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ヘッドをなくす鳴きまとめ

イーシャンテンからヘッドをなくす役牌鳴きというテーマで、問題をいくつも考えてみました。
これはだいぶ前に記事で取り上げたこともあったんですが、いまいちまとまってなかったので、もっと詳細なケース別に基準をはっきりとさせておこうと思ったのです。
どちらかというと三麻の方でよく使う鳴きなんですが、これを覚えておくとテンパイスピードが大きく違ってきます。
ただ、イーシャンテンとテンパイは明確に価値の違いが分かりやすいですが、イーシャンテンからより良いイーシャンテンになる変化というのは評価が難しく、打点との兼ね合いも考えるとよくわからなくなってきます。
そのへんをはっきりさせておこうというのが狙いです。
今回は一人麻雀練習機によるシミュレートは使えません。
なので個人的感覚に委ねることになりますが、受け入れ枚数やおおよその打点期待値の比較など、客観的根拠に基づいて考えてみたつもりです。

① 東1局西家4巡目、ドラ西出る白

三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索五索六索南白白

上の牌姿から白が出たら鳴きますか?
受け入れは現状4種16枚、うち良形が4種16枚。
鳴いて南を切ると8種28枚、うち良形が4種12枚となります。
受け入れは増えているし、鳴きも考慮するとテンパイスピードはかなり加速しますが、1000点の単騎テンパイなどまったく取る価値がないので鳴きません
打点が安いのでテンパイは必ず良形にしたいです。
鳴くと良形になる受け入れは逆に減っています。

② 東1局西家4巡目、ドラ白、出る白

三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索五索六索南白白

役牌ヘッドがドラのケースですが、これは鳴きます
鳴けば7700、面前ならリーチドラドラツモで満貫。
打点は鳴いても鳴かなくてもそんなに変わらないですが、ドラポンによるけん制効果のメリットは大きいと思います。
ドラポンを見せれば仮に和了れなくても、他家が平和のみや平和ドラ1をダマってくれたりするかもしれません。
そうなれば失点も減ります。

リーチでもけん制効果は得られますが、いつテンパイ出来るかわからないので、今すぐけん制効果が得られるドラポンの方がいいんじゃないでしょうか。
単騎待ちのテンパイがうっとうしいですが、345p123sをツモって面子からヘッドをつくる想定もしておきましょう。

2副露すればよりけん制効果も高いので、6-9p、4-7sのチーテンは基本的に取ります。

③ 東1局東家4巡目、ドラ西、出る東

三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索五索六索南東東

親番でダブ東が役牌トイツのケースです。
鳴けば2900点確定、鳴かなければリーチのみ2000点。
リーチツモなら3000点あり、ダブ東鳴きと変わらない点数があります。
裏や一発も考慮すると、面前の方がやや打点期待値が高いでしょうか。
ドラポンに比べるとダブ東ポンは意外とけん制効果が薄く、リーチの方が確実にプレッシャーを与えられるので、鳴かない方が有利とみます。
ドラヘッドのケースは裏や一発が無駄になりやすいのに比べて、リーチのみなら裏や一発が無駄にならないので効率が良いです。
面前に拘る方が、メリットが大きいんじゃないでしょうか。

④ 東1局西家4巡目、ドラ南、出る白

三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索五索六索南白白

浮いた字牌の南がドラのケースです。
これは鳴いて7pや6sを切って南の重なり期待という手もあります。
受け入れは現状4種16枚、うち良形が4種16枚。

鳴いて7p(6s)を切ると4種14枚、うち良形が2種6枚となります。
これは良形の受け入れが大幅に減ってしまうのでよくないです。
チーテンも含めると7割以上は愚形のテンパイになってしまいます。
鳴かないでおいて、テンパイする前に南が重なれば白を落として、リーチ平和ドラドラ狙いというのがいいでしょう。

⑤ 東1局西家4巡目、ドラ西出る白

三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索五索七索南白白

カンチャン含みのケースです。
受け入れは現状3種12枚、うち良形が1種4枚。

鳴いて南を切ると7種24枚、うち良形が2種6枚となります。
これは①と違い、テンパイと和了までの距離が大きく違うと思うので鳴きます
良形テンパイの受け入れもほんの少し増えていますが、鳴きなら愚形テンパイから良形変化を待てるのが大きいです。
字牌単騎など、愚形の中の良い待ちにも期待できます。
どうせ4分の3は愚形テンパイになるので、6-9p6sのチーテンは基本的に取ります。

⑥ 東1局西家4巡目、ドラ七筒出る白

三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索五索七索南白白

ドラ1のケースですが、これも鳴きます
鳴いても打点の期待値が大きく下がることはありません。
ドラを重ねてカン6s待ちのテンパイや、カン6sチーorツモからのドラ単騎待ちで3900点にもなります。
6-9p6sのチーテンは基本的に取ります。

⑦ 東1局西家4巡目、ドラ三索出る白

三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索五索七索南白白

ドラ1のケースですが、面子の一部がドラになってる場合です。
これは鳴かず
普通にリーチドラ1を目指した方がいいでしょうか。
鳴いてドラをツモったら面子を崩してヘッドをつくりにいってもいいのですが、その前にテンパイが入ってしまうとそれも出来なくなってしまうので、⑥のケースに比べると打点の期待値がやや下がっているように思います。

⑧ 東1局西家4巡目、ドラ西出る白

三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索赤五索七索南白白

赤1のケースも鳴かなくていいと思われます。
2000点以上にはならないですし、7sを引くと赤も出て行ってしまいます。

⑨ 東1局西家4巡目、ドラ七筒出る白

三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索赤五索七索南白白

ドラ1赤1のケースですが、これも8p7sが無駄ヅモになってしまいます。
ドラを使い切ることを考えると鳴かない方が無難です。

⑩ 東1局西家4巡目、ドラ三索出る白

三筒四筒赤五筒七筒八筒一索二索三索五索七索南白白

ドラが使いきれる形でのドラドラは鳴きます
ドラ1に比べると、面前に拘るより、テンパイスピード上昇のメリットが大きいと思います。

⑪ 東1局西家4巡目、ドラ南出る白

三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索五索七索南白白

浮いた字牌の南がドラのケースですが、これは鳴いて7s切りです。
うっかり南を切ってしまうと手牌の価値が大きく下がってしまうので気をつけましょう。
受け入れは現状3種12枚、うち良形が1種4枚。
鳴いて6sを切ると4種14枚、うち良形が2種6枚となります。
7s切りでも良形愚形共に受け入れは増えていて、6-9pのチーテンも取れるため面前より速いです。
面前だと全ての受け入れでドラが出て行ってしまうため、鳴いた方がドラを使い切りやすいと言えます。
そう考えると鳴いた方が速いのはもちろん、打点の期待値も少し上がるんじゃないでしょうか。

⑫ 東1局西家4巡目、ドラ西出る白

五萬三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索五索七索白白

カンチャン含みのイーシャンテンに中張牌の浮き牌がくっついたケースです。
46mの二次有効牌的な受け入れをどう考えるかが問題ですが、これは鳴きます
5mにくっついて良形ターツが出来ても打点は上がらないので、大したメリットではないからです。

⑬ 東1局西家4巡目、ドラ五萬出る白

五萬三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索五索七索白白

浮き牌自体がドラのケースですが、こうなってくると鳴きません
鳴いて5mを切ると手牌の価値が大きく下がってしまいます。
鳴いて7sを切る選択もあるんですが、そうするとドラ周りでターツをつくってもヘッドがなく不安定な形となるので、鳴かずにドラ周りにくっつくのを待ったり、ドラをタテに引いたりすることを期待した方がいいと思います。

⑭ 東1局西家4巡目、ドラ五萬出る白

五萬三筒四筒赤五筒七筒八筒一索二索三索赤五索七索白白

赤赤のケースで打点充分にも見えますが、鳴いて5m切りとして3900確定になってしまうのはもったいないです。
この手はもっと大きく育つ可能性があります。
鳴いて7s切りはテンパイスピードも打点の期待値もさほど差がなく、メリットが感じられないです。
なので鳴かずに5mへのくっつきを見たいです。
ドラ周りで良形ターツをつくるのは、赤含みのカンチャンを捨てることになるとはいえ、それなりにメリットが大きいと思います。

⑮ 東1局西家4巡目、ドラ九萬出る白

九萬三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索五索七索白白

浮き牌がドラで19牌のケースです。
これは鳴いて7s切りです。
19の浮き牌はリャンメンターツをつくらないので、ドラ含みとはいえペンチャンやカンチャンのターツが出来ても微妙です。
面前でも結局苦しい待ちが残ってしまうだけなので。
なので孤立の字牌ドラと同じように扱い、鳴いてタテの重なりだけ期待することにします。

⑯ 東1局西家4巡目、ドラ八萬出る白

八萬三筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索五索七索白白

浮き牌がドラで8のケースです。
これは微妙なんですが
鳴いて7sを切ります
というのはドラ表示牌が7mなのでこの周辺でターツをつくるには厳しいからです。
7mを引いて両面ターツをつくるのも厳しいし、9mを引くと残り3枚のペンチャンなってしまいます。
なのでこれも孤立の字牌ドラと同じような扱いです。
2が浮き牌でドラだったら鳴かない寄りでしょうか。

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