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2018年5月

赤先切りリーチの読み

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今回は実戦譜からリーチの待ち読みを検証してみます。
リーチ者が赤を先切りしているときに使える読みです。

赤を先切りすること自体、特別珍しいというほどのことでもないのですが、宣言牌が字牌となると話は別です。
これは特別な何かがある河と考えて間違いないと思います。

宣言牌が字牌ということは、テンパイまで安牌らしき余剰牌を抱える余裕があったということなので、それならば字牌の代わりに赤の孤立牌を持っていてもよさそうに思えます。
それを拒否したということは、手役もしくはドラを他に持っていて打点充分だから手放したとしか考えられません。

ドラも手役もない手から赤ドラをさっさと切って余剰牌を持ったりはしませんから。
受け入れが減るので仕方なくっていうことはあると思いますが、その場合はめいっぱいに構えているので宣言牌がターツのフォロー牌(数牌)になります。

良形確定のイーシャンテンなら両面ターツのフォロー牌を切って安牌を持つこともありますが、平和のみや役なしドラなしの両面とかなら打点が欲しいので赤は持っとくと思います。

そう考えると少なくとも平和のみやリーチのみってことは考えられないですし、リーチドラ1っていうのも考えにくいです。
ドラ1枚だけじゃ不満ですから。
ドラ2枚以上持っていると考えるのが自然じゃないでしょうか。

しかも良形の可能性も高いと思われます。
愚形残りだったら5の孤立牌を残して両面変化の可能性も残したいですから。

ということは押し返すのは相当分が悪いですね。
打点も高い上に良形の可能性も高いとなると、リスキーかつ勝てる見込みも薄いです。
具体的には平和のみやカンチャンドラ1程度では追っかけリーチを打たないとか、あまり粘ろうとせずにさっさとベタオリするとか、そういう対応が適切だと思います。

良形の可能性が高いということはスジとかも切れますし、オリるのも比較的容易なので。

ただしドラではなく手役を狙っている場合もあります。
三色やイッツーを狙っていて打点は充分なので赤を手放したとか。
その場合は愚形の可能性もありますね。

この河の場合だと例えば123の三色を狙っていてペン3mとかで刺さるかもしれないですよね。
赤先切りによるひっかけを狙ったとか。
可能性がそんなに高いとは思えないですが、頭の片隅に入れておいた方が良さそうだと思います。

いくら手役があっても135のリャンカンから赤5を先切りとかはしないと思うのでカン2mとかはなさそうですが。

ちなみにチートイツの可能性はあまりないと思われます。
単純に赤を絡めた方が手が高くなりますし、捨て牌が派手になることを嫌って赤を先切りはしないと思われるからです。
リーチの良い待ち牌を残すにしてもイーシャンテンなら孤立牌を3枚は持てるので、赤1枚くらい抱える余裕はあります。

例外はメンホンチートイツを狙っていた場合です。
一色手なら赤を嫌った方が打点が高くなるので。

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実際のところはこうだったのですが、字牌のシャンポンというのもそれなりに可能性があります。
字牌のシャンポン受けならフォロー牌が要らないので余剰牌が持ちやすいですし、待ちもそれなりなので良形変化も拒否してしまってかまわないということになりやすいからです。

≪まとめ≫

  1. 押し返すのはかなり分が悪い 
  2. あまり粘らずにさっさとベタオリしよう 
  3. チートイツ含む単騎待ちの可能性はなさそう 
  4. 手役の可能性もあるが平均的にはスジが通りやすい

くっつき一気通貫何切る

イッツー絡みのくっつきイーシャンテン形で何を切るかというテーマでいくつも何切る問題を考えてみました。
今回も1人麻雀練習機によるシミュレート結果を参照しています。

① 東1局西家4巡目、ドラ西

九萬九萬一筒二筒三筒四筒五筒六筒六筒九筒三索四索五索七索

上の牌姿から何を切りますか?

これは6p切りが正解です。
手なりに9pを切ってはいけません。
10巡目からは9p切りとなります。

② 東1局西家4巡目、ドラ西

九萬九萬一筒二筒三筒四筒五筒六筒六筒九筒三索四索赤五索七索

ドラ1のケースですがこれは9pを切ります
ドラなしは手役を狙い、ドラ1からは手なりに打つ。
これが麻雀の基本ですね。

③ 東1局西家4巡目、ドラ西

九萬九萬一筒二筒三筒三筒四筒五筒六筒九筒三索四索五索七索

浮き牌が6pから3pに変わりましたがこれはどうでしょうか?

これはドラなしでも9p切りが正解となります。
①の牌姿と比べると2pツモで三面張になること、受け入れ自体も6枚増えていて、良形テンパイ自体も丸々6枚分増えているということでこれはだいぶ違いますね

④ 東1局西家4巡目、ドラ西

九萬九萬一筒二筒三筒四筒五筒五筒六筒九筒三索四索五索七索

今度は浮き牌が3pから5pに変わりました。

これはギリギリですが、5p切りが正解です。
1人麻雀練習機では5巡目から9p切りの期待値の方が上と出ています。

①の牌姿と比べると良形テンパイの受け入れが6枚増えていますが、それでも序盤は手役を狙いましょうということですね。

5p切りなら7pツモでテンパイしたときに先切りひっかけの迷彩ができますから、対人戦ではそこもポイントになります。

⑤ 東1局西家4巡目、ドラ西

九萬九萬一筒二筒三筒四筒五筒五筒六筒八筒三索四索赤五索七索

次はこんなかんじの牌姿です。

これはドラ1でも5p切りを正解とします。
間違いやすく難しい問題ですが、意外と終盤まで5p切りの方が有利なのです。
よく見ると8p切りより5p切りの方が受け入れ枚数が2枚多いからです。
受け入れ自体が広いことは終盤においてもメリットが大きいですね。

⑥ 東1局西家4巡目、ドラ西

九萬九萬一筒二筒三筒四筒五筒六筒六筒九筒三索四索五索八索

今度はソーズの形を変えました。

これは8s切りが正解です。
28の浮き牌というのは少し弱いですね。

受け入れをピンズに委ねます。
7pを引いてきたら当然6pを切ってリーチを打ちます。

⑦ 東1局西家4巡目、ドラ西

九萬九萬一筒二筒三筒四筒五筒六筒六筒九筒三索四索赤五索八索

⑥と形は同じですがドラ1のケースです。

これは9p切りが正解です。
浮き牌が少し弱いですが、ここもドラ1なら手なりの原則に従って打ちます。

⑧ 東1局西家4巡目、ドラ九索

九萬九萬一筒二筒三筒四筒五筒五筒六筒九筒三索四索五索九索

19のドラの浮き牌を持っているケースです。

これは9s切りを正解とします。
例えドラでも19の浮き牌は弱いです。
愚形にしかならないし、平和もつかないからですね。
9s切りとしておけばドラがなくても平和かイッツーどちらかは必ずつきます。
このあたりはややこしいんですが、愚形ドラ1よりは平和のみの方が少し強いということを覚えておくと良いと思います。
そこを前提に置くと愚形ドラ1になる受け入れより平和のみになる受け入れを優先した方が良いということですね。

⑨ 東1局西家4巡目、ドラ九索

九萬九萬一筒二筒三筒四筒五筒六筒六筒九筒三索四索五索九索

⑧の形から浮き牌が5pから6pに変わりました。

これは6p切りが正解です。
⑧に比べると平和になる受け入れが減っていて、6pを残しても2種しかありません。
9sの場合は愚形ドラ1になる受け入れが2種あって、9s自体を重ねるか9mが暗刻るかすると愚形ドラドラor愚形ドラ3のテンパイになります。
これに比べると平和のみ2種の受け入れは少ないですから、6p切りの方が受け入れの質より量が上回るということになります。

≪まとめ≫

受け入れがかぶるピンズの浮き牌どちらを残すか、または受け入れがかぶったままあえてどちらも残すのか。
ケースによって様々で一筋縄ではいきません。

平和ドラ1>愚形イッツードラ1>良形ドラ1>愚形イッツーのみ>平和のみ>愚形ドラ1

この順番に強いということも覚えておくと良いと思います。

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