ハイテイツモ消しの鳴き

ハイテイずらしの鳴きはさほど難しいことではないと思います。
目的は他家のハイテイの1ハンを消して失点を減らすことです。
正しくハイテイを数えられていればまず問題はないです。

ハイテイの数え方は以前記事にも書いたので参考にしてください。

四麻のハイテイの数え方
http://renrakujan.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/post-febc.html

今回はハイテイの1ハンと同時に他家のツモを1つ消す鳴きについて書きます。
これは単にハイテイずらす鳴きと違い、格段に高度な判断力や状況把握能力が試されます。
ねっとりじっくりと検証していきましょう。


_1

3位で迎えたオーラス2本場です。
ラス目からリーチがかかり、自分はひとまず現物の6pを切り、トップ目の下家も現物の5pを切ってきます。
これは鳴くのもありかな、どうかなというところだと思います。
和了りに向かう鳴きではありません。
むしろ鳴くと和了りから遠くなるのですが、鳴くとリーチ者の一発が消せる、流局まで持ち込めばリーチ者のハイテイと同時にツモが1つ消せるので3つのメリットがありますね。
ただし、ラス目と自分の点差が8300点差であり、供託を加算すればぴったりちょうど平和ドラ1ツモでまくられるんですね。
場を見るとドラも赤5pの1枚しか見えておらず、さすがに平和ドラ1かリーチドラドラか、どちらかは条件を満たしてることの方が多いでしょう。
ということはハイテイも一発も消す価値はあまりないですね。
これがもし字牌がドラだったり、100点だけ自分の方が点数持ってたりすると一発やハイテイを消す価値も上がるので鳴いてもいいかなと思います。

自分の手は和了りに向かえる手ではなく、まだ巡目が浅いですが、このまま流局に持ち込むのが現実的なラス回避策だと思います。
巧くいけばチートイツでテンパれるかもですが、どうせすぐオリることになるので、あまり期待はできないですね。
これがもし東が役牌だったりすると話が全然違うんですけどね・・・。

和了りは捨ててもいい。
ただ、まだチャンスはあります。
この席の並びだと東家、北家、どちらからポンしても南家のツモを1つ減らすことができます。
5pは枯れましたがトイツが3つ残ってるので、もう一度鳴けるチャンスがあるでしょう。
ということで、ここはスルーです。


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ここで問題視すべき事案が発生。
トイツをほぐすのは良くないですね。
5pを切りたかったんですが、親が4sを押してるのがどうしても気になっちゃったんです。
満貫刺さればラス落ちのリスクを犯してまで危険な牌を押すのはなかなか考えられないことです。
それがどれほどリスキーなことなのか、理解していない人は1人としてこの卓にはいないでしょう。
かなりの覚悟を持って4sを切ったのは間違いないです。
現物待ちで張ってるかも、なんて思っちゃったんですね。
実際は安牌が足りなかっただけだったようなのですが。
現物待ちもなくはないのですが、この場面でリーチ者のツモを1つ消すことはけっこう大きな価値があります。
5pを切ってもいいのですが、どうしても切りたくないのなら東にするべきでした。
他家の視点から見ると、万が一刺さる可能性のある1枚切れの字牌より、現物の2pの方が打ってくる可能性は高いので。


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ここでまたまた!またまた問題しすべき事案が発生!
トイツをほぐしてはいけないとあれほど!

親がダマで張ってるかもしれないという意識でだいぶ混乱してますね。
冷静に考え直してみれば、親にダマで振ってもそれはそれでいいことなのです。
ラス目にツモられて自分がラスになるよりましなのですから。
親に振らなかったせいでその後ツモられてラスになることだってあります。
ダマの可能性は無視するべきでした。
9sを切ってしまったのはけっこう痛いですね。


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ここで念願の下家からポン。
無事任務完了となりました。
下家はベタオリしているので現物以外に安牌がなかったのでしょう。
現物が足りていたらどうなっていたことでしょうか。
9sや2pのトイツを残していればもっと余裕で鳴けていました。


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ハイテイは東家となり、南家のツモは1つ消えて流局しました。
ここで南家の手を見てください。
3面張で張っていますね。
3面張ということは3種の待ち。
麻雀牌は全部で34種類ですから1ツモあたり34分の3の確率。
つまりおよそ8.8%ということです。
実際はリーチ前に8sが2枚切れてたり、自分で5s1枚使っていることを考慮に入れるともう少し下がりますが、それでも12回に1回はツモられるということを考えると、1ツモ減らすことの価値がよく分かるのではないでしょうか。

それに予想通り平和ドラ1の手だったので、条件は裏なしで満たしていました。
ということはハイテイや一発を消すことはやはり意味がなかったということです。
もちろんこれは結果論になりますが、そうなってることの方が多いと思います。
いずれにせよ、この場面では南家のツモを1回消すことが何よりも重要で大事だということです。
今回は安牌に困らない手でしたが、無スジを押しても8%くらいは刺さるものなので、少々安牌に困ったとしてもリーチ者のツモを消した方が得策ですね。

和了れないからといって単にベタオリするのではなく、他にやれることがあるならきっちりやっておきましょう。

ちなみにですが、この前天鳳のゆっくり実況動画を投稿しました。
内容はブログに比べるとゆるいかんじで実戦的な思考を解説しています。
ハイテイツモ消しについても少し解説しています。
2回くらい考えたのですが、成功はしませんでした。
半荘を通した実戦の全体的な流れを見てみると、ハイテイを消す必要性も分かってくるのではないでしょうか。

私もこの鳴きの必要性は感じていますが、実際のところはまだ慣れていません。
だから今回もバタバタしております。
今回のようにツモられたら終わりという場面ではかなり無理して狙う必要があります。
でもそうではない場合は、あまり無理は禁物です。
ポンすると安全牌が足りなくなることが多く、かなりリスクが大きく諸刃の剣なので、使いどころが難しいですね。

牌譜
http://tenhou.net/0/?log=2018080818gm-00a9-0000-8d20df30&tw=1

執念を利用する鳴き

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今回もテンパイからの鳴きです。
オーラストップ目。
打点は必要なく、3900を満貫にする意味はないように思えます。
待ちはスジひっかけになっていて、場況も良さそうに思えるカン2m。
単騎待ちに変えてもこれ以上良い待ちになるとは思えません。

これは待ちを良くしたり、相手に誤った読みをさせるのを目的とするのではなく、あえて自分の手の内を晒す鳴き
満貫あるということを親に見せるための鳴きです。

親はラスとの点差が4800点。
3900までなら打ってもよしと考えるはずです。
現状では自分の鳴きは3900までだろうと高をくくられていることでしょう。
そこでドラポンを見せて満貫ある鳴きだということを親に示すのです。

これで親はかなり押し返しにくくなったのではないでしょうか。
実際ドラポンしただけではなかなか他家はオリてはくれませんが、この状況ならば話は別です。
もう後がないこの状況では打てば確実に自分が死ぬと分かっているのですから。
トップを取るには跳満ツモるか、連荘が必要と考えれば、両面テンパイでも押し返すのは困難ではないでしょうか。

もっとも親以外にはオリて欲しくないのですが、少なくともラス目の西家は後がないので押すしかありません。
ラス目と親のラス回避にかける執念。
どちらも利用したかっこうになりますね。

Jojo191_2

”相手の油断を利用するのは俺の得意だが、この執念とかいうやつはなかなかやっかいだぜ。油断の反対語みてーなものだからな”

ジョジョの名言です。

雪山のロッジで休息をとっていたジョジョとシュトロハイムの一行は、エイジャの赤石を狙う柱の男カーズの襲撃を受けます。
その時にジョジョが発した一言です。

今までに出逢った敵はどこか慢心していたり、相手を舐めていたり、自分の力を過信していたり、戦いを愉しんでいたりする敵が多く、そこに生まれる油断や心の隙を突いてジョジョは数々の苦難や危機を乗り越えてきました。
しかしこの時のカーズだけは他のどんな敵とも違っていました。

柱の男カーズは不死身であり、肉体をバラバラに切り裂かれても元通り再生してしまう生物で、自分が傷つくことに対する恐怖を感じることなくジョジョたちに迫ってきます。
だがそれ以上に1万年以上連れ添った仲間のエシディシが命を犠牲にしてまで赤石を自分に送り届けようとしてくれたことで、なんとかその想いに報いようとカーズは赤石の奪還に執念を燃やしていました。

リサリサから再度赤石を奪った直後や、究極生命体となった後のカーズにはどこか慢心や油断があったような気もしますが、この時のカーズは執念の塊。
いつもなら余裕の闘争心を崩さないジョジョが、この時ばかりはカーズのただならぬ気迫と執念にたじろいでいたのです。

”これは本音だがまったく逃げ出したいぜ”

ジョセフがここまで弱気になるのは珍しいです。
あの究極カーズにさえ強気の姿勢を崩しませんでしたから。
戦略的撤退は何度もありましたが、本気で逃げ出したいと本音を漏らしたのはこのときと、ディオのスタンド(ザ・ワールド)を初めて目の当たりにしたときくらいじゃないでしょうか。

どんな強大な敵よりも何よりも執念というものは強く恐ろしい
ジョジョの世界において、一貫して描かれているテーマのような気がします。
思えばディオも肝心なところで油断や慢心してやられはしたものの、首だけの姿になってもジョナサンの体を乗っ取り生き延びようとした執念はすさまじいものがありました。
その執念がジョナサンを死に追いやったとも言えます。
吉良吉影もとてつもない生への執念を持った難敵でした。
空条承太郎の「てめーは俺を怒らせた」も執念と言えるかもしれません。

天鳳の鳳凰卓も執念を持った人の集まりです。
和了りに懸ける執念、ベタオリに懸ける執念、ラス回避に懸ける執念、生き延びようとする執念。
それでいて油断や慢心することはほとんどないですから付け入る隙がないように思えてしまいます。

Jojo1911_2

そんな執念を持った敵と相対したジョジョは閃きます。
崖下に転落しながら回避行動がとれない絶体絶命のピンチに陥ったジョジョに、ジョジョを殺して赤石を奪おうとするカーズが斬り掛かったその瞬間、ジョジョはとっさに赤石を盾にして自分の身を守ったのです。
カーズの目的はジョジョを殺すことではなく、赤石を手に入れること。
その赤石に対する執念を逆手に取ったのですね。

ジョージ・ジョースターの有名な名言「逆に考えるんだ」にも通じるところがありますが、このシーンもジョジョの名シーンのひとつだと僕は思います。
赤石を盾にするシーンだけ切り取るとなんてことないようにも思えるのですが、エシディシ戦からの話の流れや伏線の張り方が実に秀逸です。

”き・・・切れるわけないよなあ、おまえのラス回避に対する執念を利用させていただく防御策というところか”

天鳳においてもこれは大事な考え方です。

牌譜
http://tenhou.net/0/?log=2018070511gm-00a9-0000-db68be27&tw=2

面子スライドの鳴き


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今回はテンパイからの鳴きについてです。
既にタンヤオドラ1の4-7s待ちでテンパイしています。
普通ならこれ以上やることは何もなく、和了り牌が出るのを待つだけとなるところなんですが、ここから8pをチーして2pを打ちます。

何も面子構成は変わっていないし、一見すると何の意味もない鳴きに見えます。
しかしこれを他家目線から見ると二筒四筒五筒六筒七筒のカン3p待ちから八筒をチーして四筒五筒が残ったように見えるんですね。
残ったのは3-6p待ちです。

詳しい解説は省きますが、これはある程度打てる人なら普通に使う読みです。
以前にこういう食い延ばしの鳴きをしたときに、他家の方に一発で待ちがバレてたことがあります(対局後に確認しました)。
実際打ってるときはあまり実感しないものですが、他家には待ちがバレています。
ちなみに僕も他家の立場ならさすがに気付きます。

しかし実際は食い延ばしではなく、面子をスライドして入れ替えただけです。
さすがに稀すぎてそこまで予想できる人はあまり居ないでしょう。

とすると結局どういう効果があるのかというと、他家に3-6p待ちと誤読させることができます。
その結果、現実の4-7s待ちは警戒感が薄れます。
テンパイのまま何もしないより和了りやすくなっているかもしれませんね。

ただし他家がどう対応するかは実際のところよくわからないところもあります。
2副露入れてしまった結果、テンパイと読まれて待ち読み関係なくベタオリに回られることもあるのです。
1副露までならまだノーテンと読んで押していたかもしれないのですから。

食い延ばしの読みも絶対とは限りません。
今回のように面子スライドの場合もあるし、2pを余剰牌として抱えていただけの場合もあります。
クイタンの3-6p待ちと読ませているということは、逆に考えれば役牌のションパイなども通されやすくなるということです。

鳳凰卓には食い延ばしの読みを知らない人も居ますから、そういう人に対してはほとんど効果がありません。
特上卓だと知ってる人はほとんど居ないです。
副露を増やしたことでテンパイを警戒させるだけになってしまいます。

とすると和了りやすくなっているかどうかは微妙なところで、僅かに和了りやすくなるとしてもツモ1回分を消費するだけの価値があるのかどうか正直わからないですね。

ですが実は本当の狙いは別のところにあります。


2018062800gm00a9000089883ffctw0ts2_

鳴いた後の形を見るとここからならドラの6pを引いても3p切りスライドで面子に組み込むことができます。
鳴く前の形ならドラを引いてもツモ切ることしか出来ませんから。
ドラの受け入れをつくること”それが本当の狙いです。
食い延ばしに見せかけるのはついでのことに過ぎないのです。

これならば迷わず鳴いても良いのではないでしょうか。

ドラの受け入れがないなら変にうまぶろうとせずにやめた方が無難です。
特に子の安い仕掛けはガン無視されるので、別の待ちに見せかけてもかまわず打ってきたりします。
子の高い仕掛け、親の仕掛けでどうしても和了りたいときは、待ち牌の警戒度が下がるのでやってみる価値があるかもしれませんね。
終盤はツモ1回分の価値が貴重になるのでやめておきましょう。


2018062800gm00a9000089883ffctw0ts_2

その他の注意点としては、空切りすることで面子スライドに見せかけることができることもあるので、その場合はやっておきましょう。 

ここは二索を引いてきたので二索を空切りして、二索三索四索から五索を引いてきたように見せかけます。
あたかもソーズで面子が1つ完成しているように見せかけて、ピンズで張っているように思わせるためです。
 

ただし六索の空切りは少し不自然です。
四索五索六索から三索を引いて六索切りというのはしないことの方が多いので。
 

五索の空切りも同様にやりません。 

ピンズの空切りもピンズに面子があると思わせると逆効果なのでやめておきましょう。

空切りも鳴きのときと考え方は同じです。
手牌構成を実際と違うものに見せかけるということですね。

ただ鳴きの場合の手出しは必ずチェックされるのに対して、空切りの場合は他家がうっかり見逃してたりすることが多いので、実際のところはあまり効果がありません。
それでもやって損することは特にないと思うので、少しでも得になるかもしれないことは全部やっておきましょう。

≪まとめ≫

  1. 面子のレベルによってはまったく効果がないどころか逆効果(やめよう) 
  2. ドラの受け入れがつくれるなら迷わず鳴いてみよう 
  3. 子の安い仕掛けでテンパイしてるときはやらない
  4. 終盤はやめよう(ハイテイが自分に回るなら鳴いてもいい)
  5. 空切りで面子スライドに見せかけることも忘れずにやっておく

牌譜
http://tenhou.net/0/?log=2018062800gm-00a9-0000-89883ffc&tw=0

ヘッドをなくす鳴き~暗刻持ち

ヘッドをなくす鳴きまとめ
http://renrakujan.cocolog-nifty.com/blog/2016/09/post-5eb5.html

イーシャンテンからヘッドをなくす役牌鳴きについてはバリエーションが豊富にあります。
前回は単純両面と単純カンチャンの形だけでした。
今回は暗刻持ちのケースについて考えてみたいと思います。
ちなみに基本的には三麻でも四麻でも判断は変わらずということにしています。
他の記事でも大体そうですね。

① 東1局西家4巡目、ドラ西出る白

三筒四筒五筒七筒八筒二索二索二索五索六索南白白

上の牌姿から白が出たら鳴きますか?
受け入れは現状4種16枚、うち良形が4種16枚。
鳴いて南を切ると8種28枚、うち良形が8種28枚となります。
これは純粋に良形の受け入れが大幅に増えて、愚形テンパイの心配もないので、鳴きます。
ドラなしだとリーチによる打点上昇幅が少ないため、1000点でも先手が取りやすい方が有利とみます。
リーチをかけると他家が警戒して和了り牌が出にくくなるため、鳴いた方がテンパイが速いだけではなく、和了りやすくなるメリットもあります。

② 東1局西家4巡目、ドラ西出る白

三筒四筒赤五筒七筒八筒二索二索二索五索六索南白白

ドラ1になるとどうするでしょうか?
これは鳴かずとしたいです。
さすがに2000点でさっさと和了るのはもったいなく思えます。
役なしドラ1はリーチによる打点上昇幅が大きいので。

③ 東1局西家4巡目、ドラ三筒出る白

三筒四筒赤五筒七筒八筒二索二索二索五索六索南白白

ドラドラのケースはどうでしょうか?
これは鳴きとします。
役なしドラドラは役なしドラ1よりは少しリーチの打点上昇効率が悪くなります。
裏や一発が無駄になってしまうことが多いからです。
それと忘れてはならないのが、4枚目の白をツモって加カンしたときの打点上昇効果です。
一気に1300点も上昇します。
ツモも増えますし、カンドラが載ればもちろん満貫です。
そのことを考えると、面前で頑張ってリーチを打って満貫にしなくても、そこまで打点の期待値は下がらないんですね。
その割にテンパイスピードの上昇効果は圧倒的と言えます。

④ 東1局西家4巡目、ドラ西出る白

三筒四筒赤五筒七筒八筒二索二索二索赤五索六索南白白

同じドラドラなんですが、ドラの種類が変わっています。
こうなると6sツモが嬉しくないツモになってしまいますが、どうしましょうか?
これは三麻ではスルーします。
というのは、白を鳴いてもそれ以上は何も鳴けないので、あまりテンパイスピードが上がってないからです。
実質的に受け入れが増えるのは78p5sの3種9枚だけで、それだったらちょっといまいちに思えます。
四麻の場合はそれに加えて6-9p、4-7sが鳴けるし、まだ圧倒的に速いと思うので、四麻では鳴きます
これは三麻と四麻で判断が変わる特殊なケースですね。

⑤ 東1局西家4巡目、ドラ八筒出る白

三筒四筒赤五筒七筒八筒二索二索二索赤五索六索南白白

ドラ3のケースです。
これも④と同じく、三麻ではスルーします。
7pと6sツモは満貫にならないので、満貫手を和了ることを考えたら全然速くなってないですね。
ただ、6-9p、4-7sが鳴けることもあって四麻では鳴きます。
7pや6sはツモ切りですが、それでもだいぶ速いと思います。

⑥ 東1局西家4巡目、ドラ二索出る白

三筒四筒五筒七筒八筒二索二索二索五索六索南白白

ドラ暗刻のドラ3のケースですが、これは鳴きません
満貫になる有効牌は4種16枚から4種12枚へと逆に減っています。
いくら速いとはいっても満貫手の打点を下げてまでやることはないですね。
それに役牌を鳴
くと、手の形的に4枚目のドラをツモってカンすることも出来なくなります。

⑦ 東1局西家4巡目、ドラ二索出る白

三筒四筒五筒七筒八筒二索二索二索赤五索六索南白白

ドラ4のケースですが、面前リーチならツモで跳満あります。
しかし、これは鳴いて手堅く満貫を和了りにいきましょう。
鳴けばどの牌を引いても満貫になります。
リーチで警戒されて和了りにくい跳満よりは、素早く、確実な鳴きの満貫がいいと思います。

⑧ 東1局西家4巡目、ドラ五萬出る白

五萬三筒四筒五筒七筒八筒二索二索二索五索六索白白

浮いた孤立の数牌を抱えているケースですが、この場合はどうすればいいでしょうか?
これは鳴いてドラ切りとします。
というのは、この形は既に充分形のイーシャンテンで、ドラのくっつきを待つ形じゃありません。
どの道次に安牌を引いたら危険なドラと入れ替えてしまうからです。
打点も大事なんですが、先手を取られると押し返しづらい手組みにはしたくないので、さっさとドラを切ってしまっていいと思います。

⑨ 東1局西家4巡目、ドラ發出る白

三筒四筒五筒七筒八筒二索二索二索五索六索發白白

孤立のドラの役牌を抱えているときはどうでしょうか?
これも鳴いてドラ切りとします。
ドラを鳴かれることを考えた場合、テンパイしてから鳴かれるか、好形イーシャンテンで鳴かれるか、どっちがいいかと考えると、好形イーシャンテンの方がましに思えます。
テンパイしてリーチを打った直後にドラポンで追っかけられる方が嫌です。
好形イーシャンテンなら安牌は少ないとは言っても、オリの選択も残すことができるし、他家の意識もドラポンに向いていてこちらへの警戒度は薄れているので、和了りやすいでしょう。

⑩ 東1局西家4巡目、ドラ西出る白

三筒四筒五筒七筒八筒一索一索一索五索六索南白白

少し牌姿は変わってヤオチュー牌暗刻のケースを考えてみます。
ドラなし役なしですが、ここからは鳴きません
40符あるので、中張牌暗刻のケースと比べるとスルーが有利になってきます。
ツモれば700-1300ですから、この手は役なしドラなしとは言っても平和のみ手と同等くらいの価値があるんですよね。
それと、役牌をポンしてしまうと、手の形的に1sを暗カンすることが出来なくなってしまうのもデメリットです。
中張牌を暗カンしても40符止まりですが、ヤオチュー牌を暗カンすれば60符を超えるのでだいぶ違います。

⑪ 東1局西家4巡目、ドラ西出る白

三筒四筒赤五筒七筒八筒五索六索南白白發發發

役牌暗刻持ちのケースです。
これは69p、47sツモは2600点のテンパイとなるので鳴きません
鳴いて5200ならまずまずなんですが、その受け入れが4種12枚しかないのでいまいちですね。
5200に拘って両面捨てて単騎に受けるのもいまいちですし、面前でリーチしてツモれば満貫ありますから、鳴いてソーズターツを切って染めるのも単に遠回りしているだけです。

⑫ 東1局西家4巡目、ドラ西出る白

三筒四筒赤五筒七筒八筒赤五索六索南白白發發發

ドラドラのケースですが、これも鳴きません
69p、47sツモだと3900になってしまいます。
このまま6-9p4-7sのチーテンを取れば5200になるので、それでも充分です。
チーテンを含めると既に充分なテンパイチャンスが確保されているので、これ以上受け入れを増やすメリットがあまりないと言えます。

 東1局西家4巡目、ドラ西出る白

三筒四筒五筒七筒八筒五索六索南白白發發發

ドラがないケースですが、これは鳴いて6s切りとします。
面前でもリーチ役牌止まりとなると、鳴いて満貫つくりにいった方が効率が良いですね。

ヘッドをなくす鳴きまとめ

イーシャンテンからヘッドをなくす役牌鳴きというテーマで、問題をいくつも考えてみました。
これはだいぶ前に記事で取り上げたこともあったんですが、いまいちまとまってなかったので、もっと詳細なケース別に基準をはっきりとさせておこうと思ったのです。
どちらかというと三麻の方でよく使う鳴きなんですが、これを覚えておくとテンパイスピードが大きく違ってきます。
ただ、イーシャンテンとテンパイは明確に価値の違いが分かりやすいですが、イーシャンテンからより良いイーシャンテンになる変化というのは評価が難しく、打点との兼ね合いも考えるとよくわからなくなってきます。
そのへんをはっきりさせておこうというのが狙いです。
今回は一人麻雀練習機によるシミュレートは使えません。
なので個人的感覚に委ねることになりますが、受け入れ枚数やおおよその打点期待値の比較など、客観的根拠に基づいて考えてみたつもりです。

① 東1局西家4巡目、ドラ西出る白

三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索五索六索南白白

上の牌姿から白が出たら鳴きますか?
受け入れは現状4種16枚、うち良形が4種16枚。
鳴いて南を切ると8種28枚、うち良形が4種12枚となります。
受け入れは増えているし、鳴きも考慮するとテンパイスピードはかなり加速しますが、1000点の単騎テンパイなどまったく取る価値がないので鳴きません
打点が安いのでテンパイは必ず良形にしたいです。
鳴くと良形になる受け入れは逆に減っています。

② 東1局西家4巡目、ドラ白、出る白

三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索五索六索南白白

役牌ヘッドがドラのケースですが、これは鳴きます
鳴けば7700、面前ならリーチドラドラツモで満貫。
打点は鳴いても鳴かなくてもそんなに変わらないですが、ドラポンによるけん制効果のメリットは大きいと思います。
ドラポンを見せれば仮に和了れなくても、他家が平和のみや平和ドラ1をダマってくれたりするかもしれません。
そうなれば失点も減ります。

リーチでもけん制効果は得られますが、いつテンパイ出来るかわからないので、今すぐけん制効果が得られるドラポンの方がいいんじゃないでしょうか。
単騎待ちのテンパイがうっとうしいですが、345p123sをツモって面子からヘッドをつくる想定もしておきましょう。

2副露すればよりけん制効果も高いので、6-9p、4-7sのチーテンは基本的に取ります。

③ 東1局東家4巡目、ドラ西、出る東

三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索五索六索南東東

親番でダブ東が役牌トイツのケースです。
鳴けば2900点確定、鳴かなければリーチのみ2000点。
リーチツモなら3000点あり、ダブ東鳴きと変わらない点数があります。
裏や一発も考慮すると、面前の方がやや打点期待値が高いでしょうか。
ドラポンに比べるとダブ東ポンは意外とけん制効果が薄く、リーチの方が確実にプレッシャーを与えられるので、鳴かない方が有利とみます。
ドラヘッドのケースは裏や一発が無駄になりやすいのに比べて、リーチのみなら裏や一発が無駄にならないので効率が良いです。
面前に拘る方が、メリットが大きいんじゃないでしょうか。

④ 東1局西家4巡目、ドラ南、出る白

三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索五索六索南白白

浮いた字牌の南がドラのケースです。
これは鳴いて7pや6sを切って南の重なり期待という手もあります。
受け入れは現状4種16枚、うち良形が4種16枚。

鳴いて7p(6s)を切ると4種14枚、うち良形が2種6枚となります。
これは良形の受け入れが大幅に減ってしまうのでよくないです。
チーテンも含めると7割以上は愚形のテンパイになってしまいます。
鳴かないでおいて、テンパイする前に南が重なれば白を落として、リーチ平和ドラドラ狙いというのがいいでしょう。

⑤ 東1局西家4巡目、ドラ西出る白

三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索五索七索南白白

カンチャン含みのケースです。
受け入れは現状3種12枚、うち良形が1種4枚。

鳴いて南を切ると7種24枚、うち良形が2種6枚となります。
これは①と違い、テンパイと和了までの距離が大きく違うと思うので鳴きます
良形テンパイの受け入れもほんの少し増えていますが、鳴きなら愚形テンパイから良形変化を待てるのが大きいです。
字牌単騎など、愚形の中の良い待ちにも期待できます。
どうせ4分の3は愚形テンパイになるので、6-9p6sのチーテンは基本的に取ります。

⑥ 東1局西家4巡目、ドラ七筒出る白

三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索五索七索南白白

ドラ1のケースですが、これも鳴きます
鳴いても打点の期待値が大きく下がることはありません。
ドラを重ねてカン6s待ちのテンパイや、カン6sチーorツモからのドラ単騎待ちで3900点にもなります。
6-9p6sのチーテンは基本的に取ります。

⑦ 東1局西家4巡目、ドラ三索出る白

三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索五索七索南白白

ドラ1のケースですが、面子の一部がドラになってる場合です。
これは鳴かず
普通にリーチドラ1を目指した方がいいでしょうか。
鳴いてドラをツモったら面子を崩してヘッドをつくりにいってもいいのですが、その前にテンパイが入ってしまうとそれも出来なくなってしまうので、⑥のケースに比べると打点の期待値がやや下がっているように思います。

⑧ 東1局西家4巡目、ドラ西出る白

三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索赤五索七索南白白

赤1のケースも鳴かなくていいと思われます。
2000点以上にはならないですし、7sを引くと赤も出て行ってしまいます。

⑨ 東1局西家4巡目、ドラ七筒出る白

三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索赤五索七索南白白

ドラ1赤1のケースですが、これも8p7sが無駄ヅモになってしまいます。
ドラを使い切ることを考えると鳴かない方が無難です。

⑩ 東1局西家4巡目、ドラ三索出る白

三筒四筒赤五筒七筒八筒一索二索三索五索七索南白白

ドラが使いきれる形でのドラドラは鳴きます
ドラ1に比べると、面前に拘るより、テンパイスピード上昇のメリットが大きいと思います。

⑪ 東1局西家4巡目、ドラ南出る白

三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索五索七索南白白

浮いた字牌の南がドラのケースですが、これは鳴いて7s切りです。
うっかり南を切ってしまうと手牌の価値が大きく下がってしまうので気をつけましょう。
受け入れは現状3種12枚、うち良形が1種4枚。
鳴いて6sを切ると4種14枚、うち良形が2種6枚となります。
7s切りでも良形愚形共に受け入れは増えていて、6-9pのチーテンも取れるため面前より速いです。
面前だと全ての受け入れでドラが出て行ってしまうため、鳴いた方がドラを使い切りやすいと言えます。
そう考えると鳴いた方が速いのはもちろん、打点の期待値も少し上がるんじゃないでしょうか。

⑫ 東1局西家4巡目、ドラ西出る白

五萬三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索五索七索白白

カンチャン含みのイーシャンテンに中張牌の浮き牌がくっついたケースです。
46mの二次有効牌的な受け入れをどう考えるかが問題ですが、これは鳴きます
5mにくっついて良形ターツが出来ても打点は上がらないので、大したメリットではないからです。

⑬ 東1局西家4巡目、ドラ五萬出る白

五萬三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索五索七索白白

浮き牌自体がドラのケースですが、こうなってくると鳴きません
鳴いて5mを切ると手牌の価値が大きく下がってしまいます。
鳴いて7sを切る選択もあるんですが、そうするとドラ周りでターツをつくってもヘッドがなく不安定な形となるので、鳴かずにドラ周りにくっつくのを待ったり、ドラをタテに引いたりすることを期待した方がいいと思います。

⑭ 東1局西家4巡目、ドラ五萬出る白

五萬三筒四筒赤五筒七筒八筒一索二索三索赤五索七索白白

赤赤のケースで打点充分にも見えますが、鳴いて5m切りとして3900確定になってしまうのはもったいないです。
この手はもっと大きく育つ可能性があります。
鳴いて7s切りはテンパイスピードも打点の期待値もさほど差がなく、メリットが感じられないです。
なので鳴かずに5mへのくっつきを見たいです。
ドラ周りで良形ターツをつくるのは、赤含みのカンチャンを捨てることになるとはいえ、それなりにメリットが大きいと思います。

⑮ 東1局西家4巡目、ドラ九萬出る白

九萬三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索五索七索白白

浮き牌がドラで19牌のケースです。
これは鳴いて7s切りです。
19の浮き牌はリャンメンターツをつくらないので、ドラ含みとはいえペンチャンやカンチャンのターツが出来ても微妙です。
面前でも結局苦しい待ちが残ってしまうだけなので。
なので孤立の字牌ドラと同じように扱い、鳴いてタテの重なりだけ期待することにします。

⑯ 東1局西家4巡目、ドラ八萬出る白

八萬三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索五索七索白白

浮き牌がドラで8のケースです。
これは微妙なんですが
鳴いて7sを切ります
というのはドラ表示牌が7mなのでこの周辺でターツをつくるには厳しいからです。
7mを引いて両面ターツをつくるのも厳しいし、9mを引くと残り3枚のペンチャンなってしまいます。
なのでこれも孤立の字牌ドラと同じような扱いです。
2が浮き牌でドラだったら鳴かない寄りでしょうか。

ブラフまとめ

鳳凰卓は特殊な空間で、何も手が入らず、手も足も出ずに半荘が終わってしまう、いわゆる地蔵ラスというのが非常に多いです。
都合の良い横移動があまり起きないのも特徴です。
何も放銃しなくても、誰かが勝手に落ちてくることもないし、ラスに沈んだら沈みっぱなし。
いくら牌効率どおりに手を進めていてもこれは頻繁に起こってしまうのですね。
これを避けるためには他家の好きに打たせないようにするしかないです。
鳳凰卓は放っておくと和了られ放題で手も足も出なくなりやすい反面、他家の動きには非常に敏感であり、威圧すればシュンとなりやすい特徴もあります。
一番良いのは面前リーチをたくさん打って好きに打たせないことなんですが、面前テンパイ自体が限られた抽選機会であるため、それも限界があります。
とすると、ブラフ的な仕掛けには可能性があります。
テンパイを入れなくても他家の動きを制限することができるため、工夫次第で地蔵展開の流れを変えることができそうです。

そこで、仕掛けで他家の動きを制限する方法をいくつか考えてみました。
これは一般的に言う「安くて遠い仕掛けはするな」「鳴きは急所から捌け」などのセオリーに反するものです。
一見すると初心者みたいな鳴きと紙一重に見えます

でも、そうでないとブラフにはならないんですよね。
ブラフというのは何もないところから何かあるように見せかけて相手を怖がらせるということなので、中身が何もないのはむしろ当然のことなんです。
相手に下手と思われるかもしれないし、セオリーに反する手順に抵抗もありますが、プライドを捨てて、ある意味でアホみたいな仕掛けを思い切ってやってみようと思います。

① ポンで3副露

トイトイの可能性を匂わせておいて、役牌を絞らせ、足止めを狙う作戦です。

a. 一萬一萬九萬一筒一筒二筒八筒八筒六索八索南西白 2巡目、ドラ三索

このようなバラバラの配牌からも1m、1p、8pは即ポンしていいと思います。
端牌寄りのトイツが揃っていて、立て続けに全部のトイツが鳴けることも多いです。

b. 九萬南西白 ポン一萬横一萬一萬 ポン八筒八筒横八筒 ポン横一筒一筒一筒

全部鳴けたときのイメージはこんなかんじですが、まさか3副露も入れてこんなバラバラだとは誰も思わないので、かなり足止め効果が期待できます。
ドラが中張牌だとガン無視されて押し返されることも多いですが、手には字牌ばかりが残っていて意外と守備力もあります。
これは実際にやってみると分かるのですが、4センチからリーチを受けても案外手詰まって放銃ということは少なく、しのぎ切れることが多いです。
同じ3副露でもタンヤオの3副露とは守備力が雲泥の差なので、怖がらなくても大丈夫です。
親番だったり、ドラがヤオチュー牌だったりするとより効果的です。

c. 一萬一萬九萬一筒一筒二筒五筒五筒六索八索南西白 2巡目、ドラ三索

これは5pが鳴けず、2副露止まりとなってしまうのでやめておいたほうが無難です。
中途半端に2副露くらいだとまったく威圧感がなく、押し返される可能性が高く、逆に怖いです。
ある意味、2副露より3副露の方が守備力が高いと言えます。
ただ、親番ならもはや面前ではどうにもならないと見て仕掛けそうです。
トイトイブラフの場合はいかに早い巡目に3副露入れられるかがポイントになってきます。
そのためには鳴きやすいトイツが3組以上あるかどうかが仕掛けるかどうかの判断の分かれ目です。
また、これは後述しますが、ドラが役牌だったりすると、
この形からでも仕掛けるのは全然ありになってきます。
役牌ドラの場合だと1~2副露程度でもトイトイだけではなく、役牌ドラバックにも見えるので、充分威圧感があるからです。

d. 一萬一萬一萬九萬南西白 ポン八筒八筒横八筒 ポン横一筒一筒一筒 4巡目、ドラ三索

ポン材が足りなくて3副露に満たない場合はこういう手もあります。
1mを暗刻で持っていますが、ここから他家から1mが打たれたときに、これをまずはポンします。
要らない牌を1枚切り、次巡以降に重なりそうな牌をツモって持っておき、余った1mを切ればいいです。
これで3副露完成です。
手は進んでいませんが、これによって受けに回らざるを得ない他家も出てくるはずです。
自分がラス目だったり、ラス目に近いところに居るなら、いっそのこと1mを大明カンしてもいいでしょう。

e. 一萬一萬九萬一筒二筒二筒八筒八筒六索八索南西白 2巡目、ドラ三索

これはトイトイにするよりタンヤオにする方が明らかに速いので、1mは鳴きません。
親だと2p8p7sは即鳴きますが、子だと放銃リスクを避けるため、何も鳴かない方が無難でしょう。
もう少し手がまとまってからタンヤオで仕掛けるか、普通にチートイを目指します。

② 役牌ドラの後々付けで仕掛ける

役牌がドラの場合は孤立の役牌ドラ1枚さえあればかなり強引に仕掛けていっても良いみたいです。
ただし面前テンパイから遠いことと、安い手であることが条件です。
要するに手が極端に悪いってことですね。

f. 一萬一萬六筒七筒一索二索五索五索七索九索九索南發 5巡目、ドラ發

ここからは、1m3s5s8s9sは鳴きます。
これも鳳凰卓ならではなのですが、こういう仕掛けをするとけっこう他家がドラの發を絞ってくれて他家の手を潰せることがあります。
ただ鳴く牌によってはまったく効果がないので気をつけないといけません。
例えば5-8pやカン6sはタンヤオに見えるだけでまったく威圧感がないのでだめです。
中張牌がドラじゃないので、タンヤオに見える仕掛けはまったく怖くありません。

g. 一萬一萬六筒七筒一索二索五索五索七索發 ポン九索横九索九索 6巡目、ドラ發

1手進んで何を鳴くかですが、ここからは基本的に全部鳴いていいんじゃないかと思います。
他家からするとトイトイや役牌ドラバックに見えたら怖いし、5-8pのリャンメンチーが入るといよいよ役牌ドラバックしかないとなるのでそれはそれで怖いです。
鳴けば鳴くほど他家にはテンパイしてるように見えて發が切りづらくなってきます。
となるとここは思い切ってリャンメンチーでも入れてみるのがいいでしょう。
なるべく早い巡目に2副露見せておきたいです。
この手はブラフの意味があるだけでなく、發が重なれば一転して勝負手に化けるので、意外とリターンがそれなりにあります。
發が重なってから仕掛け始めるより、2副露入れてから發が重なった方が和了りにも近く、有利です。

③ 頭のない役牌バックを仕掛ける

役牌バックは頭を残しながら仕掛けるのが普通ですが、あえて頭のないところから仕掛けたり、わざと頭をなくしたりします。

h. 一萬一萬二筒三筒四筒六筒八筒八索九索南西白白 4巡目、ドラ發

ここから役牌バックで7pのカンチャンチーや7sのペンチャンチーから仕掛けていくのはいまどき普通に誰でもやることでしょう。
では頭候補の1mから仕掛けてみるのはどうでしょうか。
どうせ頭なんて後からいくらでもつくれます。
カンチャンとペンチャンの愚形しか残ってないですし、それならテンパイが単騎待ちになっても差はなく、問題なかったりします。
ただ、大して速度が上昇してない割に守備力は下がるので、仕掛けの安定
度には欠けます。
それでも敢えて1mから鳴くのは役牌ドラバックに見せかけるためです。
1mポンから入った仕掛けに対して、他家は役牌ドラが容易に切れなくなるでしょう。
それによる足止め効果が期待できますね。

i. 二筒三筒四筒六筒八筒二索二索八索九索南西白白 4巡目、ドラ發

少し形は変わってここから2sを鳴くのはどうでしょうか。
これは他家からはタンヤオに見えるだけで特に意味はないです。
守備力が下がるデメリットが大きいので鳴かないでしょう。

j. 二筒三筒四筒六筒八筒二索三索八索九索南西白白 4巡目、ドラ發

これも頭がないですが、あえて1sや7sから仕掛けます。
ただ7pや4sはタンヤオに見えるのでいまいちです。
守備力を下げてまでやる意味がないでしょう。
23sのターツは1sから鳴くのは良いですが、4sからは鳴かないという点には注意する必要があります。
他家に役牌を絞られたくないので、タンヤオに見せかける4sから鳴きたいと思うのが普通の感覚ですが、この場合はむしろ1sから鳴いて絞らせた方がいいのです。
白も別に鳴けなくていいですし、むしろ早いうちに鳴けてしまうと安牌がなくなって不安なくらいです。

④ リャンメンチーからタンヤオで仕掛ける

k. 二筒二筒四筒五筒八筒八筒一索二索二索六索七索南西白 2巡目、ドラ四索

これも鳳凰卓ならではなのですが、リャンメンチーからタンヤオで仕掛けるとかなり警戒感を与えられるようです。
ただし、早い巡目で中張牌ドラのときに限ります。
この手だと2p、8p、2sは仕掛ける人が多いでしょうが、3-6pや5-8sは早い巡目だとスルーする人が多いでしょう。
でもあえて3-6pや5-8sからも鳴いてみましょう。
特に8sから鳴けるのがもっとも望ましいです。
絶好の5-8sのチーから入ると他家はかなり警戒します。
これはドラがまとまって手にある可能性が高いと。
そうすると上家はガチ絞りにまわって手を潰せることがありますし、かといって絞られたところで2p8p2sのポンはどこからでもできるのでそんなに痛くありません。
なので、鳴きやすいポン材が複数あることが望ましいです。
それと、テンパイから遠いことが条件です。
テンパイから近い手だと面前リーチによる打点上昇がなくなるデメリットが大きいので、テンパイから遠い方がむしろ仕掛けやすいのです。
この手だと3-6pや5-8sのリャンメンをスルーしたところでどの道2p8p2sが他家に打たれて鳴くことになりそうです。
となると自力でテンパイするのは難しく、ほとんど面前では張らないでしょう。
ということはリャンメンから仕掛けても愚形から仕掛けても同じということになります。
むしろポンから入るとあまり怖くないので、けん制のメリットが得られる分、リャンメンチーから入る方がお得です。

ただ、子番のときはいまいちです。
あまり面前で張ることはなさそうだとはいえ、守備力が下がるデメリットも大きいので、セオリー通り、リャンメンからは仕掛けない方が無難でしょう。
子の上家をけん制して絞らせると相対的に親も楽になってしまいます。
ラス目の子番のときも1000点で流すのはあまりにもったいないので、親番限定で通用する戦略と言えます。
他家をけん制しつつ、とりあえずタンヤオのみ手を
和了って連荘しておきたい。
そういう場合に効果があります。

トイツフォローの先切り


2016041910gm002900003977f8bbtw1ts7_

両面ターツのトイツフォローの先切りってセンスが問われますよね。
特に鳴き手の場合、ポン材を減らすのはテンパイスピードにものすごく影響します。
それでも敢えて、こういうこともやってみます。
真ん中のドラなんてまず出ないでしょうし、ドラそばの6pもほとんど出ないと思われます。
ピンズ以外の染め手やチャンタを狙っている他家が居るとか、赤5pを切っている他家が居るとか、そういう特殊な事情があれば別ですが、今回は4pも6pも出る気配をまったく感じません。
ポン材としての価値が低いことは先切りする理由のひとつです。

また、6pは現状めちゃくちゃ危ない牌で、北家の仕掛けに対しても今のうちに切っておかないと後々当たり牌になりそうですし、東家、南家のリーチに対しても後々危ないです。
それに加えて、一番振り込みたくない親の安牌がゼロなので、直後に親のリーチが入ると一発も避けられないという状態です。
ラスとの点差も開いていて放銃は避けたい状況なので、この安牌1枚は非常に大事なんですよね。

そうはいってもドラツモの満貫もあります。
その場合はテンパイを逃すというだけで

四筒四筒四筒六筒七筒七索九索チー五萬六萬七萬ポン白白白

このイーシャンテンならそう悪くはありません。
5-8pもそこそこ鳴けそうだし、すぐに張り返せそうです。
6pを残してテンパイが取れたとしてもカン8sの愚形テンパイなので、これを逃したとしてもそう痛くはないと思います。


2016041910gm002900003977f8bbtw1ts_2

さくっとカン8sツモって張りました。
ここで字牌を手出しすれば5-8p待ちは少し盲点になります。
自力でツモったときもそうですが、カン8sを鳴いたときも、6pを手出ししたときと比べて5-8pがだいぶ和了りやすいです(8sを鳴いたときの方がより効果的)。


2016041910gm002900003977f8bbtw1ts_3

次に9sをツモってきたので空切りします。
ツモ切りしたときに比べてより5-8p待ちがボカされると思います。


2016041910gm002900003977f8bbtw1ts_4

直後に7sをツモってきました。
これも空切りします。
これで完全なカンチャンターツ落としになりました。
6pは単に浮き牌を処理したように見えるし、ターツ処理ということはまだテンパイしていないようにも見えます。


2016041910gm002900003977f8bbtw1ts_5

次に6sをツモってきました。
ここで9sを切ったんですが完全に失敗ですね。
赤5s受けを残したつもりなんですが、よく見たら赤5s見えてるじゃないですか。
ここで9sスライド切りすると678sの面子持ちはほぼ確定です。
例えば5-8s待ちなんかはありえないですね。
待ちが絞られてしまうので良くないです。
6sは特に危険な牌ではないので、ツモ切りしない理由がないですね。


2016041910gm002900003977f8bbtw1ts_6

8p出ました。
6p切ったあとにいろいろ手出しで出てきたので、もしかしたら通るように見えたかもしれないですね。

出和了りやすさの上昇も先切りのメリットの1つです。
実は鳴き手のときこそ先切りが生きる場合もあります。
ASAPIN本にも書いてありましたが、鳴き手のときはツモもロンも点数が変わらないので、出和了りやすさに拘った方がいいんです。

牌譜
http://tenhou.net/0/?log=2016041910gm-0029-0000-3977f8bb&tw=1

コバゴースタイル

なんとか守備力を落とさずに攻撃力を上げられないか。
最近ずっとそんなことを考えながら天鳳の雀荘戦を打っていました。


2016022818gm0209000064255389tw3ts7_

雀荘戦では意外とラス目をケアします。
自分がラス目に振り込むと2位と順位が入れ替わってトップから遠ざかってしまうので、トップ取り麻雀においても不利になるのです。
ラス目がツモ和了りする分には自分はトップ維持のままで、2位との点差も維持したまま。
別にどうってことはありません。
というわけでなるべくラス目の親に振り込まないように手を進めます。
でも、さすがにこの北だけは鳴いておきます。
問題はここから先です。


2016022818gm0209000064255389tw3ts7

安牌の白を一枚持ってスリムに構えてみます。
親の安牌ゼロというのは非常にまずいです。
こんな安い形の悪いしょうもない手で。
安牌1枚で何が変わるんだって思うかもしれないですが、一発が避けられます。
祝儀を気にしてるんじゃないですが、最悪でも一発放銃だけでも避けられればこの先なんとかなるという感覚です。
今までの経験からいってもこの安牌1枚はとても重要なんです。
字牌以外に親の安牌が1枚でもあれば白は持たないんですけどね。

ちなみに数牌のどれを1枚ほぐすかは正直よくわかりません。
7sを持っとくと6sチーして食い延ばし出来たりしますが、なるべく鳴きを増やしたくないので、それはそんなに魅力を感じてません。
チーよりポンの方が守備力が下がるので、6mを1枚ほぐして、ポンは一切せずの構えも悪くないですね。
赤5pは親に鳴かれたら嫌だと思ってここでは切りませんでした。


2016022818gm0209000064255389tw3ts_2

こうなってくるともう赤5pを切ります。
安牌ゼロから一発で振り込むよりは赤5pを鳴かれた方がましなので。
1000点を2000点にするだけの手変わりは要らないし、5p周りで良形ターツをつくる手変わりもそんなに要りません。
それよりどうしてもこの唯一の安牌だけは手放したくないんです。


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次に、7mを引いてきました。
これは大長考の末、渋々虎の子の安牌を手放すことに。
字牌以外に切るとすれば8mくらいですが、247mの受け入れロスがあり、68mのポンテンも取れなくなります。
さすがにテンパイスピードが違いすぎますね。


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親現ですが普通にポンテンだけは取ります。
1000点愚形とはいえ、このくらいは攻めていかないと。
これでも親リーがかかったら8mのトイツ落としでなんとかなるんじゃないかと思ってます。

実はとりあえず役牌だけ鳴いて後から守備を固めるという打ち方は、ニコニコで見たコバゴーの打ち方を参考にしました。
以前は役牌スルーして安牌を抱え込んでたんです。
でもそれだと攻撃力が下がりすぎちゃうんですよね。
いろいろと考えた結果がこれでした。
これ以上攻撃力を上げるとただのぬるい人になっちゃうので微妙なバランスです。


牌譜
http://tenhou.net/0/?log=2016022818gm-0209-0000-64255389&tw=3

遠い仕掛け


2015081910gm002900000ede7394tw2ts7

遠い仕掛けは嫌いです。
遠い仕掛けとはこのようなメンツが1つもないところからの仕掛けを言います。
こういう状態から仕掛けると大体ぐだぐだになります。
3副露して守りの受けはボロボロな上にまだテンパイもしていないとか、裸単騎になって待ちは見え見えでゴミだとか。
役牌バックやホンイツやトイトイならまだ鳴き散らかしても手に字牌が残るのでなんとかなったり、回したり受けたりもしやすいでしょう。
タンヤオ仕掛けのときはかなりぐだぐだになりやすいので要注意です。
大体ろくなことにならないというのが自分の経験からくる印象です。
僕はタンヤオでメンツが1つもない状態から仕掛けるのは体が拒否してしまいます。
メンツが1つでもあればその部分は晒す必要がないので、あられもないような乱れた状態になることはありません。
だからタンヤオ仕掛けはメンツ1つ出来てからというのが自分に課したルールみたいなもんでした。

でも、今回はその禁じ手をあえて犯しました。
この点棒状況なら振り込みを気にせず、がむしゃらにトップを取りに行っていいと思ったからです。
それと、このカン6sは1度でも見逃すともう二度と埋まる気がしません。
この手は赤を使い切るのが義務みたいなものだと思ってるので、どの道赤5sの周りでメンツはつくらないといけません。
なのでここでまずはそのノルマを1つきっちりと消化しておかないと、この局の将来は厳しいでしょう。


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問題はこの後でした。
この6pは急所でもなんでもないし、鳴くべきではなかったです。
6pも2pも鳴いて裸単騎も辞さずと、むちゃくちゃに鳴き散らかす勢いでしたがそれはやりすぎ。
6pを鳴くと22456678みたいな、ピンズで2メンツ1ヘッドの形がつくれなくなるし、守りの受けが減るのも良くないです。
そんなにあせらなくても上家がホンイツ気配なのでピンズはいくらでも鳴けるし問題ないです。


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案の定ぐだぐだになってきてます。
フリテンの上に待ちが3枚枯れたペン6pのターツが出来たりして形はぐちゃぐちゃです。
さすがに3pは鳴けませんでした。
ちょっとこのへんで頭を冷やそうと。


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ペン6pを嫌い、ドラが重なったところで再び出た3pをチー。


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テンパイしました。
ここで5mを切るかどうか迷いましたがいつのまにか、5mがドラに変わっています。
ありがたくないことです。
こっちは上家がドラ色じゃないホンイツ仕掛けをやっていると思って安心していたのに、上家の仕掛けが突然危ないものに変わってしまいました。
もしこのダブドラの5mで打って跳満以上になったら一気にラス落ちです。
さすがにそれは不味いので2-5s待ちがけっこう良い待ちに見えるんですが、5m単騎でしぶしぶテンパイを取りました。


2015081910gm002900000ede7394tw2ts_5

その後ションパイの南を掴んでオリ。


2015081910gm002900000ede7394tw2ts_6

その後南が通ったので1sを鳴き直してテンパイを取りました。
最後のツモでマンズの危険牌を掴んだら最悪ですが、逆に言えば掴みさえしなければいいということで、それなりにテンパイ取る価値はあるかなと思いますが。

やっぱり最後は裸単騎になってしまいました。
そして最後は危険牌を掴んだらラス落ちの危機でした。
もう少し安全に攻めることが出来たと思います。
やはり6pを鳴いたところが拙かったと思います。
1鳴き目の6sが問題なのではありません。
遠いタンヤオ仕掛けも時には必要なことがあって、今回は1鳴き目がかなりの急所だったのと、点棒状況的にラス落ちの心配があまりなかったことで解禁としました。
でも、その後勢いでなんでも鳴いてしまいがちになるのがよくないところです。
急所の6sだけは鳴いておいて、後は手がある程度まとまるまで鳴かないスタンスがいいと思います。
そうすれば遠いところから仕掛けても、ある程度形のまとまった、守りの受けもしっかりした手牌構成で落ち着いて攻めることができます。

牌譜
http://tenhou.net/0/?log=2015081910gm-0029-0000-0ede7394&tw=2

相手からうざがられる鳴き


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これは鳴いていいのかどうかよくわかりませんでした。
56sは二度受けのリャンメンターツなので、意外と埋まりにくいと思いました。
カン4mの受けは2枚枯れていて、ここの受けには期待できなさそうだ。
そうすると大体123の三色になりそうだ。
2mと1sは今にも上家からこぼれそうで、どの道鳴くことになりそうだ。
そういう考えで鳴きましたが。


2015061923gm0209000026f2d146tw2ts3_

こんなタテに重ならない限り使えないドラはいつまでも抱えておけないので、安牌ツモったところで手放しました。
ただ、このドラ切りは他家から見ると舐められそうだし、ドラを切った瞬間に全く威圧感のない仕掛けに見えてしまいます。
明らかに安そうな仕掛けです。
7s仕掛けた時点でこうなるのは分かっていました。
ドラをタテに重ねたときだけ打点は上がるけど、それは薄い可能性で、このドラは使い切れなくていつか出て行ってしまうし、赤ツモっても使えない形で、大体1500点にしかなりません。
こういう仕掛けばかりしていると、人からはこういうちまちまとした安仕掛けばかりするセコい奴だと思われかねません。
仕掛けに対して怖がってくれなくなるし、対戦していて怖いとか威圧感があるという印象には繋がらないでしょう。


2015061923gm0209000026f2d146tw2ts_2

ただ、こうなったとき、他家からはどう見えるでしょうか?
仕掛けにヤオチュー牌は絡んでないので、タンヤオに見えるし、そうでなかったら役牌バックかなと。
1sは役牌暗刻とか以外刺さりそうに見えないし、123三色の片和了り1s待ちのこの形はちょっと想像できません。
そもそも安そうなので当然ですが、誰もこの1sを警戒することなどあり得ないです。
テンパイする前にもう1つ仕掛けを入れてしまったら待ちが透けるというデメリットはありますが、このテンパイが入ったのを見たとき、誰にも警戒されることなく1500点を涼しい顔で和了られるのも、他家からすればけっこううざいのではないかという気がしました。
自分にチャンス手が入っていたとき、こういう安手に潰されるのは悔しいですよね。


2015061923gm0209000026f2d146tw2ts11

この7sはよくわかりませんでしたが、一応28m受けのイーシャンテンにもなるしということで鳴きました。


2015061923gm0209000026f2d146tw2ts_3

ただ決め付けてはいません。
678の三色もあります。
最初から狙いはドラの9mを重ねて678の三色に仕上げることでした。
4sを切り、8pをツモったところでイッツーから三色にシフト。


2015061923gm0209000026f2d146tw2ts_4

その後、4pを引いてから8mを引いたので自然な手順でタンヤオ三色になりました。
ここでポイントなのが僕の捨て牌です。
中張牌の3p4sが切られてからヤオチュー牌の1m9mがそれぞれ手出しで捨てられています。
傍目には何をやっているのかさっぱりです。
とりあえず、タンヤオには見えないし、役牌バックなのかな、ドラも切れてるし役牌のションパイと1枚切れ以外は無視しとこってかんじになるでしょうか。
このまま4p単騎でも悪くないし、この後手変わりをツモってもいいし、いずれにせよあまり他家からは警戒されにくそうな仕掛けです。
全て計算づくでこの捨て牌はつくれないですが、ちょっと変だけど面白い仕掛けをたまにやってみるといいと思います。
役とか最終形を決め付けずに、その場その場で色んな可能性を探りながら手をつくっていくと自然と迷彩になりやすいです。
今回は最初のチーでイッツーと決め付けずに三色も見たこと、7pを切らずに4sをまず切ったのが良かったと思います。

牌譜
http://tenhou.net/0/?log=2015061923gm-0209-0000-26f2d146&tw=2

最近、雀荘戦や鳳凰卓などで人読みではないですが、この人は威圧感があるなとか、仕掛けやリーチがいちいち怖いなとか思ったりしたことがあり、そのような打ち手に自分がなるにはどうしたらいいかと考えていました。
そのために他家視点で自分の牌譜を見て、自分の捨て牌や仕掛けが相手からどう見えるかということを感じようとしました。
すると、怖いかどうかの前にまず自分は鳴きが多すぎるなと。
自分視点ではわかりませんでしたが、他家視点からだと本当によく鳴いているなと客観的に感じられたのです。
まずその時点で話にならないなと思いました。
こんなに頻繁に鳴いていたんじゃ舐められてもしょうがないです。
打っていて怖いなと思う打ち手はやはり面前寄りの人です。
頻繁に鳴かない分、たまに鳴いたときの打点は高い気がして怖いし、実際高い割合も多いと思います。
見え見えの安仕掛けもめったにしませんし、常に面前リーチを警戒して安牌が手放せないし、舐めて打つことが出来ません。
しかし僕がそのような打ち手になろうとしても土台無理な話なので、怖いとかではなく、うざいと思われたり、隙のない麻雀を打つことを目指した方がいいと思いました。
だから、相手から舐められるかどうかはあまり気にせず、普通に鳴きたい手は鳴くことにします。
相手から怖がられるのではなくて、何か他の方法でも嫌な印象を与える方法を探っていきたいし、与えられた
らいいなと思います。

2019年7月
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