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2016年12月

スジ切りリーチの読み

ひっかけシャボの読み
http://renrakujan.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-4059.html

今回は以前に書いたひっかけシャボの読みと捨て牌が似てるんですが、内容はまるで違います。
そのことに注意しつつ確認しておきたいと思います。

一萬白五筒西白横二筒

こんなかんじの河で他家からリーチがかかりました。
5pが先に切られていて2pを最後まで持っています。
安牌より先に処理されてないので、必要な牌であったことはたしかです。
くっつきの牌なら5pの方が優先されるはずですが、2pはくっつきの牌ではないんでしょうか?

九萬九萬二筒三筒四筒五筒五筒七筒八筒二索四索七索八索九索

実はくっつきの可能性もあります。
例えばこういったカンチャン含みのイーシャンテンから5pのシャボ受けを1枚外したケースです。
ここからまず5pを切り、69pか3sを引いてテンパイしたので、2p切りリーチとなった場合です。
これは割とよくあるケースですね。
2sを切るか5pを切るかは人によりますが、平和やイッツーになりやすさで5pを切る人も多いでしょう。
一応くっつきの可能性も頭に入れておいた方が良さそうです。
ただ、普通に連続形で持ってる形ではなく、シャボ受けを1枚外した形になるので、普通に2p切られただけのリーチよりは、くっつきの可能性はずっと低いと言えます。
その分ソバテンの可能性は高くなっています。

二筒二筒三筒五筒

もっとも怪しいのはここから5p→2pと切って1-4p待ちと

一筒一筒二筒五筒

ここから5p→2pと切って1pシャボ待ちです。
この2つのケースがもっとも危ないので、1pは極めて危険と言えます。

一筒二筒二筒五筒

ここから5p→2pと切ってペン3p待ちは、スジのシャボに受ける方が強いのであまりなさそうです。

二筒三筒三筒發發

3pのシャボ待ちは両面を嫌ってることになるので、あまりないです。
端寄りの1-4p待ちは強いので、役牌トイツでも両面に取る人の方が多いんじゃないでしょうか。

二筒四筒四筒

4pシャボのケースは

二筒四筒四筒五筒

ここから5pを切ったことになるのでありえないです。

二筒四筒五筒六筒七筒七筒

7pシャボのケースも

二筒四筒五筒五筒六筒七筒七筒

ここから5pを切ったことになるのでありえないです。

一筒一筒二筒五筒六筒八索八索 ツモ一筒 or 八索

ソバテンではありませんが、4-7pに刺さるとしたら例えばこんな形になります。
これは愚形のフォローを残して両面のフォローを先切りするという、自然な手順でテンパイしていますね。

二筒三筒三筒五筒六筒八索八索 ツモ三筒 or 八索

3pがトイツで暗刻かヘッドになった形だとすると、こんな形になります。
一見自然な形に見えますが、

二筒三筒三筒五筒五筒六筒八索八索

ここから5pを切って両面に固定するのは少し変じゃないでしょうか?
両面を固定するなら1-4pの方です。
一応タンヤオを見て5pを切った線もあるんですが、基本的には4-7p待ちより、1-4p待ちの方が強いですからね。
ということは3pトイツ持ちの4-7p待ちのケースは可能性として低いです。
他の色が待ちだと3pトイツのケースは普通にありますから、その分4-7p自体の待ちの可能性が減っています。

一筒二筒二筒五筒六筒八索八索 ツモ三筒

他にはこういうケースもあります。
2p周りが面子化したので余った2pが出て行った。
これは自然ですが、

二筒二筒三筒五筒六筒八索八索 ツモ一筒 or 四筒

これも少し妙です。

二筒二筒三筒五筒五筒六筒八索八索

ここからは5pではなく2pを切る方が自然だからです。

二筒二筒三筒四筒五筒五筒六筒

複合形の4-7pのケースもあります。
ここから5p→2pと切って1-4-7p三面待ちです。

二筒四筒四筒五筒五筒六筒

二筒四筒五筒五筒六筒七筒

4-7pの亜両面やノベタンの可能性ですが、上の形から5p→2pと切る手順はないので、ありえないと見ていいと思います。

一筒一筒二筒四筒五筒八索八索 ツモ一筒 or 八索

単純両面の3-6p待ちで怪しいのはこのケースになります

二筒三筒三筒四筒五筒八索八索 ツモ三筒 or 八索

3pトイツ持ちの3-6pだと考えると、こんな形から3pや8sをツモってきたということになります。
これは既に1-4p待ちでテンパイしているのでありえないです。
愚形待ちでもないため、手変わりを待つ必要もありません。
とすると3-6p待ちは単なる先切りのまたぎ以上に安全ということになります。
他の色なら普通にありえるはずの3pトイツのケースの可能性が、ほぼ消えるということですから。

一筒二筒二筒四筒五筒八索八索 ツモ三筒

2p周りで面子化したケースの場合、これは普通ですが

二筒二筒三筒四筒五筒八索八索 ツモ一筒 or 四筒

これは既にテンパイしています。
テンパイから待ち変えということになりますね。
3-6pの場合は223pから面子化したケースが可能性として低いということになります。

一筒二筒二筒三筒四筒五筒五筒

複合形の3-6p待ちのケースもあります。
ここから5p→2pと切って3-6p待ちになっているケースは、それなりにありうるケースです。

二筒二筒三筒四筒四筒五筒五筒

しかし、ここから5p→2pと切る手順は考えられないです。
イーペーコーになりやすさを考えると2p→2pと切るはずでしょう。

二筒三筒三筒四筒五筒五筒

二筒三筒四筒五筒五筒六筒

ヘッドレスイーシャンテンから3-6pの亜両面やノベタン待ちのケースは、上の形から5p→2pと切ることになるのでありえないです。
ヘッドが既に出来てるのに、ヘッドレスイーシャンテンになりようがないです。

二筒三筒四筒五筒五筒七筒九筒

もうひとつ重要な形があります。
ここから5p→2pと切ってカン8p待ちです。
通常先切りひっかけのカン8pは、リャンカンを嫌って受け入れを減らしたり、受け入れの狭い愚形に固定したりすることになるのでロスが大きいのですが、この形から5pを切れば、ロスがまったくない形で先切りのひっかけカンチャン待ちが完成します。
これはけっこうタンヤオなどを見て9pを切ってしまう人が多いのですが、上級者はこの形からは5pを切った方が捨て牌が強くなることを知っています。
なので、相手が上級者であるほどカン8p待ちを警戒しなければいけないと思います。

≪まとめ≫

本命は1pシャボと1-4p待ちです。
特に1pは極めて危険と言えます。
しかし上級者になれば、こんな捨て牌は見え見えの1pシャボか1-4p待ちじゃないかというのは当然知っているので、先に2pを切って両面固定したりすることも多いです。
そんな見え見えの待ちだとは思い込まない方が良いでしょう。
そうなると、逆に警戒しなければいけないのはカン8pです。
これは中級者以下だと迷彩手順を知らないことが多いので、上級者相手には特に警戒が必要です。
先切りのスジでも普通のスジより危険なのは明らかで、これを振り込んでツカンと言ってるようではまだまだです。
捨て牌のパターンを覚えておけば、ちゃんと振り込みは避けられるはずです。

5pを先に切ってからスジの2pを切って宣言牌のリーチになる。
その反対側のスジが危険というパターンです。
スジ切りリーチと名付けました。

逆に安全になるのが3-6pと4-7pで、これは複合形の可能性を含めて考えても、単なる先切りのまたぎ以上に安全と言えると思います。
これも覚えておくと得することがあるかもしれません。

押し引きの教科書を読みました

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福地誠の「押し引きの教科書」を読み終わりました。
コンセプトが”押し引き”ということで、これは今までの麻雀戦術本になかったもので画期的です。
本の前書きにもあるとおり、麻雀のゲームの本質というのは、実は手づくりのゲームではなく、押し引きのゲームなんです。
なのに、巷の麻雀戦術本は手づくりに比重が置かれすぎていて、牌理は得意だけど押し引きはいまいちという、いわゆる量産型デジタル雀士を数多く生み出してきました。
現代麻雀技術論しかり、ウザク何切る本しかり・・・って全部福地さんの出した本なんですけどね(笑)。
これらの牌効率手引き書で麻雀の手づくりを学んでも、実戦の押し引きに正しく反映させないとまるで意味がないというのが麻雀の本質なんです。
そのことに気づかせてくれたというか、ずっと前から抱いていた何切る議論を見ていて感じた違和感のようなものが、この本を読んで払拭されたようなかんじがしますね。

僕も何切る問題をいくつも考えたり解いたりしてますが、いずれも東発のフラットな点棒状況で、捨て牌も無視した上でどうするかということを考えてるだけであって、実際の麻雀で同じ選択をすることなんてほとんどないんですよね。
実際の麻雀では手牌の並びだけではなく、点棒状況や捨て牌、他家の動向など、様々に置かれた状況に対応しながら打牌を選択してます。
いわば何切るは机上の空論みたいなものです。
手牌の組み合わせだけなら、実戦でも同じ組み合わせに遭遇することはそれなりにあるでしょうけど、場況というのは無数にあるので、毎回同じ選択になることはほとんどありません。
なので、必ずしもウザク何切る本の問題が解けなくてもいいし、不正解連発でもいいんです。
その場に応じた打牌選択が出来るなら、それでいいんですから。
実際、何切る問題が苦手で牌理音痴だけど、麻雀は強い人だっています。
それはその場に応じた打牌選択が出来てるから強いわけです。
牌理オタクでもその場に応じた打牌が出来ない人は弱いままです。
この差を分けるのがいわゆる押し引きというものです。

ただ、押し引きというものは、毎回無数に違った状況の中で選択するものであって、一般化、セオリー化するのが難しいんですよね。
麻雀戦術本が牌理偏重化しているのは、これが原因でしょう。
僕は天鳳を打つ前に、極力フラットな状況を想定して、こういう手が来たらこう打つというのを頭に入れておいてから、実戦の場況に応じて修正を加えるという方法を採っています。
いわゆるシミュレーションとか、実戦想定訓練みたいなものです。
なので、何切る問題を解くことや、戦術本を読むことは決して無駄ではありません。
しかしそうではなくて、フラットな軸そのものが存在せず、その場に応じた発想や閃きで柔軟に対応するという人は、このプロセスは必要ないし、対応力そのものが強みで重きを置いているということでしょうから、かえって固定観念を植え付けるということにもなりかねないかもしれません。

それは人それぞれ個性というものがあり、必要なものも違うということでしょう。
しかしそんな僕でも押し引きとか、実戦での対応力というのは、実戦でしか身に付けられません。
これは戦術本にも書いてないですから、実戦で失敗を数多く繰り返して、その都度学習して覚えるしかないのです。
これをある程度、一般化セオリー化して前もって覚えておけば実戦でも対応しやすくなってくるでしょうね。

この本は可能な限り実戦麻雀に近づいた、リアルな麻雀実戦シミュレーションをしてみようという試みです。
そういったコンセプト自体は共感するものがありました。
ただ実際は、こんなものは場況によるとしか思えない問題も多数あります。
実戦で実際に対応してみないとなんとも言えないというか。
やはり実戦でよくありそうな状況を大づかみに想定して考えてみるというのは、難しいと言わざるを得ません。
ウザク何切る本などと比べて全体的に荒削りな印象を受けます。
なんか、答えがどっちでもいいとか、どちらとも言えないとか多くて投げやり(笑)。
それだけ答えを出すのが難しいってことなんでしょうけどね。
ウザク何切る本と比べたら読んでてしんどくもなく、ノリが軽いです。
竹書房の小冊子と似たノリです。
絞りについて解説してくれたのは評価できます。
絞りについては重要な割にどこの戦術書でもほとんど解説されてないですから。
ただそれでもまだ文量が少ないし、役牌の絞りについても解説がないのが少し不満です。
逆に、あえて鳴かせるとか、アシストの戦術は豊富に解説されてます。
僕も何度か福地さんと鳳凰卓で対戦したことがあるんですが、アシストしてるのを何度か見たことあります。
特上卓でアシストなんてまずないし、鳳凰卓でも意外とする人は限られてるんですが、アシストは福地さんの得意技っていうイメージありますね。
今回は編集だけじゃなく著作も自らされてるということで、福地色が濃い内容です。
鳴いた手に対する押し引き戦術も貴重ですね。

いろいろ不満もあって、ダマテンへの対応とか、ケイテン取りの押し引きも書かれてないですし、どう見ても和了れそうに見えないクズ手から安牌抱えて配牌オリ気味に打ったり、そういうのも重要な押し引きのひとつなんですが、そこの記述も足りてないと思いますね。
これさえ読めば押し引きマスターになれるというかんじではないです。
ただ実戦的で役に立つことが書いてあるのもたしかなので、麻雀強くなりたいなら読んでおいた方がいいですね。
戦術書ばかり読んでいると牌理オタクに偏りがちな頭をリフレッシュさせる意味でもいいです。
初心者はまずは押し引きより基本的な手づくりからだと思うので、中級者向けです。
上級者でもけっこう知らない戦術があると思います。

ひっかけシャボの読み

ひっかけリーチの読み
http://renrakujan.cocolog-nifty.com/blog/2016/10/post.html

今回は以前に書いたひっかけリーチの読みに近い読みなんですが、少し勝手が違うので押さえておきたいと思います。

一萬白五筒西白横一筒

こんなかんじの河で他家からリーチがかかりました。
少し違和感というか妙に思えるのは、一番端っこの1pを何故テンパイまで抱えていたのかという点です。
安牌の白を持たずに1pの方を優先して持っています。
これは意外と持つ理由がいろいろと考えられるんですが、3巡目に5pを切られていることで、手牌構成のパターンが限られたものになってきます。

一筒二筒三筒四筒

例えば4連続形からくっつきを待っていた場合です。
ここからなら両面ターツがつくれるので、端っこの1pでも持つ理由があるんですが、5pが切られているとすると、両面ターツを嫌ったことになるので考えにくいです。

一筒三筒四筒五筒

ここから2pをツモれば両面ターツになるので1pを持つ理由があるんですが、5pの方が4p6pと2種の牌で両面になるので、1pの方を優先するのはおかしいです。
どうやらくっつきの牌ではなさそうに思えます。

一筒二筒二筒五筒

一番怪しいのはここから5p→1pと切って2pのシャボ待ち。
ひっかけということもあって、ペン3pではなく、2pのシャボに受けやすいです。

一筒一筒三筒五筒

ここから5p→1pと切られるのもよくあることです。
1pのシャボ待ちは強いので通常はシャボに受けますが、ひっかけということもあってカンチャンに受けそうですね。

一筒三筒三筒五筒發發

ここから5p→1pと切って3pのシャボ待ちも考えられます。
ひっかけということもあってカン2pに受けそうですが、片割れが役牌だったりするとシャボに受けるのも自然です。

一筒三筒三筒六索六索

ただやはり、片割れが中張牌だったりするとカンチャンに受けるはずでしょうから、先切りのスジのカンチャン待ち以上に良いシャボ待ちは限られています。
3pのシャボ待ちは2pのシャボ待ちに比べると少ないケースです。

一筒一筒二筒五筒

ペン3pに関しては1pのシャボに受けた方が強いのであまりないです。
ただシャボ受けが枯れてたりするとペンチャンに受けることもあります。

一筒三筒五筒五筒

ここからリャンカンに受けてカン4pのテンパイになるのもあまり考えられません。

一筒一筒二筒三筒四筒五筒五筒

他に怪しいとすれば、こんな形から5p→1pと切って3-6p待ちになっているケースです。
これはタンヤオを狙うなら5pのフォローを残すこともありますが、安全度を優先して1pのフォローを残すこともよくあります。
ただ、これは3ブロックなので、3ブロックから1枚外してフォローあり両面ターツの2ブロックに移行したってことになります。
他に両面とか良いターツが揃ってるってことですね。
手が良すぎるので2pのシャボ待ちとかに比べたら可能性は低いです。

一筒二筒三筒四筒四筒五筒

ここから1pを切って3-6p待ちになっている可能性は

一筒二筒三筒四筒四筒五筒五筒

ここからはイーペーコーやタンヤオ狙いで1p→2pと切るはずなので、あまり考えられないです。

一筒三筒四筒五筒五筒六筒

複合両面ターツのカンチャンフォローという可能性は

一筒三筒四筒五筒五筒五筒六筒

ここからは5pより1p切る方が広いので、あまり考えられないです。

一筒三筒四筒五筒六筒六筒

6pのトイツフォローとして1pを抱えていた可能性も

一筒三筒四筒五筒五筒六筒六筒

ここから5p切って1pを残したということになるので、考えられないです。

一筒三筒 ツモ四筒

カンチャンテンパイから良形手変わりを待っていたとしたら、既に5pを切っているのでフリテンになってしまいます。

一筒三筒四筒五筒六筒

連続形のカンチャンテンパイから手変わりを待っていたとしても妙です。
既に5pを切っているので、普通に手を進めれば4-7pのテンパイになっているはずです。
また、ここから1pを切って、3-6p待ちのノベタン待ちってことも考えられないですね。

一筒二筒三筒五筒六筒七筒八筒八筒二索三索四索六索七索 ツモ四筒

他に考えられるのは、既に平和のみでテンパイしていてタンヤオの手変わりを待っていたケースなどがありますが、レアケースです。

≪まとめ≫

いろいろ想定してみても、最後に可能性として残りやすいと思われるのは2pのシャボ待ちでした。
3巡目に5pが切られていることで、通常ならありえるはずのくっつき待ちや、両面手変わり待ちや、複合ターツのフォローなどの可能性が根こそぎ消えてしまって、2pのシャボ待ちが極めて危険なものになっています。
次いで危険なのがカン2p待ちですが、シャボと待ち牌が一緒なので、ますます2pが危険なものになっています。
他に危険と言えるのは、ペンチャンとシャボと複合ターツの両面に刺さる可能性がある3pです。
これは2pほどではないですが、普通の無スジよりは明らかに危ないと言えます。

リャンカン形一気通貫何切る

イッツー絡みのリャンカン形のイーシャンテンから何を切るかというテーマで何切る問題をいくつも考えてみました。
自作何切るに関しては何故かイッツーが絡むケースばかり思いつきます。
それだけ実戦でイッツーをどう扱うか悩むことが多いということでもあると思うのですが。
今回から「一気通貫何切る」のカテゴリを新設しました。
今までのイッツー何切るがまとめて見れます。
忘れそうになったら何度か見直せば頭が整理されるかと思います。

① 東1局西家4巡目、ドラ西

九萬九萬一筒二筒三筒四筒五筒五筒七筒七筒九筒三索四索五索

上の牌姿から何を切りますか?
5pを切ったときと7pを切ったときの違いは、5p切りだと6pツモでカン8pの愚形になるのに対して、7p切りだと6pツモで3-6pの両面に取れることです。
一見、良形と平和になりやすさで7p切りの方が良いように思いますが、正解は5p切りです。
平和のみ良形より、イッツーのみ愚形の方が期待値で上回ります。
ということは、6pをツモってきても、3-6pの両面に受けるメリットがないということです。
5p切りでも7p切りでも、
6pツモでテンパイすれば、どちらもカン8pに受けることに変わりはありません。

九萬九萬一筒二筒三筒四筒五筒七筒七筒九筒三索四索五索 ツモ九萬

九萬九萬一筒二筒三筒四筒五筒五筒七筒九筒三索四索五索 ツモ九萬

6pツモに差がない割に、9mツモでは明確に差がついています。
5pを先に切っておけば3-6p待ちの良形でテンパイ出来るのに対して、7pを先に切ったときは愚形のカン8pにしか受けられません。
これは5pを切って7pを引いたときと、7pを切って5pを引いたときを比べても同様です。
この差を考えると、5p切りが明確に有利という結論になります。

一萬白南七筒中横五筒

5p切りの優位性はそれだけに留まりません。
これは仮に4巡目に7pを切って、6巡目に3pか6pを引いてテンパイしたときの捨て牌です。
これだとモロひっかけのカン8pになってしまって、和了りにくいでしょう。
また、8pツモで3-6p待ちのテンパイになったとしても上のような捨て牌になりますが、これも宣言牌のまたぎですごく怪しい待ちになっています。
7p切って字牌を挟んで5p切りですから、5pが待ちの関連牌に見えますし、またぎの3-6pは本命と読むのがセオリーです。

一萬白南五筒中横七筒

仮に4巡目に5pを切って6巡目に3pか6pツモでテンパイした場合、上のような捨て牌でカン8p待ちです。
これならスジの8p待ちはかなり和了りやすそうに思えます。
8pツモでテンパイした場合も、上のような捨て牌になりますが、これも先切りの5pが利いて良い待ちになっています。


四筒五筒五筒七筒

3-6p待ちだとすると、こんな形を想像するので、ここから5p→7pの順に切ることはあまりないだろうと読むのが普通です。
このように同じツモで、同じテンパイでも、切り順1つで捨て牌の印象はガラリと変わることが分かると思います。

② 東1局西家4巡目、ドラ九萬

九萬九萬一筒二筒三筒四筒五筒五筒七筒七筒九筒三索四索赤五索

一応、ドラがあるケースについても言及しておきます。
5p切りと7p切りでは良形率に差がないため、ドラが何枚あっても5p切りが有利になります。
7p切りのメリットは6pツモで平和良形になることですが、5p切りでもイッツーが残るので、メリットは相殺されます。
ということは9m7pツモで良形テンパイが取れる5p切りの方が、ドラに関係なく有利です。

③ 東1局西家4巡目、ドラ西

九萬九萬一筒一筒二筒三筒四筒五筒五筒七筒九筒三索四索五索

これはどうでしょうか?
この場合は①ほど5p切りと1p切りで明確に差が付いていません。
一人麻雀練習機でシミュレートしてみても、期待値にほとんど差がありませんでした。

九萬九萬一筒一筒二筒三筒四筒五筒七筒九筒三索四索五索 ツモ九萬

九萬九萬一筒二筒三筒四筒五筒五筒七筒九筒三索四索五索 ツモ九萬

その原因は9mツモでテンパイしたときの形です。
どちらも愚形のカン6pかカン8pの二択にしかならないんですね。

一萬白南一筒中横五筒

ただ、捨て牌には明確に差が付いています。
これは仮に4巡目に1pを切って、6巡目に3p、6pツモからカン8p待ちでテンパイしたケース、もしくは8pツモから3-6p待ちでテンパイしたケースです。
モロヒが怪しい捨て牌になっています。
3-6pの場合もソバテンで、普通に危険な待ちに見えます。

一萬白南五筒白横一筒

これは仮に4巡目に5pを切って、6巡目に3p、6pツモからカン8p待ちでテンパイしたケース、もしくは8pツモで3-6p待ちでテンパイしたケースです。
先切りの5pが利いていて、カン8pが出やすそうな捨て牌になっています。
3-6pも先切りのまたぎで、普通の無スジよりは少し出やすそうに思えます。

平面的な牌合わせのパズルゲーム的な視点で見ると、1p切りも5p切りも期待値にほぼ差がないですが、対人ゲームとして考えると5p切りが優秀になります。

④ 東1局西家4巡目、ドラ西

九萬九萬一筒一筒二筒三筒四筒五筒五筒七筒九筒三索四索赤五索

③のドラ1のケースについても言及しておきます。
これも勘違いしやすいのですが、5p切りが正解です。
6pツモの平和良形のテンパイは要りません。
6枚待ちの平和ドラ1よりも、4枚待ちのカンチャンイッツーの方が強いということのようです。
7枚待ちなら平和ドラ1が上回るようなんですが。

⑤ 東1局西家4巡目、ドラ西

九萬九萬一筒一筒二筒三筒四筒赤五筒五筒七筒九筒三索四索赤五索

③のドラドラのケースはどうでしょうか?
さすがにドラドラのカンチャンイッツーよりは、6枚待ちでも平和ドラドラの方が強いということになっています。
しかし、その差は僅かとなっているので、捨て牌の強さを考慮して5p切りとしたいです。
どうせ平和ドラドラならリーチを打ちます。
それなら捨て牌の強いカンチャン待ちリーチと和了率に差がないと思われるからです。

⑥ 東1局西家4巡目、ドラ九萬

九萬九萬一筒一筒二筒三筒四筒五筒五筒七筒九筒三索四索赤五索

ドラ3になるとどうでしょうか?
さすがにここまでくると平和も生きてきます。
平和ドラ3ならダマりますし、ダマなら捨て牌の強さは考慮しなくて良いでしょう。
良形率で言うと1p切りの方が上なので、1pを切ります

⑦ 東1局西家4巡目、ドラ西

九萬九萬一筒二筒三筒四筒四筒五筒五筒七筒九筒三索四索五索

少し形は変わってこの場合はどうでしょうか?
この場合も6pツモで平和に受けることはないですが、捨て牌的には4pも5pもあまり差がないです。

一萬白南四筒中横五筒

一萬白南五筒中横四筒

どちらもカン8p待ちの出やすさには差がなさそうです。
ただ、上の捨て牌はカン8p待ちもあり得ると読む場合があります。
もっとテンパイ巡目が遅れればより怪しいですね。

ダブルターツの読み
http://renrakujan.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/post-edee.html

そのへんの読みについては、詳細を
上の記事にも書いてあります。

3-6p待ちに関してはどちらも怪しい捨て牌になってしまいます。
典型的なダブルターツ落としの捨て牌なので。
ただ、5p→安牌→4pの順だと3-6pではないと読む場合もあるようです。
赤受けを考えると、4pから切った方が効率が良いから、ちょっと妙に思えるみたいですね。
このあたりの読みは石橋伸洋「進化するデジタル麻雀」の例題34に書かれています。

一萬白南四筒中横四筒

一萬白南五筒中横五筒

これは仮に6巡目に9mをツモってテンパイした場合の捨て牌です。
5p切りの場合は一応スジになってますが、モロヒがかなり怪しい河なので8pは出にくいと思われます。

五筒五筒七筒九筒

5p→字牌→5pの順に切られているということは、こういう形から5p連打した場合を想像するので、普通に5pが切られただけのリーチより、モロヒの危険度が上がっていると読みます。
スジでも8p待ちが警戒されるため、どちらも和了率に差はないでしょう。

総合的に考えると4p切りの方がほんの少し有利です。
赤5pをツモってそのままテンパイする方が都合が良いですし、6pをツモったときに、場況次第で3-6p待ちを選べるメリットもあります。

⑧ 東1局西家4巡目、ドラ西

九萬九萬一筒二筒二筒三筒四筒六筒六筒七筒九筒三索四索五索

このような形のリャンカン形はどうなるでしょうか?
この場合は、イッツーが消える9p切りはありません。
9p切りが一番広いのですが、ドラがないので、手役は大事にするべきですね。
となると2pか6pですが、2p切りのメリットは5pツモで平和良形になることです。
しかし、5pツモはイッツーのカン8p愚形に受けるので、平和良形は要りません。
2p切りは3pツモが裏目になるので、6p切りとしておいて、3pツモで平和がつく形に構えた方が有利です。

⑨ 東1局西家4巡目、ドラ九萬

九萬九萬一筒二筒二筒三筒四筒六筒六筒七筒九筒三索四索五索

⑧のドラドラのケースですが、これはイッツーを嫌う9p切りとしていいです。
ドラ1までは6p切りですが、ドラドラからは9p切りです。
満貫あるなら、良形になりやすさと受け入れの広さを優先する方が有利ということです。
イッツーは消えても5pツモで平和が付くので、その分は相殺されています。

≪まとめ≫

リャンカンはとても弱いということが分かりました。
平和になりやすさがリャンカンの強みの1つではあるのですが、愚形のイッツーと比べると勝てないケースが多いです。
また、リャンカンに受けると捨て牌が弱くなりやすいということも分かりました。

ヘッドをなくす鳴き~暗刻持ち

ヘッドをなくす鳴きまとめ
http://renrakujan.cocolog-nifty.com/blog/2016/09/post-5eb5.html

イーシャンテンからヘッドをなくす役牌鳴きについてはバリエーションが豊富にあります。
前回は単純両面と単純カンチャンの形だけでした。
今回は暗刻持ちのケースについて考えてみたいと思います。
ちなみに基本的には三麻でも四麻でも判断は変わらずということにしています。
他の記事でも大体そうですね。

① 東1局西家4巡目、ドラ西出る白

三筒四筒五筒七筒八筒二索二索二索五索六索南白白

上の牌姿から白が出たら鳴きますか?
受け入れは現状4種16枚、うち良形が4種16枚。
鳴いて南を切ると8種28枚、うち良形が8種28枚となります。
これは純粋に良形の受け入れが大幅に増えて、愚形テンパイの心配もないので、鳴きます。
ドラなしだとリーチによる打点上昇幅が少ないため、1000点でも先手が取りやすい方が有利とみます。
リーチをかけると他家が警戒して和了り牌が出にくくなるため、鳴いた方がテンパイが速いだけではなく、和了りやすくなるメリットもあります。

② 東1局西家4巡目、ドラ西出る白

三筒四筒赤五筒七筒八筒二索二索二索五索六索南白白

ドラ1になるとどうするでしょうか?
これは鳴かずとしたいです。
さすがに2000点でさっさと和了るのはもったいなく思えます。
役なしドラ1はリーチによる打点上昇幅が大きいので。

③ 東1局西家4巡目、ドラ三筒出る白

三筒四筒赤五筒七筒八筒二索二索二索五索六索南白白

ドラドラのケースはどうでしょうか?
これは鳴きとします。
役なしドラドラは役なしドラ1よりは少しリーチの打点上昇効率が悪くなります。
裏や一発が無駄になってしまうことが多いからです。
それと忘れてはならないのが、4枚目の白をツモって加カンしたときの打点上昇効果です。
一気に1300点も上昇します。
ツモも増えますし、カンドラが載ればもちろん満貫です。
そのことを考えると、面前で頑張ってリーチを打って満貫にしなくても、そこまで打点の期待値は下がらないんですね。
その割にテンパイスピードの上昇効果は圧倒的と言えます。

④ 東1局西家4巡目、ドラ西出る白

三筒四筒赤五筒七筒八筒二索二索二索赤五索六索南白白

同じドラドラなんですが、ドラの種類が変わっています。
こうなると6sツモが嬉しくないツモになってしまいますが、どうしましょうか?
これは三麻ではスルーします。
というのは、白を鳴いてもそれ以上は何も鳴けないので、あまりテンパイスピードが上がってないからです。
実質的に受け入れが増えるのは78p5sの3種9枚だけで、それだったらちょっといまいちに思えます。
四麻の場合はそれに加えて6-9p、4-7sが鳴けるし、まだ圧倒的に速いと思うので、四麻では鳴きます
これは三麻と四麻で判断が変わる特殊なケースですね。

⑤ 東1局西家4巡目、ドラ八筒出る白

三筒四筒赤五筒七筒八筒二索二索二索赤五索六索南白白

ドラ3のケースです。
これも④と同じく、三麻ではスルーします。
7pと6sツモは満貫にならないので、満貫手を和了ることを考えたら全然速くなってないですね。
ただ、6-9p、4-7sが鳴けることもあって四麻では鳴きます。
7pや6sはツモ切りですが、それでもだいぶ速いと思います。

⑥ 東1局西家4巡目、ドラ二索出る白

三筒四筒五筒七筒八筒二索二索二索五索六索南白白

ドラ暗刻のドラ3のケースですが、これは鳴きません
満貫になる有効牌は4種16枚から4種12枚へと逆に減っています。
いくら速いとはいっても満貫手の打点を下げてまでやることはないですね。
それに役牌を鳴
くと、手の形的に4枚目のドラをツモってカンすることも出来なくなります。

⑦ 東1局西家4巡目、ドラ二索出る白

三筒四筒五筒七筒八筒二索二索二索赤五索六索南白白

ドラ4のケースですが、面前リーチならツモで跳満あります。
しかし、これは鳴いて手堅く満貫を和了りにいきましょう。
鳴けばどの牌を引いても満貫になります。
リーチで警戒されて和了りにくい跳満よりは、素早く、確実な鳴きの満貫がいいと思います。

⑧ 東1局西家4巡目、ドラ五萬出る白

五萬三筒四筒五筒七筒八筒二索二索二索五索六索白白

浮いた孤立の数牌を抱えているケースですが、この場合はどうすればいいでしょうか?
これは鳴いてドラ切りとします。
というのは、この形は既に充分形のイーシャンテンで、ドラのくっつきを待つ形じゃありません。
どの道次に安牌を引いたら危険なドラと入れ替えてしまうからです。
打点も大事なんですが、先手を取られると押し返しづらい手組みにはしたくないので、さっさとドラを切ってしまっていいと思います。

⑨ 東1局西家4巡目、ドラ發出る白

三筒四筒五筒七筒八筒二索二索二索五索六索發白白

孤立のドラの役牌を抱えているときはどうでしょうか?
これも鳴いてドラ切りとします。
ドラを鳴かれることを考えた場合、テンパイしてから鳴かれるか、好形イーシャンテンで鳴かれるか、どっちがいいかと考えると、好形イーシャンテンの方がましに思えます。
テンパイしてリーチを打った直後にドラポンで追っかけられる方が嫌です。
好形イーシャンテンなら安牌は少ないとは言っても、オリの選択も残すことができるし、他家の意識もドラポンに向いていてこちらへの警戒度は薄れているので、和了りやすいでしょう。

⑩ 東1局西家4巡目、ドラ西出る白

三筒四筒五筒七筒八筒一索一索一索五索六索南白白

少し牌姿は変わってヤオチュー牌暗刻のケースを考えてみます。
ドラなし役なしですが、ここからは鳴きません
40符あるので、中張牌暗刻のケースと比べるとスルーが有利になってきます。
ツモれば700-1300ですから、この手は役なしドラなしとは言っても平和のみ手と同等くらいの価値があるんですよね。
それと、役牌をポンしてしまうと、手の形的に1sを暗カンすることが出来なくなってしまうのもデメリットです。
中張牌を暗カンしても40符止まりですが、ヤオチュー牌を暗カンすれば60符を超えるのでだいぶ違います。

⑪ 東1局西家4巡目、ドラ西出る白

三筒四筒赤五筒七筒八筒五索六索南白白發發發

役牌暗刻持ちのケースです。
これは69p、47sツモは2600点のテンパイとなるので鳴きません
鳴いて5200ならまずまずなんですが、その受け入れが4種12枚しかないのでいまいちですね。
5200に拘って両面捨てて単騎に受けるのもいまいちですし、面前でリーチしてツモれば満貫ありますから、鳴いてソーズターツを切って染めるのも単に遠回りしているだけです。

⑫ 東1局西家4巡目、ドラ西出る白

三筒四筒赤五筒七筒八筒赤五索六索南白白發發發

ドラドラのケースですが、これも鳴きません
69p、47sツモだと3900になってしまいます。
このまま6-9p4-7sのチーテンを取れば5200になるので、それでも充分です。
チーテンを含めると既に充分なテンパイチャンスが確保されているので、これ以上受け入れを増やすメリットがあまりないと言えます。

 東1局西家4巡目、ドラ西出る白

三筒四筒五筒七筒八筒五索六索南白白發發發

ドラがないケースですが、これは鳴いて6s切りとします。
面前でもリーチ役牌止まりとなると、鳴いて満貫つくりにいった方が効率が良いですね。

天鳳三麻オーラス親番トップ目

オーラスの点棒状況判断について、迷ったり、把握するのに時間がかかったりするので、点差別におおまかな基本方針をまとめてみました。
いずれ子番のケースや、四麻のケースについてもまとめてみたいと思いますが、
今回はとりあえず天鳳三麻のオーラス親番トップ目のケースについてです。

① オーラス東家トップ目、2位と100~2000点差の場合

手なりで和了効率MAXが基本方針です。
リーチ判断も役なしは特に何も気にせず曲げということになります。
3位に満貫親被りしても着順落ちしてしまうので、リードはあってないようなものですね。
流局すると2位にテンパイを取られた時点で2位落ちとなるので、終盤はケイテンも視野に入れておきましょう。
2位に対してはラス落ちにならない範囲でかなり押す必要があります。

② オーラス東家トップ目、2位と2100~3000点差の場合

これも①と同じく、手なりで和了効率MAXが基本方針なのですが、2位からリーチがかかった途端に状況がガラリと変わります。
2位からリーチ棒が出た時点で流局ノーテンでもトップで逃げ切れるので、中盤以降は無理に押さずに流局狙いに切り替えます。
3位もフルゼンツしてくるので、3位の押しにも期待です。
3位の跳満ツモ親被りでも2位と順位が入れ替わらないですから、自分が押さなくてもなんとかなることが多いです。

③ オーラス東家トップ目、2位と3100~8000点差の場合

ここからは流局ノーテンでもトップで逃げ切れますから、終盤はあまり無理をしない方針になります。
8000点差までは特に何も考えずに和了れそうならリーチを打ちます。
リーチ棒を出すことで2位のまくり条件が微妙に変わったりもしますが、満貫までは三麻では普通にあることなので、
満貫以下の条件変化はそれほど影響がないし、さほど気にしなくていいと思います。
3位への放銃や、終盤にオリの選択が取れなくなるのが少し気になる程度ですが、先制なら特に気にせず曲げでいいんじゃないでしょうか。

④ オーラス東家トップ目、2位と8100~10000点差の場合

ここからは2位の満貫横移動まではセーフになるんですが、ツモられるとアウトになります。
微妙な差ですが、3位はフルゼンツしてくるので、要らない牌ならなんでも出てくる3位から満貫出和了り出来ないのは、けっこうきついはずです。
ここで自分がリーチ棒を出してしまうと、2位が3位から満貫出和了りも可能になって楽になってしまいます。
なので、出来ればリーチを打たないようにしたいですね。

⑤ オーラス東家トップ目、2位と10100~12000点差の場合

ここからは2位のまくり条件が跳満以上になります。
跳満以上となるとさすがにハードルも上がります。
とはいえ、何もしないでいると普通にまくられる点差なので、和了りにはいきますが、手が悪いと守備気味に打った方が得かもしれません。
リーチも2位のまくり条件を満貫ツモ以上に下げることになりますし、直撃を食らってしまうので、出来れば打たない方針です。
ただ、役牌だけはよほど手が悪くなければ鳴いておきましょう。

⑥ オーラス東家トップ目、2位と12100~15000点差の場合

このゾーンは⑤と違ってだいぶ押し気味です。
リーチ判断も普通でいいです。
リーチ棒を出しても2位が跳満ツモ条件のままなので。
直撃だと満貫でまくられますが、その場合はどの道ツモられると高確率で跳満手になってしまいます。
なので点差があるからと守備気味に打つのではなく、積極的に和了りにいきたいところですね。

⑦ オーラス東家トップ目、2位と15100~16000点差の場合

このゾーンは2位のまくり条件が、倍満ツモ条件へと変化します。
反面、直撃だと満貫でまくられるので、かなり守備気味に打つ必要があります。
2位はリーチを打たず、ダマで満貫直撃を狙いにくるものと思われますので、ほぼ配牌オリみたいなかんじになるでしょう。

リーチもまず打つことはないです。
意外と倍満手は簡単に出来ちゃうことがあるのですが、この状況で満貫ダマテンを警戒しないわけにはいかないので、配牌オリ気味にいってだめなら、それは仕方ないと割り切るしかないです。

⑧ オーラス東家トップ目、2位と16100~18000点差の場合

ここからは満貫直撃もセーフになります。
そのため、2位のダマテンを警戒する必要はあまりないです。
跳満のダマテンを張っているとしたら、ツモっても倍満になっているはずだからです。
ならば、放銃回避してもどの道ツモられてしまえばまくられます。
跳満チョッキリでダマ直撃を狙っているとは考えにくく、
普通はリーチをプラスして倍満をツモりにいくはずでしょう。
なので配牌オリとかは考えず、普通に和了りにいきます。
ただ、リーチを打つと2位のまくり条件が、満貫直撃条件へと変わってしまうので、リーチは絶対に打ってはいけません。

⑨ オーラス東家トップ目、2位と18100~20000点差の場合

このゾーンはリーチを打っても2位に満貫直撃まではセーフになります。
なので、普通に和了りにいきますし、和了れそうな手なら普通にリーチも打ってしまいます。
仮にそれで跳満直撃となってしまっても、どの道ツモられれば高確率で倍満になってしまうので、自分が和了りにいかず、2位が倍満手をつくってツモりにいっているのを放置している方が危険でしょう。

⑩ オーラス東家トップ目、2位と20100~24000点差の場合

このゾーンは2位のまくり条件が三倍満ツモ条件へと変化します。
反面、直撃なら跳満でまくられるので、2位はダマで跳満直撃を狙いにくるでしょう。
リーチしてツモって裏乗せても、三倍満の11ハンは相当ハードルが高いのに対して、跳満なら僅かに6ハンだけで足ります。
ここは余程早い巡目に和了れそうな手以外は配牌オリです。
何も鳴かないし、リーチも打ちません。

⑪ オーラス東家トップ目、2位と24100~26000点差の場合

ここからは2位に跳満直撃まではセーフになります。
ここまでくればもうセーフティリードと言ってもいいです。
ただ、リーチだけは絶対にやめておきましょう。
リーチを打つと跳満直撃でまくられます。

⑫ オーラス東家トップ目、2位と26100点差以上の場合

ここからはリーチを打っても跳満直撃まではセーフになります。
なので、何も考えなくてもトップは取れます。

三倍満は役満以上に出現率が低いのでまず安心です。
たぶん回線切っても大丈夫ですねw

≪まとめ≫

特に⑦と⑩がツモ損特有の点数状況で、ツモるより直撃を狙った方が有利になりやすいために、かなりダマテンを警戒する必要が出てきます。
この2つは特に意識しておく必要がありますね。
リーチを打つと著しく不利になる点棒状況というものもあり、単純に点差が大きいほど守備的になればいいかというと、そうではないことに注意です。

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