« 2017年7月 | トップページ

2017年8月

二度受け愚形一気通貫何切る

愚形一気通貫何切る
http://renrakujan.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/3-30b5.html

以前に愚形のイッツーをどこまで追えばいいのか、いくつかの牌姿を自作し、一人麻雀練習機を使って期待値を調べました。
その結果、良形ターツを嫌っても愚形を残す方が良いケースがいくつかあるということが分かりました。
そこで気になるのが二度受けの愚形ならどうなるのかということです。
特に二度受けのペンチャンターツとなると、愚形の中の愚形で最弱レベルです。
ただでさえ少ない受け入れがさらに減ることになるのですが、このターツはどこまで使えるのか、そこを検証してみたいと思います。

① 東1局西家4巡目、ドラ西

九萬九萬一筒二筒三筒五筒六筒八筒九筒三索四索五索七索八索

上の牌姿から何を切りますか?
これはそもそもピンズ部分が二度受けでなくても8p切りとするので、この場合も8p切りとします。
78s切りとしてもイッツーがまだ確定ではないので、イッツーを残す価値があまりないということです。
7s切りには仕掛けが利くメリットもありますが、それもさほど意味がないと思われます。
仕掛けを考慮すると、テンパイ率だけは8p切りと同等程度ですが、必ず1000点の愚形テンパイになるということを考えると、他家のリーチや仕掛けに対してあまりにも分が悪く、テンパイを維持する価値もほとんどないからです。

② 東1局西家4巡目、ドラ西

一筒二筒三筒五筒六筒八筒九筒三索四索五索七索八索白白

次は役牌ヘッドのケースです。
これは7s切りとします。
ただし、8p切りとの期待値の差は僅かとなっていて、6巡目あたりから期待値は逆転し、8p切り有利となります。
平和が付かない分、イッツーを残す価値が上がりました。
しかし二度受けで受け入れが少ないため、7s切りと8p切りの期待値の差は拮抗しています。
明確にどちらが有利とも言い切れないので、場況や点棒状況を考慮しながら選択は慎重にというところです。

③ 東1局西家4巡目、ドラ西

一筒二筒三筒五筒六筒八筒九筒三索四索赤五索七索八索白白

赤1のケースですが、これは考えるまでもなく8p切りが有利です。
リーチドラ1の良形は強いので、二度受けでなくても愚形のイッツーは必要ありません。

④ 東1局西家4巡目、ドラ西

一筒二筒三筒五筒六筒八筒九筒三索赤五索七索八索九索白白

では、良形が確定していないリーチドラ1との比較になるとどうなるでしょうか。
これも8p切りが正解。
イッツーはまだ確定してないですし、1ハン確定しているドラを使い切る方が合理的です。

⑤ 東1局西家4巡目、ドラ九筒

九萬九萬一筒二筒三筒五筒六筒八筒九筒三索四索五索七索八索

今度はドラを9pとしました。
こうなると7s切りが有利となります。
平和を考慮したとしてもです。

⑥ 東1局西家4巡目、ドラ八筒

九萬九萬一筒二筒三筒五筒六筒八筒九筒三索四索五索七索八索

⑤とあまり変わらないようにも見えますが、ドラは8pとしました。
こうなると9p切りが有利となります。
7pツモで平和ドラ1になるので、ドラが完全には孤立しないからです。
このドラの8pはテンパイまで持っておきましょう。
先に処理する必要はありません。
もともと平和のみテンパイはリーチに対してぶつける手じゃありませんので、テンパイしてドラが切れなくなってもそのままオリればいいだけだからです。

⑦ 東1局西家4巡目、ドラ西

九萬九萬一筒二筒三筒四筒六筒八筒九筒三索四索五索七索八索

少し牌姿を変えてみました。
これは二度受けと言っていいのか微妙ですが、いずれにせよカンチャン+ペンチャンと構えるより9pを1枚外してリャンカンに構えた方が、受け入れの効率が
良いので、受け入れを減らして手役を残すかどうかの選択になります。
この場合は7s切りが有利です。
9p切りとしても平和は確定してないので平和を狙う価値が下がり、ピンズ部分の愚形が増えたことでイッツーが確定しているので、イッツーを残す価値の方が上がりました。
ただし、6巡目あたりから期待値の差が逆転し、9p切りが有利となってきます。
これも期待値の差が拮抗しています。
しかし9p切りとすると50%の確率でリーチのみの愚形となるので不安定です。
7s切りとした場合は受け入れこそ半分になるものの、100%愚形のイッツーテンパイになるのは安定していて強いです。
平和のみ良形より、イッツーのみ愚形の方が期待値としては上なので、同じ2種8枚の受け入れを比べても平和よりイッツーの方が価値があります。
さらに仕掛けも利くので、テンパイ率は9p切りも7s切りも同等程度。
リーチのみ愚形と比較すると、鳴きイッツーのみの方がいつでもオリられる分、防御に優れています。
したがって、実戦的には中盤あたりまで7s切りの方が有利とみます。
終盤からはケイテン効率を重視して9p切りとするのが良いでしょう。

⑧ 東1局西家4巡目、ドラ西

一筒二筒三筒四筒六筒八筒九筒三索赤五索七索八索九索白白

④と似た牌姿になりますが、ピンズ部分が愚形という形です。
これは3s切りが有利となりました。
イッツーの価値が上がったというよりは、愚形テンパイが確定しているので、愚形ドラ1よりはイッツーのみ愚形の方が価値が高いということのようです。
良形のリーチドラ1なら手役を無視してもいいですが、愚形のリーチドラ1は手役の方が優先するということですね。
3s切りとしても減る受け入れは4枚だけで、仕掛けも利くのでテンパイ効率は落ちていません。
6sをツモれば赤5sを使い切れるので、赤5sからではなく3sから切ります。
ただ、この場合はイッツーがあって打点も充分なので、次に安牌をツモってきたら赤5sを先に処理してしまっても良いでしょう。

≪まとめ≫

二度受けのペンチャンターツは、リーチドラ1良形や平和のみ良形との比較だと全敗で、リーチのみ良形や愚形のリーチドラ1との比較だと勝てるケースもいくつか出てくることが分かりました。
ドラの絡みやすい三麻だとほとんど考慮する価値もなく、無条件で嫌っていいターツと言えますが、四麻でドラを持ってない場合や、愚形のドラ1のみになりそうな場合は大事にすることもあるでしょう。

« 2017年7月 | トップページ

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

twitter

歌ってみた

リンク

無料ブログはココログ