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リャンカンイーペーコー何切る問題集

イーペーコーリーチ判断まとめ
http://renrakujan.cocolog-nifty.com/blog/2016/08/post-7268.html

前回の記事で検証した結果、カンチャンイーペーコーのテンパイは思いのほか弱いことが分かりました。
1ハンしかない上に3枚待ちの劣化カンチャンになってしまうので、和了率も低いです。
ということはイーペーコーという手役を捨てることも考える必要があります。
手役を捨てて良形に受けるのは一般的だと思いますが、下位のカンチャンから上位のカンチャンへ受けるというのは実戦ではよくあるものの、いまいち基準がはっきりしてないところがあります。
そこで今回はリャンカン形だけですが、微妙な牌姿を集めてみました。
今回も一人麻雀練習機によるシミュレート結果を参考にしています。
ただ、捨て牌や待ちの強さはシミュレートできないので、これをどう考えるか非常に難しいところではありました。

① 東1局西家2巡目、ドラ西

九萬九萬三筒四筒五筒七筒八筒九筒一索三索三索四索五索五索

上の牌姿から何を切ってリーチ判断をどうしますか?
正解は1s切りリーチです。
カン2sとカン4sでは待ちの強さに違いがあるとはいえ、リーチのみとリーチイーペーコーでは打点の期待値が大きく違います。
実は一人麻雀練習機では5巡目まで1s切りダマが有利と出るのですが、期待値にそれほど差がないため序盤から終盤までリーチを正解とします。
1sを切ってしまうと2sツモでフリテンになってしまうので、あまり手変わりを待つ必要性を感じないです。

② 東1局西家4巡目、ドラ西

九萬九萬三筒四筒五筒七筒八筒九筒一索三索三索四索赤五索五索

続いてはドラ1のケースです。
これは1s切りダマを正解とします。
これは10巡目までダマ有利と出るので、さすがに序盤はダマった方がよさそうです。
実戦ではダマにして数巡様子見しながら、手変わりしなければそのままモギリーや空切りリーチということになってくるでしょうか。
個人的感覚では10巡目まではとても待てないので、ダマは6巡目くらいまでが限界です。
10巡目といっても、手変わりの牌が全部生きてるのが前提での話なので、実際には6巡目くらいがちょうどいいんじゃないかと思われます。
5s切りリーチは1s切りダマと打点が変わらないので意味がないです。
1s切りダマの方が変化に期待できる分有利となります。

③ 東1局西家4巡目、ドラ西

九萬九萬三筒四筒赤五筒七筒八筒九筒一索一索二索三索三索五索

端寄りカンチャン待ちのケースです。
これは素直に序盤から終盤まで5s切りリーチとして良いです。
期待値的にもはっきり5s切りリーチが有利と出ています。

④ 東1局西家4巡目、ドラ西

九萬九萬三筒四筒赤五筒七筒八筒九筒一索三索三索四索赤五索五索

続いてドラドラのケースです。
これは1s切りダマが有利と出ていますが、大きな差ではなく、ひっかけや待ちの強さを考慮すると序盤から中盤まで5s切りリーチを正解とします。
ただ、追っかけリーチを警戒して終盤以降は1s切りダマとするのが無難です。
1s切りリーチと5s切りリーチの比較では、打点が安くなっても5s切りリーチの方が明確に期待値が上と出ています。
待ち牌の枚数の差が大きいため、ドラドラ以上なら1ハン捨てても有利になってくるようです。

⑤ 東1局西家8巡目、ドラ九萬

九萬九萬三筒四筒五筒七筒八筒九筒一索三索三索四索五索五索

ドラドラのケースですが、形は同じでドラの配置だけを変えてみました。
一見④と大して差がないように見えるんですが、これは1s切りダマの期待値が無視できないレベルに大きく上昇しています。

ドラの受け入れがあることが原因のようです。
2s、3s、5sツモでもドラ受けの待ちになるリーチが打てるので、とりダマによる打点の期待値が大きく上がります。
赤ツモの手変わりもあるので中盤以降は1s切りダマとします。
しかしモロヒの強さを考慮して序盤は5s切りリーチとしたいです。
序盤なら安牌も少ないため、モロヒなら和了り牌が出やすくなると思われるためです。

⑥ 東1局西家4巡目、ドラ八筒

九萬九萬三筒四筒赤五筒七筒八筒九筒一索一索二索三索三索五索

端寄りカンチャン待ちのケースです。
これは5s切りダマが優秀と出るんですが、序盤なら5s切りリーチとしたいです。
④や⑤と違って役もあって打点充分なのですが、モロヒの強さを考慮するとリーチした方がほんの少し和了りやすそうに感じます。
枚数的に1s切りリーチという選択もあるんですが、待ちの強さを考慮すると4枚待ちのカン4sより、3枚待ちのカン2sの方が優秀だと思います。
シミュレーター的には同じ3枚待ちならカン2sもカン4sも期待値は同じになるんですけどね。
中盤以降は5s切りダマとします。

⑦ 東1局西家8巡目、ドラ八筒

九萬九萬三筒四筒赤五筒七筒八筒九筒一索三索三索四索赤五索五索

続いてドラ3のケースです。
やはりこれも1s切りダマがもっとも期待値が高く出ています。

ハネツモ期待でリーチとしてはいけないみたいですね。
5s切りリーチはそれよりもだいぶ劣ります。
ただここで問題になってくるのは赤5s切りリーチとしたときの期待値がどうなのかということです。
これはシミュレーターではまったく計測不能です。
なので個人的感覚から判断することになりますが、ここは序盤から中盤まで赤5s切りリーチとしていいんじゃないかと思います。
ダマからの手変わりも、赤ひっかけの2s待ちと比べて、そこまで待ちの強さが変わるとは思えないので、ここは手変わりを待たずリーチでいいです。
赤5s切りリーチでも1s切りダマでもツモれば同じ満貫なので、それならさっさとリーチして他家の足が止まる方がいいんじゃないでしょうか。

⑧ 東1局西家4巡目、ドラ九萬

九萬九萬三筒四筒赤五筒七筒八筒九筒一索三索三索四索赤五索五索

続いてドラ4のケースです。
これも1s切りダマが期待値最大。
赤5s切りリーチに関しては個人的感覚から判断すると、それほど良くありません。
ツモって満貫止まりですから、1s切りダマからツモって跳満になることを考えればそれより優秀だとは思えないですね。
ただ今回は5s切りリーチとしたときでもツモって跳満はあります。
期待値的には1s切りダマですが、序盤のモロヒの和了りやすさを考えると5s切りリーチとしたいです。
中盤以降は1s切りダマとします。

≪まとめ≫

手変わりが期待できる分、役なしの4枚待ちカンチャンリーチより、役ありの3枚待ちカンチャンでダマにする方が多くの場合で有利になってくることが分かりました。
目先の枚数より将来的な枚数を取った方が良くなるってことですね。
これは意外な結果です。
しかし、役なしモロヒリーチとイーペーコーダマの比較は微妙であり、個人的感覚でモロヒ有利としたところもありますが、ほんの少しの場況の変化でコロっと判断が変わりやすいので、そこは臨機応変に考えてください。
ただ、イーペーコーに受けてリーチを打つ場面というのは少ないことがはっきりと分かりました。

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