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2017年4月

実戦何切るQ3

Q3

これに関しては多数のご意見をいただきました。
それらのご意見も参考にしながら導きだした結論は3s切りです。
アンケートでは6p切りが多くなっています。
3s切りと7s切りの意図は似たようなものなので、両者合わせたものと比較すると5分5分程度ですが、それでもやや6p切りの方が多いですね。
これは愚形周りを厚く持つという牌効率の原則にしたがったものではないでしょうか。
リャンカンをカンチャンに固定するのに抵抗がある人が多いのかもしれません。
しかし、リャンカンからカンチャンに固定することで逆にソーズのタテ受けで良形テンパイするようになるので、愚形解消率はむしろ上がっています。
このあたりが錯覚を生むというか、勘違いしやすいところなのかもしれませんね。

6p切りのメリットは、ソーズのリャンカンが埋まったときの5面張テンパイです。
これはかなり魅力的ですが、逆にピンズから埋まった場合はカンチャンの愚形が残って悲惨なことになります。
3s7sツモのカンチャンテンパイもかなりしょっぱいです。

3s切りのメリットは、6sツモで5面張テンパイが取れて、5s7sのタテツモでも3面張テンパイになることです。
5面張になる受け入れこそ減っていますが、多面張になる有効牌自体は多いので安定感がありますね。
さらに2p5pツモのテンパイで6pがカンできることです。
このカンには抵抗がある人もいるかもしれないですが、打点とツモが増えるのではっきり得だと思います。
もし先に親リーが来て後手を踏んだ場合でも、カンだけしてダマテンにとることができます。
危険牌を押さずにテンパイが取れるのでむしろ安全です。
他には1p4p7pツモのテンパイで単騎待ちにとることもできます。
カンチャン待ちよりも単騎待ちの方が圧倒的に手変わりが豊富で、ピンズにくっついて多面張になったり、字牌単騎などの待ちごろの牌にも変えられます。
6pを切ってカンチャン待ちに受けても良いですし、待ちの選択に自由が利くというのは大きなメリットです。

これらのメリットデメリットを比較してみたところ、6p切りより3s切りの方が明らかに勝っていると感じました。
3s切りと7s切りの比較についてですが、3s切りの場合は、3sが1枚河に切れているので、こちらの方が受け入れマックスに取れるということです。
ただ山読みの原則からすると、3sが切られていることで4sが山に生きていると読むこともできます。
逆に6sに関しては3sが切られていることで6sを他家が持っている確率が高まるというのも一種の山読みになります。
これはデジタル的な統計データとして示されたものではないので、どこまで信用するかはするかは人それぞれということになりますが、テンパイしやすさはどちらもあまり差がないのは確かです。
ということは、7mを引いて567の三色になりやすい3s切りの方が少し有利ではないでしょうか。
3s切りの場合は7mを先に引いてから6sと7pをツモれば567の三色。
7s切りの場合は3mを先に引いてから4sと2pをツモれば345の三色になります。
キー牌の7pと2pを比較すると2pは自分で1枚持っている分7pの方がツモりやすいです。
しかもノーチャンスの隣の牌なので山に居そうですね。
しかし、3s切りと7s切りの差に関しては微々たるもので、山読み重視で7s切りとする人も居るでしょうし、明確にどっちが有利とは言い切れないのが正直なところです。

最後に6pカンについてですが、ふざけて選択肢に入れたわけではなく、意外と悪くないのではないかと思っています。
結果1人しか投票者がいなかったようですがw
カンのメリットはツモが増えるので先制テンパイ率が上がりそうだということ。
受け入れは減ってしまうんですが、極端に減るわけではなく、ツモが増える分を考えれば先制テンパイ率はむしろ上がるくらいかもしれません。
符が上昇するのに加えて
タンヤオ役が確定するので、打点も上がります。
デメリットは多面張のテンパイが消えることです。
そこが致命的と言えますが、打点がどうしても欲しい場面ではカンする選択もありではないでしょうか。

実戦何切るQ2

Q2

今回も頭が痛くなる問題です。
アンケートの結果も見事に割れました。
まずこの問題で一番に考えるべきことは、この手をクイタンの手と見るかどうかなのではないでしょうか。
クイタンする前提なら2p切りがもっとも望ましいので話は早いです。
しかし、僕はこの手からは何も鳴きたくないですね。
カン6mもちょっと鳴きたくないなというくらいです。
この手を仕掛けるとあまりにも守備力が不安だからです。
そのため、2p切りという選択は頭にありませんでした。
一応2p切りという人も居るかなと思って選択肢に加えてはいますが。
もしオーラスで和了りトップとかなら僕も2pがいいんじゃないかと思います。

2p切りにはクイタンの他にチートイツが狙えるというメリットがあります。
ただ、この手の場合、両面ターツが豊富に揃っています。
普通に手を進めれば最終形は必ず良形になるので、チートイツはそこまで重視しなくて良いというのが僕の考えです。
2pを切って、良形のターツを壊してしまうのは少しもったいないですね。

そこで7p切りという手があります。
6-9pという強い受け入れをまず固定しておいて、ドラ受けの愚形ターツも残す。
カン6mが先に埋まれば平和ドラ1になりますし、ドラが重なれば平和ドラドラ。
どちらも叶わなかった場合は最悪でも平和のみの良形テンパイにはなります。
必ず良形かつ平和以上でテンパイするのが強みです。

6ブロック手順なので、現代麻雀戦術のセオリーには反していますが、あまり大きく損はしない選択で安心感があると思います。

そういう意味では、現代麻雀風セオリーに沿った選択と思われるのが5p切りです
これは5ブロック手順で牌効率的に無駄がないと言われています。
ドラも最大限生かして、棒テンになりすぎることなく、打点もスピードも両取りするのがいかにも現代麻雀風なかんじです。
ただ、この選択は5ブロックであるがゆえに、萬子のカンチャンブロックを和了に組み込む必然性が生じます。
その前に4mや5mを引けばかなり強い形にはなるんですが、愚形が最後まで残ってしまう可能性もあるんですね。
ドラを使い切る構えになるので、打点的には安定感があります。

最後に7mですが、これはあまりに棒テンすぎてバランスを欠いている気がします。
6mの受け入れが消えてしまうのが痛いんですよね。
まだかなりテンパイに遠い段階で早々にドラの受け入れを見切ってしまうのは問題があります。
ただ、7m切りにはチートイツが残るというメリットもあります。
両面ターツが揃っているとはいえ、かなりごちゃごちゃした手なので、もしこの次にトイツが重なるようだったらチートイツ狙いに切り替えてもいいです。
その場合、孤立したドラの5mが生きてきます。
しかし、チートイツを狙うならやはり2p切りの方がドラ受けの6mも残る分優秀じゃないでしょうか。

≪まとめ≫

クイタンとチートイツを狙うなら2p。
和了りやすさに優れる7p。
打点とスピードに優れる5p。
という評価になります。
7mはちょっとこれといったメリットがなく、弱いと思いました。
一人麻雀練習機によるシミュレートでは、7m切りの期待値は劣っていて、他はほとんど微々たる差で、どれがいいのかはっきりよくわかりません。

かなり難しい問題ですが、ここは7p切りを正解とします。
和了りやすさでは7p切りが2p切りや5p切りよりだいぶ高いという評価なので。
打点やスピード的にも2p切りや5p切りと比べてそこまで差がつかないからです。

実戦何切るQ1

今回から何切るについてまた違ったアプローチで考えてみます。
これは、ツイッター上で他人の何切るを拾ってきて考えるのでもなく、自作の何切るを考察するのでもなく、天鳳における実戦で遭遇した難しい牌姿を取り上げてみるというものです。
日々天鳳を打っていく中で、特にこれは・・・と思ったものを取り上げていくので、難易度がかなり高く、正解もよくわからないものが多いです。
この類の何切るに関しては、定期的にツイッターでもアンケートを取っているので、興味があればどなたでもふるってご参加ください。

Q1

これは三色、チートイツ、ホンイツ、トイトイ、三暗刻など、いろいろな手役が見えるのですが、どれも手が届きそうで届きにくい手です。
打牌候補はたくさんあるのですが、現実的には役役ドラの3900がもっとも狙いやすいと思われ、そこをベースに考えると、ドラ受けの67pと役牌トイツ2組には手をつけない方がいいというのははっきりしていると思われ
ます。
他の選択については一つ一つ検証していきましょう。

① 7m(8m)切り

7m(8m)切りのメリットはまずチートイツが狙いやすいことです。
面子手とチートイツの天秤にかけようと8sを切る人も居ると思いますが、8s切りではチートイツになりません。

七萬八萬二筒三筒三筒六筒七筒六索六索白白發發

8sを切った場合の牌姿はこうですが、ここから6m7m8m9m2p3p4p5p6p7p8p白發をツモった場合、打牌選択は全て6sになります。
6sのトイツは現状もっとも弱いターツですから、和了りに向かう道程で5ブロックに絞られたとき、必ず嫌われることになります。
8s切りが悪い選択というわけじゃないのですが、チートイツを見るという点でははっきりと間違いです。

八萬二筒三筒三筒六筒七筒六索六索八索白白發發

その点では7m切りの場合、ここから2p6p7p8sツモで余剰牌の8m切りとなり、自然な手順でチートイツイーシャンテンになります。
チートイツを狙うなら7m(8m)切り。
これははっきりしています。
ただ、チートイツといってもドラもないチートイツのみの愚形待ちなので、役役良形の3900などと比べて価値がそれほどあるわけではありません。
和了りに向かう道程でチートイツの可能性も残すということに価値があるのであって、保険的な意味合いです。

三筒三筒三筒六筒七筒六索六索八索白白白發發 ツモ發

他には例えば三暗刻になったり、役牌刻子2つをつくりやすいというメリットがあります。
雀頭候補を多く残してあるので、その分役牌以外にヘッドを求めやすくなりますし、暗刻も多く出来やすいです。
総合的に見ると7m(8m)切りは打点が高くなりやすい選択です。
デメリットは三色が消えることですが、これはさほど問題にならないと思います(理由は後述)。
また、78mという強いターツを嫌うこともあって、少し和了り効率は落ちます。
ただ、鳴き手で6sがポンできるので、そこまで落ちるわけではなく、最終形も最悪6sと字牌のシャボ待ちにはなるので、両面と比べてそこまで悪いわけではありません。

② 2p切り

2p切りのメリットは三色が残せることです。
しかし三色が残せることはそこまで重要なメリットではありません。

六萬七萬八萬六筒七筒八筒六索七索八索白白發發

こんな形になれば良いですが、こうなる前に役牌のポンなり数牌のチーが入るのが普通です。

六萬七萬八萬六筒七筒八筒白白發發 チー横七索六索八索

また、鳴きでつくった三色の場合はマックスで2000点にしかなりません。
思いのほか安いですね。
面前での三色が困難ということを考えると、三色という手役にほとんど価値はないと思います。

他にメリットといえば、チートイツを狙えることと思われがちですが、これも実は違います。

七萬八萬三筒三筒六筒七筒六索六索八索白白發發

ここから6m7m8m9m5p6p7p8p白發をツモった場合、全て3pのトイツ落としになります。
ポンとかチーも含まれるので、ほとんどチートイツにはなりません。
三暗刻などの手役に関しては先に3pをツモった場合のみ狙えますが、上記に挙げた多くのツモで先に3pのトイツを落とすことになるので、むしろ狙いにくいでしょう。

反面、仕掛けてホンイツ満貫の手順が消えるのは大きなデメリットです。
例えば7m切りの場合、

八萬二筒三筒三筒六筒七筒六索六索八索白白發發 ツモ四筒 打八萬

二筒三筒三筒四筒六筒七筒六索六索八索白白發發 ツモ四筒 打八索

二筒三筒三筒四筒四筒六筒七筒六索六索白白發發 ツモ八筒 打六索

こんなかんじで、自然にホンイツ手に伸びていくことがあります。
2p切りはこういう可能性をひとつ消してしまうことにもなります。

③ 3p切り

3p切りは2p切りと似たような意図があります。
2p切りでも3p切りでもチートイツにはならないのですが、三色は残ります。
しかしホンイツの可能性は消えます。
あまり2p切りとの違いはないです。

④ 6s切り

6s切りのメリットは三色が残ることです。
ただ残るといっても、ほとんど次の手で消えます。

七萬八萬二筒三筒三筒六筒七筒六索八索白白發發

ここから6m7m8m9m2p3p4p5p6p7p8p白發ツモで68s落としとなります。
三色になるのは先に7sを引いたときだけなので、ほとんど可能性がないです。
しかも7sを引いたとしても面前で張らなければ2000点止まりです。

ただ、668sというターツはもともと弱いターツなので、瞬間的に6ブロックにはなりますが、2手で5ブロックに絞るという考えなら優秀となります。
その場合のメリットは78mという強いターツを残せるということです。

デメリットはチートイツが消えること。
三暗刻や役役にも少しなりにくいことです。

⑤ 8s切り

8s切りは6s切りと似たような意図があります。
先述したとおり、8s切りではチートイツになりません。
6s切りとの違いは、三暗刻の可能性が僅かに残ることです。
ただ、これも6s切りの場合と同じで、先に6sを引いて暗刻になった場合のみで、ほとんどのツモで6sトイツ落としとなるので、僅かな可能性として三暗刻を残すか、三色を残すかの違いです。

≪まとめ≫

以上のことから考えて、打点で勝る7m(8m)切りか、和了りやすさで勝る6sか8s切りかのどちらかが優秀です。
6sと8s切りの差は打点の期待値的にもそんなに差が感じられず、受け入れ枚数が多い6s切りが僅かに有利のように感じます。
ホンイツが消える2pや3p切りははっきり不利と言えると思います。
テンパイのしやすさで言えばチートイツ手順が残る7m(8m)切りの方が少し優秀です。
正直、あまり差がないのですが、この場はトップ目ということもあり、和了りやすさを求めて6s切りを正解としておきます。
フラットであれば迷いますが、7m切りとしそうです。
この問題は難しく、詳細な検証と解説が必要でした。
大事なことはチートイツの可能性を残すなら7m(8m)切り。
これが分かっているかどうかじゃないでしょうか。
8sを切ってチートイツにしようとすればかなり無理が出ます。
チートイツをどう扱うか、はっきりと方針を定めてから打牌を選択するようにしたいところです。

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