本命になりました!
これだと4pは出なくなりますが、1pは出やすくなります。
特に「宣言牌の裏スジは安全」というセオリーもどきが広まっているとすればなおさらです。
そうでなくとも、「先切りのまたぎは安全」と読むのが普通なので、1pが出やすいのは間違いないでしょう。
セオリーやセオリーもどきがあるならそれを逆手に取って利用するのです。
これは多少の手広さを犠牲にしても充分にお釣りがきます。

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