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2016年5月

一気通貫何切る問題集

特に間違いやすいと思われるイッツー絡みの何切る問題をいくつも考えてみました。

1. 九萬九萬一筒二筒三筒四筒五筒五筒六筒七筒九筒三索五索五索 4巡目、ドラ西

上の牌姿から何を切りますか?
正解は5p切り
5pを切ってカン8pでテンパイしたときの河が強く、待ちの強さはリャンメンに匹敵しますし、打点でも9p切りを上回ります。
リャンメンに対する拘りが強すぎると9pを切ってしまいそうになるので、気をつけたいところです。
また、仕掛けが利くメリットも大きいです。
9m、8p、3s、5sは即仕掛けてテンパイを取るでしょう。

2. 九萬九萬一筒二筒三筒四筒五筒五筒六筒七筒九筒四索五索五索 4巡目、ドラ西

今度はソーズの形がリャンメンですが何を切りますか?
これも正解は5p切り
9pもないですが、5s切りでもないでしょう。
イッツーになる受け入れを最大にとるために5sは残すのです。
平和の受け入れを増やしても打点が増えません。
これも仕掛けが利くメリットがありますが、1と違ってカン8p以外はスルーしたいところです。

3. 九萬九萬一筒二筒三筒四筒五筒六筒六筒七筒九筒四索五索五索 4巡目、ドラ西

これは少し難しいですが、6p切りを正解とします。
1や2と違って河がそんなに強くならないのですが、打点の差が大きいので。

4. 九萬九萬一筒二筒三筒三筒四筒五筒六筒七筒九筒四索五索五索 4巡目、ドラ西

三面張を含むケースです。
これは5s切りを正解とします。
さすがに三面張を捨ててカン8pに取ることはないので、ソーズが埋まったらイッツーを嫌って三面張に取るのですが、先に8pツモったときのイッツー平和のテンパイも捨てられません。
8p以外が先に埋まることの方が断然多いですが、打点差が著しいので8p受けは残しておきます。
3p切りもさすがに三面張を捨てて愚形の受け入れを固定するのはどうかといったところです。
河も強くならないですしね。

受け入れは少し減りますが、打点と待ちと受け入れ全てのバランスを取ると5s切りが正解となります。

5. 九萬九萬一筒二筒三筒四筒赤五筒六筒六筒七筒九筒四索赤五索五索 4巡目、ドラ西

ドラドラのケースですがこれは9p切りを正解とします。
6p切りとしたときの仕掛けのメリットが薄いです。
8pチー以外は愚形テンパイになってしまうので。
打点はドラで足りてるので、手役を残すメリットもあまり感じません。

6. 九萬九萬一筒二筒三筒四筒赤五筒六筒六筒七筒九筒三索赤五索五索 4巡目、ドラ西

少し形を変えてソーズが愚形だった場合。
微妙ですがこれは6p切りを正解とします。
マンズ、ソーズの愚形を鳴きで捌けるメリットが大きいと感じます。
打点ではなく仕掛けのメリットで手役を残したいですね。

7. 九萬九萬一筒二筒三筒三筒四筒赤五筒六筒七筒九筒四索赤五索五索 4巡目、ドラ西

ドラドラ三面張含みの場合。
これは打点充分なので9p切りを正解とします。
4との違いはイッツーがなくてもそこそこの打点があるためです。
9pを切って受け入れはマックスでいきましょう。

間○ケンの河

河に切られている同色の2枚の牌はそれだけで強い情報になることがあります。
特に注意して見るべきパターンをまとめました。

『間4ケンの河』

1. 一筒六筒 本命は2-5p(赤またぎが4-7pがやや危険)

2. 二筒七筒 本命は3-6p

3. 三筒八筒 本命は4-7p

4. 四筒九筒 本命は5-8p(赤またぎの3-6pがやや危険)

間4ケンは有名ですが、近年では統計的根拠のないものとして、他の無スジと危険度は変わらないものとされ、昭和の古い戦術やオカルトとされています。
しかし、通常の無スジと比べて危険かどうかはともかく、間4ケンが出来ている河は、同色ではほとんどのスジがまたぎスジになっていて、本命のスジが1本しか残っていません。
通常の無スジと比べて(宣言牌以外の)またぎスジが安全なのは確固たる事実なので、その色の本命スジ1本を瞬時に把握するために役に立つものと思っています。
例えば終盤に本命の残りスジ本数を数えて押し引きに反映させる場合などですね。
昭和オカルトとバカにせずにきっちり覚えておくと良いです。
ただし、赤またぎの場合、またぎスジでも危ないことには注意する必要があります。

四筒四筒赤五筒から四筒を先に切ったり赤五筒六筒六筒から六筒を先に切ったりすることはよくあることです。

ちなみに僕は2、3の本命スジは通常の無スジより危険と見ています。
それは前述のような赤絡みのターツフォローの先切りがないので、またぎスジは比較的安全で、逆に本命スジには赤が絡みやすいからです。
1、4の本命スジには赤が絡まないのでそこまで危険ではありません。
2、3の河には特に注意すべきと思います。

『間3ケンの河』

1. 一筒五筒 本命は6-9p

2. 二筒六筒 本命なし(赤またぎの4-7pがやや危険)

3. 三筒七筒 本命なし

4. 四筒八筒 本命なし(赤またぎの3-6pがやや危険)

5. 五筒九筒 本命は1-4p

間3ケンなどという言葉は誰も聞いたことがないと思います。
これは河に同色が2枚切られているだけでその色の本命のスジがなくなることが分かるというものです。
2、3、4では全てのスジがまたぎスジになるので、比較的その色の牌は安全になります。
1と5の場合でも本命は1本です。
2、3、4の河を見たら別の色が怪しいと見るべきでしょう。

『間2ケンの河』

1. 二筒五筒 本命は6-9p

2. 三筒六筒 本命なし(赤またぎの4-7pがやや危険)

3. 四筒七筒 本命なし(赤またぎの3-6pがやや危険)

4. 五筒八筒 本命は1-4p

間2ケンなどという言葉は誰も耳にしたことがないと思います。
単にスジの牌が2枚切られている河と言うこともできます。
特に注意すべきなのは上の4つのケースです。
1、4はその色の本命スジ1本で、2、3はその色の全てのスジがまたぎスジになるので、比較的その色の牌は安全になります。
これも2、3を見たら別の色が怪しいと見ることができます。

第一打はヤオチュー牌


2016052517gm00b9000074a796d0tw2ts3

配牌第一打、何を切りますか?
この配牌、
ターツは充分に揃ってます。
リャンメン2個に役牌トイツと9のトイツ。
これでどこが残っても心置きなくリーチといけるので、2pは不要です。


2016052517gm00b9000074a796d0tw2ts3_

でもあえて安全牌の西から切ります。


2016052517gm00b9000074a796d0tw2ts_3

そしたらなんか2pにくっついてリャンメンが出来てしまいました。
二度受けなのであまり要らないですが、これは残します。


2016052517gm00b9000074a796d0tw2ts_4

その後、順調に手は進み


2016052517gm00b9000074a796d0tw2ts_5

配牌時に予想してたよりも良い形になってきました。
二度受けが解消され、リャンメンリャンメンかつ、役牌のポンテンも利く完全イーシャンテンで磐石です。


2016052517gm00b9000074a796d0tw2ts_6

しかも、リャンメン最上級クラスの1-4待ちが残り、最高のリーチが打てました。
これは2pを残していなければ得られなかった形です。
2pを切っていれば、1枚枯れた9sと東のシャボになっていたはずで、これは1-4pに比べると少し弱い待ちです。
一見要らなそうに見える2pでしたが、残しておくとこんな良いこともあるんですね。

ただ、”良いこと”はそれだけに留まりません。
特筆すべきなのは、このリーチの河です。
これは非常に強い河です。
待ちに関しては読める要素が少ないです。
強いて言うと、9sトイツ落としなので、愚形はないだろうということと、最終手出しの7sが677からの7切りに見えるので5-8sが本命だと読めることくらいです。
しかし、相手が良形だということは、勝ち目はないと見てオリる理由にもなりますし、実際には5-8s待ちではなく、1-4p待ちなので、5-8sを警戒させつつも1-4pで待つことが出来ます。
ちなみに、1-4pが先に埋まると本命の5-8s待ちになって和了りにくくなるので、そのときは6s切って7sと東のシャボに受けるつもりでした。
入り目次第で待ちを選べるのもこのテンパイの強みです。

二筒三筒西中横七索

もし仮に第一打が2pだったとしたら河はこんなかんじになっていました。
第一打に2pを切ったことにより、次巡にツモった3pも使えなくなってツモ切らざるを得なくなります。
単純に通ってるスジも多いですが、1-4pもこれは通るように見えますので、押し返されやすいです。
それに、変則手のようにも見えるので、9sと東のシャンポン待ちは場合によってはケアされるかもしれません。

第一打に不要な2pを切るか否かでずいぶん差がつくことが分かります。

これは「黒いデジタル麻雀」p174~175にも書いてあります。
第一打はなるべくヤオチュー牌を打つべきであると。
僕の解釈を交えると、第一打に28の牌を打つのは相手に与える情報が大きすぎると思います。
第一打2pを切っていると何がわかるのかというと、2pが絡む待ちカン2p、シャンポン2p、2-5p全部通るのは当然ですが、

1. 5pを持っている
2. 3pを持っていない
3. 4pを持ってない可能性が高い
4. 1pでは当たらない
5. 1-4p待ちでは当たらない
6. 変則手の可能性が高い

例外はあるものの、これらのことがわかります。
一方で字牌を切った場合はこれと言って何もわかりません。
2pを後になって切り出した場合も与える情報が減ります。
孤立牌の処理ではなくて、ターツのフォローを切っただけの場合もあるし、またぎも第一打に切られた場合と比べるとそれほど安全ではないし、5p、3p、4pを持っているかどうかもわからない、変則手かどうかも読めません。
ましてや、今回のように2p周りでターツが出来て使い切れた場合はより河が強くなります。
要らない牌だからと安全牌を持ってさっさと2pを切ってしまいがちになりますが、序盤から先制リーチを受けること自体が稀ですし、巡目が進んでから安牌を持ち始めても手遅れにはなりにくいです。
なるべく第一打に28の牌は切らない方が良いでしょう。

牌譜
http://tenhou.net/0/?log=2016052517gm-00b9-0000-74a796d0&tw=2

複合形何切るその2

a. 一筒一筒二筒三筒四筒四筒五筒一索二索三索七索八索發發 4巡目、ドラ二索

上の牌姿から何を切りますか?
平和目指して發切りという人も居るかもしれませんね。
そうでなければ手広く1pか4pのどちらか。
まぁ、どっちを
切っても大して変わらないだろうと思われるかもしれません。
仮に6巡目に
ソーズを引いてテンパイしたとして、切った牌とリーチ宣言牌によってその後の展開がどう変わるのかを比べてみましょう。

① 發切り、宣言牌發でリーチ(3-6pリャンメン待ち)

九萬白西發中横發

一見、何の変哲もないようですが、自分で一度切っている發をもう一度手出ししてリーチというのは妙でして、役牌のトイツ落としか?と思われてしまいます。
役牌のシャンポン待ち以上に良い待ちとなると限られてくるので、愚形はほとんど通ると読まれてしまうでしょう。
そうなると字牌やスジは全部通されて、押し返されやすくなります。
ちなみにコバゴー本によると、役牌トイツ落としリーチは19牌も通るらしいです。
そうなるとヤオチュー牌は全部通されますね。
一見ヤオチュー牌ばかり切られていて強そうな河に見えるんですが、実は上級者から見るとそうでもなく、むしろ弱い河です。

② 1p切り、宣言牌4pでリーチ(3-6pリャンメン待ち)の場合

九萬白西一筒中横四筒

これはソバテン待ちになっちゃうんですよね。
まぁ、これは3-6p本命というほどではないですが、宣言牌のまたぎなので気持ち悪いのはたしかです。
普通に危険であり、出にくい待ちです。

③ 1p切り、宣言牌1pでリーチ(3-6pリャンメン待ち)の場合

九萬白西一筒中横一筒

今度はトイツ落としを見せてしまうので、1pそばの3pが警戒されてしまいます。
1pを切ってから間を置いて1pを手出ししたとなると、1133から1を切った形が予想されるので、3pのシャンポン待ちが警戒されて出にくくなるんですね。

④ 1p切り、宣言牌5pでリーチ(4pと發のシャンポン待ち)の場合

九萬白西一筒中横五筒

これも4pが特に出やすい待ちとは言えないですね。
真ん中の牌ですし、ソバテンですし、スジも通ってないですしね。

⑤ 4p切り、宣言牌5pでリーチ(1pと發のシャンポン待ち)の場合

九萬白西四筒中横五筒

一気に河が強くなりました!
この河はなんでしょうか。
どう見ても3-6p待ちに見えますが、こんな河で1pが当たるとは誰も思わないでしょう。
リャンメンターツ落としを見せることで發に対する警戒が薄くなるのもポイントです。

⑥ 4p切り、宣言牌2pでリーチ(1pと發のシャンポン待ち)の場合

九萬白西四筒中横二筒

⑤の宣言牌を2pに変えるだけで一気に河が弱くなりました。
4p→字牌→2pの切り順ということは、明らかに1pトイツのフォローとして2pを残したことがバレバレですね。
間違っても2pを切ってリーチしてはいけません。

⑦ 4p切り、宣言牌1pでリーチ(3-6pリャンメン待ち)の場合

九萬白西四筒中横一筒

3-6pは先切りのまたぎで悪くないですが、最終手出しの1pが妙に思えるので、112から1を切ってペン3p待ちが疑われそうな気がします。
リャンメン待ちの場合は4p切りも1p切りも大差ないでしょう。
ただ、⑤のリーチの河が強すぎるので、aの牌姿からは4pを切って、1pと發のシャンポンリーチを目指した方が良いです。
一見差がないように見えますが、1p切りと4p切りではその後の捨て牌の印象が大きく違ってきます。

複合形何切る

a. 三萬三萬二筒二筒三筒三筒三筒四筒五筒一索二索三索七索八索 4巡目、ドラ二索

上の牌姿から何を切りますか?

_1

これを見ると2p切りが一番受け入れが広いようです。
次いで5p。
3pはそれよりも1枚少なくなります。

手広く2p切りか、イーペーコーを見て5p切りかといったところですが、
正解は3pです。
ポイントは切った牌によって捨て牌の印象が変わるところにあります。

九萬白西二筒中横三筒

2pを切ったときの捨て牌はこんなかんじ。
6巡目にソーズを引いてテンパイして3p切りでリーチです。
これだと明らかに1-4p待ちが本命に見えてしまいますね。

九萬白西五筒中横三筒

5pを切ったときの捨て牌はこんなかんじ。
これも明らかに1-4p待ち本命です。

九萬白西三筒中横五筒

3pを切ったときの捨て牌はこんなかんじ。
なんと、4-7pが本命になりました!
これだと4pは出なくなりますが、1pは出やすくなります。
特に「宣言牌の裏スジは安全」というセオリーもどきが広まっているとすればなおさらです。
そうでなくとも、「先切りのまたぎは安全」と読むのが普通なので、1pが出やすいのは間違いないでしょう。
セオリーやセオリーもどきがあるならそれを逆手に取って利用するのです。
これは多少の手広さを犠牲にしても充分にお釣りがきます。

宣言牌の裏スジは安全か

「カンチャン切りの読み」
http://renrakujan.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-60df-1.html

だいぶ前の記事ですが特におかしなことは書いてないと思います。
今でも使ってる読みです。
要点をまとめると連続してないカンチャンターツ落としは危ないという話です。
なお、これよりも簡潔ですが、ほぼ同じ内容の話がコバゴーの「スーパーデジタル麻雀」にも出てきます。


_1

これを踏まえてこの場面を見てみましょう。
自分のリーチを他家視点から見てみたんですが、これは典型的カンチャン切りリーチですね。
連続してカンチャンターツを落としてないことから、ソバテンの可能性が増大し、5pが孤立牌だった可能性が薄くなります。
くっつきテンパイではないし、愚形残りで5pへのくっつき良形変化を見たわけでもないです。
5pはターツのフォロー牌だった可能性が高いでしょう。
ただ、今回は間に安牌が挟まれてないので信用度は少し下がります。
7sと5pの切り順が逆になっただけで、ただのカンチャンターツ落としだった可能性もありますからね。
捨て牌の7sの部分が字牌だったりすると、より確実な読みになってきます(字牌が手出しかツモ切りかを問わず)。
それでも7sより5pの切りが後になっているということは、7sより5pの方が必要だったということなので、やはりソバテンは警戒しなければいけません。
本命は556pから5pを切っての4-7p待ちです。
4-7pはただの無スジよりだいぶ危険なスジなので絶対に切ってはいけません。
と、ここまでは普通の読みなのですが。


_2

実際の手はこんなかんじでした。
4-7pではなくて、宣言牌裏スジの6-9p待ち。
複合形のフォローの5pを外して6-9p待ちなんですね。
連続してないカンチャン切りのリーチはこのようなパターンもあるということです。
これは偶然でしょうか?
レアケースとは言えない気がします。
5pが孤立牌ではないと読める以上、5pが5p周りのターツのフォロー牌となっていて、その周辺が待ちになっているはずというのはたしかな読みです。
その手牌構成パターンとしては556pから5pを切ったパターンが一番多いのですが、567788pから5pを切ったパターンも考えられるということです。

「宣言牌の裏スジは安全」というセオリーがあります。
石橋伸洋の「黒いデジタル麻雀」では例外は多くあるものの通常無スジよりは安全と書かれています。
平澤本にもそう書かれています。
一方、コバゴー本では通常無スジと危険度は変わらないとあります。
一体どちらが本当なのでしょうか。

僕は今回のケースについては宣言牌裏スジの6-9pはまったく安全とは言えないと思います。
それどころか通常無スジよりは危険じゃないでしょうか(4-7pよりはだいぶ安全だと思いますが)。
5pが孤立牌ではないと読めるので、複合形の6-9p待ちは本命とは言わないまでも、本命の次の次くらいには数えていいと思います。

整理すると、

a. 三萬三萬六萬七萬八萬五筒五筒六筒一索二索三索六索七索八索

本命はこれです。

b. 三萬三萬五筒五筒六筒七筒八筒九筒一索二索三索六索七索八索

c. 三萬三萬五筒五筒五筒六筒六筒七筒一索二索三索六索七索八索

d. 三萬三萬四筒五筒五筒五筒六筒六筒一索二索三索六索七索八索

e. 三萬三萬三筒四筒五筒五筒五筒六筒一索二索三索六索七索八索

他にはこんなパターンもあります。全部4-7p待ちです。

f. 三萬三萬二筒三筒四筒五筒五筒六筒一索二索三索六索七索八索

3面待ちの場合でも4-7pは当たります。

g. 三萬三萬六萬七萬八萬五筒七筒七筒一索二索三索六索七索八索

シャボで7pが当たるケースもあり、どちらかというと4pより7pの方が危険です。

h. 三萬三萬六萬七萬八萬五筒七筒九筒一索二索三索六索七索八索

i. 三萬三萬五筒七筒七筒八筒九筒九筒一索二索三索六索七索八索

j. 三萬三萬赤五筒五筒六筒七筒七筒九筒一索二索三索六索七索八索

k. 三萬三萬三筒四筒赤五筒五筒七筒九筒一索二索三索六索七索八索

4-7pの次に本命なのがカン8pです。
jは赤持ちだったりすると、打点充分なのでイーペーコーを捨ててカン8p待ちはありえます。
刺さるパターンが豊富にあり、放銃打点も高くなりやすく、これは通常無スジより危険と言えます。
スジだからといって8pは押していい牌ではありません(4-7p以外の無スジを押す方がまだまし)。

l. 二萬三萬四萬五筒七筒九筒九筒九筒一索二索三索六索七索八索

変則2面待ちのケースです。
これもスジの8pが当たりとなります。

m. 三萬三萬五筒六筒七筒七筒八筒八筒一索二索三索六索七索八索

n. 三萬三萬五筒五筒六筒七筒七筒八筒一索二索三索六索七索八索

そしてカン8pの次に本命になると思われるのが宣言牌裏スジの6-9p待ちです。
特に怪しいと思われるのがこの2つ。

o. 三萬三萬六萬七萬八萬五筒五筒七筒一索二索三索六索七索八索

カン6pの場合でも6pは当たります。
通常ここからはシャボに受けますが、場況次第ではカンチャンに受けることもあります(3mが枯れているなど)。
どちらかというと9pより6pの方が危険です。

p. 二萬三萬四萬五筒六筒七筒八筒九筒一索二索三索六索七索八索

q. 二萬三萬四萬五筒六筒六筒七筒八筒一索二索三索六索七索八索

他に6-9pが当たるケースとしては、ヘッドレスイーシャンテンから5p切ってのノベタンや亜両面待ちがあります。

r. 三萬三萬五筒六筒六筒六筒七筒八筒一索二索三索六索六索六索

ここから5p切って6-9p3mのエントツ待ち。

s. 三萬三萬六萬七萬八萬五筒七筒一索二索三索六索七索八索 ツモ八筒

t. 三萬三萬五筒七筒七筒八筒九筒一索二索三索六索七索八索 ツモ八筒

他に考えられるのはカンチャン待ちのテンパイから手変わりを引いて6-9p待ちになったケースです。
ですが、カンチャン即リー戦術が一般的になった現代麻雀ではこのケースは少ないと言われます。

u. 三萬三萬五萬六萬七萬五筒七筒八筒一索二索三索五索六索七索

三色を見て5pを残したケース。

v. 五筒六筒七筒八筒九筒九筒一索二索三索六索七索八索中中

w. 五筒六筒六筒七筒八筒九筒一索二索三索六索七索八索中中

他に宣言牌の裏スジが当たるケースとしてはこんなのもあります。
通常リャンメンを嫌ってシャボには受けませんが、片割れが字牌だったりするとシャボに受けることは普通にありえることです。
自分で1枚使ってる真ん中寄りの4-7pリャンメン待ちは弱いですしね。

x. 二萬三萬四萬五筒七筒七筒七筒九筒一索二索三索六索七索八索

これもなくはないです。
3pを切っているとはいえ、カン4pのテンパイになっても嬉しくないので、3pよりは暗刻くっつきの9pを残すと思われます。

y. 三萬三萬四筒五筒五筒六筒七筒八筒一索二索三索六索七索八索

この形は3pを切っているのでありえません。
実はこのパターンがなくなるので、その分6-9pは安全になるというのが石橋理論です(黒いデジタル麻雀より)。
ですが、3pを切っていることにより、その分5pが孤立牌だったケースや、ソバテンの3-6pが待ちになったケースがなくなるので、膨大な量の例外がなくなって、6-9pが刺さる確率ははむしろ増大すると思われます。

(5p周りの有効牌を先に引かない限り)5pに関連した待ちになっているはずということは、上に挙げたケースのうちのどれかということになってきます。
そうなると、6-9pが刺さるケースもそれなりに豊富にあることから、6-9pはむしろ危険と言えます。
通常無スジより危険と見ていいんじゃないでしょうか。
少なくとも安全とはまったく言えないと思います。

危険度=4-7p>8p>6-9p>その他無スジ

ただし、捨て牌に3pが切られていなかった場合は特に6-9pが危険とは言えませんし、安全とも言えません。
いろいろな角度から検証してみた結果、「宣言牌の裏スジは安全」というセオリーはまったく当てにならないか、むしろ危険であると結論づけました。
ただ、これがもし、宣言牌の裏スジに加えて、ワンチャンスという情報があれば話は違ってきます。
7pが3枚見えならmやnのケースはなくなりますから。

z. 三萬三萬三萬三筒三筒五筒七筒八筒一索二索三索六索七索八索

aa. 三萬三萬三萬四筒四筒五筒七筒八筒一索二索三索六索七索八索

捨て牌に3pを切っていることから、この形もありえないので、複合形以外の単純リャンメンにもほとんど刺さらないです。
あるとしたらsのような手変わり待ちのレアケースになってくるので。
となるとワンチャンスという情報が生きてきます。
ワンチャンスこそ当てにならないものはないですが、この場合は実質ノーチャンスに近いくらいの強い情報になるのです。

「宣言牌の裏スジは安全」は当てにならないセオリーですが、条件次第で使えることもあります。

コバゴーの「スーパーデジタル麻雀」を読みました

Superdigital_obi

小林剛「スーパーデジタル麻雀」読み終わりました。
僕は麻雀プロにあまり興味がないのですが、コバゴーは注目している麻雀プロの一人で、打ち筋を参考にしていました。
ニコニコの牌譜検討放送や、天鳳名人戦での戦いぶりを見てきた印象としては、なんかいつも迷彩がかかったいい待ちで張ってるなとか、字牌をよく抱えてるなとか、フリテンターツをよく残してるなとか、スーパーデジタルという割に機械に弱いなとか、そんな印象であります。
特に迷彩に関しては謎が多く、意識せず自然な手順でそうなっているのか、狙ってやっているのか疑問が多く、興味があり、そのあたりを本に出して解明してくれないかとずっと思ってました。
これは待望の1冊です。
実際本を読んでみたらイメージ通りというか、なんというかイメージ以上にコバゴーしてるなってかんじでした。
フリテンなんか何故か8つの章のうちのひとつに数えられてますからね。
どれほどフリテンに拘ってるのかが分かるというものです。

迷彩に関しても期待以上のものが得られました。
この本を読んでわかったのは、コバゴーはトイツフォローの先切りを多用するので、ソバテンにならず、自然と迷彩がかかったよくわからない良い待ちになることが多いということ。
場況をよく見ていて、他家が使えなさそうな待ちをつくりにいってるということ。
自分の捨て牌が他家にどう見えるか常に気を使っていて、狙ってひっかかりそうな待ちを意識してつくってるということ。
これら全ての意識が合わさって、いつもいい待ちになってる、迷彩がかかってるという見たものの印象に繋がってるんだと思います。

内容は基本的なことから高度なことまで幅広く、初心者から上級者まで楽しめるものとなっています。
非常に素晴らしい出来です。
特に高度なことでも読者に分かりやすく、興味を持たせる内容になっていて、このあたりには感心させられました。
途中に挟まれているコラムを読んでも、麻雀解説者として言葉に対する拘りが尋常ではなく、いかに曖昧にせず、聞き手にわかりやすく麻雀の面白さを伝えるかということを常に考えていて、プロ意識の高さを感じます。
この言葉に対する拘りが本の出来にも繋がっているのでしょう。
麻雀のみならず人間としても尊敬できると思いました。

僕が個人的にもっとも影響を受けたのがp36やp86です。
これは本を読んでからではなく、ずっと以前から見よう見まねでやってきました。
参考記事→トイツフォローの先切りコバゴースタイル

特に鳴き手でトイツフォローの先切りをするという発想はなかなか出てきません。
僕も最近はずっと役牌はほぼ1鳴きを貫いてます。
以前はバラバラの手からは鳴かないようにしてたんですよ。
でもそれだとあまりにも攻撃力が落ちるんですよね。
残り1枚の役牌に頼るような手になってしまうので。
そこでバラバラの手でも役牌だけはとりあえず鳴いて、そこからは必要以上に鳴かず、安牌も溜めながら手を進めるということにしたら攻守のバランスが取れてしっくりきたんです。
これはまぎれもなくコバゴーの影響であります。
ただこれは本で読んでも地味な印象を受けるので、あまりピンとこないかもしれません。
実際にやってみなければ効果のほどは実感できないと思います。
手なりで手を進めてるのに比べて格段に放銃率が下がって、意外と和了率も下がらないのが実感できると思います。
手なりで手を進めてるとソバテンになったりして、待ちがバレバレになりやすいからです。
これは上級者相手に特に有効です。

全体的にこの本の戦術は上級者相手に通用する戦術が多いです。
フリテンに関してもそうです。
上級者相手では出和了りがなかなか期待できないので、相対的にツモ専のフリテンの価値が上がります。
どうせ出ないのならフリテンだろうがそうでなかろうが関係ないというわけです。
迷彩も河をよく見てくる上級者相手だからこそ通用する戦術です。
上級者相手に通じる読みに関しても他の戦術本にはない充実ぶりとなっています。

したがって天鳳の鳳凰卓においても役に立つ内容だと言えます。
コバゴーは天鳳名人戦でも天鳳位相手に天鳳に準じたルールで戦って連覇を勝ち取っているわけで、これは必ずしも偶然とは思えません。
天鳳でも通用する引き出しを持っていると言えるでしょう。

弱気と慎重の境目

リーチで和了率を高める
http://renrakujan.cocolog-nifty.com/blog/2015/11/post-e3e7.html

以前にダマよりリーチの方が和了率が高まるケースについて考察しました。
今回も似たようなケースですが検証していきます。


2016051419gm00a9000077bb4b12tw0ts4

北家がリーチときて、直後にイーペーコーのみ手のテンパイ。
ここは現物の4s狙いでダマに構えます。


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現物の4sを打ってくれる人は現れず、あっさりと裏裏の跳満をツモられてしまったわけですが、実はこの跳満はリーチを打っていれば回避できた可能性があるのです。


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リーチ一発目に西家がシャンテンから3sをツモって5sを押した場面です。
この場面、もし自分がリーチを打っていたらどうでしょうか?
さすがに二件リーチに押すのはしのびないと考えてオリた可能性があります。
一件ならともかく、二件に対して危ない5sが押せるでしょうか。
そうなると安牌がないですが、唯一北家の現物で東家の中スジの4sがあります。
これを切ってオリたと思われますね。
これがダマなら和了れないのにリーチを打っていれば和了れたケースです。
ただし、これは結果論です。


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この場面はどうでしょうか。
南家は北家のリーチに対し、現物の9mを切ってオリ気味。
もし自分のリーチがあったら2pを切ったと思われます。
親に対して確実に通ることが保障され、北家に対しても先切りの外側で比較的安全です。
もし仮に4sを持っていたとしても4sはおそらく切りません。
危険な親に対して通る保障がありませんから。
宣言牌1sだと中スジでもリャンカン切りからのカンチャン待ちが否定できないので、比較的出やすい待ちとはいえケアされる可能性があるんですね。
二件リーチでは親は真っ先にケアされる対象です。
片方に通る現物どうしの比較では親に通る牌が確実に優先されますし、比較的親に通りやすそうと思える牌でも、やっぱり確実に親に通る牌を・・・となりやすいです。

逆に考えて、もし仮に南家が4sを持っていたとしたら、ここで4sは出た可能性があります。
まさかここで親が現物で張ってると思いませんから。
これはリーチでは和了れないがダマなら和了れるケースになりますね。

西家に関しても、二件リーチに対してもし2pを持っていればそちらを選んだでしょうし、リーチした方が和了れる確率が高いのかどうかは微妙なところです。

ここで押さないとオリても親かぶりがあるので、収支的には押した方が得です。
オリるつもりがないならリーチしても良いのですが、ラス回避麻雀なのでラス目との点差を重視しました。
親かぶりならまだいいんですが、放銃するとラス目と接近してしまうので、危険な牌を引いたらオリるつもりでダマにしました。
このへんラス回避麻雀だと弱気になってるような気もするんですが、弱気と慎重の境目の見極めは難しいところです。

牌譜
http://tenhou.net/0/?log=2016051419gm-00a9-0000-77bb4b12&tw=0

四麻のハイテイの数え方

前回の記事で三麻のハイテイの数え方について書いたので、一応四麻のハイテイの数え方についてもおさえておきます。

「ハイテイの数え方」
http://renrakujan.cocolog-nifty.com/blog/2014/02/post-8532.html

四麻のハイテイの数え方に関しては以前にこの記事で書いてあります。
山数えの方法ですが、これさえ出来れば特に何の問題もないんですよね。
速いし、簡単です。
唯一問題なのは山が多いときに数えづらいことなんですが、序盤でハイテイを知る必要がまずないんで問題にもならないですね。
三麻のハイテイの数え方が異常に難しいので、四麻に関しては簡単すぎて拍子抜けしてしまうほどです。
でも、念のために正攻法の鳴き牌を数えるやり方も覚えておきましょう。
一般的な数え方ですが、それに応用を加えることで格段に速くなります。
本当に念のためだし、山数えのやり方だけで特に困ることもないんですが、両方覚えておけば状況に応じて使い分けられるし、より高速にハイテイを把握することが可能になります。
その分思考を乱されることも少なくなるでしょう。

まず、何も動きがないときのハイテイは南家です。
ここが基点となりますが、三麻とは基点が変わってくることに注意です。

チー=+1
上家ポン=+1

対面ポン=+2(-2)
下家ポン=+3(-1)
カン=-1

そこから上の数値を元にハイテイが変化していきます。
全ての仕掛けとカンの数値を合算して、数値分を反時計回りに(ツモ順方向)に動かしたところがハイテイです。
+2は-2、+3は-1で数えてもいいし、どっちでも都合の良い方で数えればいいです。
+1が西家、+2が北家、+3が東家、+4で基点の南家に戻り、そこからさらにプラスするごとに西家→北家→東家→南家と巡っていきます。
マイナスの場合は時計回りに(反ツモ順方向に)-1が東家、-2が北家、-3が西家となります。
これがまずは基本となりますが、これを毎回ひとつひとつ数えていたんでは時間がかかりすぎるので、ここからは応用です。
ただ、
応用といっても三麻のハイテイ数え方でもやりましたが、基本的な発想としては仕掛けのプラス分とマイナス分をひとつひとつ数えるのではなく、プラス分とマイナス分を帳消しにしていくということです。
ここからはその帳消しのやり方を紹介します。


_1

四麻ではポンが三種類あります。
上家ポン、対面ポン、下家ポンですが、それぞれ形がはっきりしていることに注目してみましょう。

白横白白

この形は必ず対面ポンになります。
どこからどう仕掛けようと必ず+2(-2)になりますし、三麻みたいに中身が変わることはありません。
非常にありがたいことですね。
対面ポンが2つ合わされば2+2=4でハイテイが一周して基点の南家に戻ってきます。
なので対面ポンが2つ入ってるときは、合わせて消してしまい、なかったことにします。
この場合は何も仕掛けがなかったことになるので、ハイテイは元通り南家です。
(カンを入れた後は下家にハイテイが移ります)


_2

チーは必ず+1になることにも注目してみましょう。
順子は見た目にも分かりやすいです。
晒された順子を4つ見つければそれを帳消しに出来ます。
東家のチー2つと南家のチー2つを合わせて消し、残る北家の上家ポンと西家の下家ポンでプラマイゼロになるのでハイテイは元通りの南家です。
チーが4つない場合は上家ポンを加えて4つに揃えてもいいです。
上家ポンはチーと同じ方向を向いているので比較的見分けやすいでしょう。


_3

上家ポンと下家ポン、もしくはチーと下家ポンが2つ合わさるとゼロになります。
この2つの組み合わせは鏡合わせの形になって並んでいるのですぐにわかります。
この形を見たら即座に頭の中で消していきます。
北家、東家ともに同じパターンで消せるので、ハイテイは元通りです。
この形の他にも、鏡合わせの形は

白白横白横發發發

この形があるので、これも見るなりすぐに消しましょう。


_4_2

これはまず、鏡合わせになっている右上2つの東家の仕掛けをさっきの要領で消します。
残る東家の6pチーと北家2mの下家ポンを消せば何もなかったことになります。
チーと下家ポンか、上家ポンと下家ポンの組み合わせは、並んでない場合は
仕掛けの先端に注目します。
先端が向かい合うか、背中合わせの方向を向いている場合は消すことができます。
上家ポンか下家ポンかは見分けがつかなくてもいいし、仕掛けの先端に注目するだけでいいです。

むしろ見分けようとすると混乱するので、見分けなくても済む場合は端折っていきましょう。


_5

カンの数え方です。
数え方というか消し方なんですが、四麻の場合チーが多いので、そのへんにあるチーを見つけては合わせて消していきます。
上家ポンでもいいんですが、チーは順子でわかりやすいので、チーの方が確実です。
今回みたいにチーがひとつだけポツンと浮いてる場合は特に消しやすいです。
この場合は東家とカンと南家のチーを合わせてなかったことにします。
最後に残った西家のチー1つを数えてハイテイは西家です。


_6

この並びは少しややこしいです。
西家の対面ポンとチーの組み合わせは合わせると+3(-1)になるんですが、これを帳消しにするにはそのへんに転がっているチー1つを合わればいいです。
でも、南家はチー2つ仕掛けてるんで、チーが1個余ってしまってちょっと具合が悪いですね。
中ポンもパッと見では上家方向なのか下家方向なのかよくわからず。
そこでまずは西家の対面ポンと南家のチー2つを合わせて消します。
そうすると西家の3mチーと北家の中ポンが残るので、この2つを見ると仕掛けの先端が背中合わせの方向を向いてるのでこの2つを消します。
これできれいさっぱり何もなくなりました。
対面ポンは見た目ですぐわかりますし、チーも順子でわかりやすいので、並んでいるチー2つと対面ポンの組み合わせを見つけたら合わせて消すというやり方が有効です。

まとめると

1. 対面ポンを2つ合わせて消す
2. チーか上家ポンを4つ合わせて消す

3. 鏡合わせに並んでいる2つの仕掛けを消す
4. 先端が向かい合っている離れた2つの仕掛けを消す
5. 先端が背中合わせになっている離れた2つの仕掛けを消す

6. カンは近くにあるチーか上家ポンと合わせて消す
7. チー2つと対面ポンを合わせて消す

こういう法則を覚えておけば、パッと場を見渡しただけで何も仕掛けが入ってないのと同じことになったり、仕掛けが1つ2つ入っただけと同じことになったりするので一瞬でハイテイが把握できます。
理屈じゃなくて、絵で覚えるのがコツでしょうか。
山数えの方法より速いかもしれないし、山数えの方が速いときもあるかもしれません。
そのときどきで数えやすいほうで数えたらいいと思います。

三麻のハイテイの数え方

「ハイテイの数え方」
http://renrakujan.cocolog-nifty.com/blog/2014/02/post-8532.html

以前上げたブログの記事です。
だいぶ前に上げた記事ですが、僕は今でもこのやり方を使ってます。
特に四麻に関してはずっとこれ一辺倒で、一般的な鳴き牌を数えるやり方はほとんどしないですね。
だいぶ慣れてきて一瞬で数えられるようになってきました。

三麻に関しても、これを使っています。
6つの牌をひとかたまりとして山を数えるやり方ですね。
ですが、これは実戦的ではなく、牌譜検討のときには今でも使いますが、実戦では思考が追いつかないんです。
実戦では最後のツモ番がまわってくる巡目で、残りの山から北の枚数を引いてハイテイを数えてます。
それ以前に知ることはほとんど出来ないんです。
何も仕掛けが入ってなければ可能ですが、仕掛けが入ったとたんにわけがわからなくなります。

当然問題もあります。
どうしてもツモらせたくない他家にハイテイが回ることに気付かなくて、まんまとツモらせてしまったとか、ハイテイの1ハンがついて倍満に届いてしまったとか。
そういうことが何百戦か何先戦に1回かわかりませんが、ごくたまにあって気にしてはいます。
それ自体も些細なものとはいえ問題ですが、もっと問題なのは打ってるときにハイテイのことがずっと気になってベタオリ手順を間違えたりとか、そういう他の思考にも影響してくることです。
四麻ではまったくそんなことはないのに、三麻にはそういう苦手意識があります。
本当に三麻のハイテイは数えにくいんです。
ハイテイなんて一瞬で数えて、頭の中を常にアクティブな状態にしておかないといけません。

そこで別のやり方を考えました。
正攻法で鳴き牌と北とカンの数を数えるやり方です。
といっても指折りでひとつひとつ数えていたら圧倒的に効率が悪いです。
瞬時にパパッと数えられるやり方を考えました。

まず、フラットに鳴きも北もカンも何もない状況だと、ハイテイは東家になるということを覚えておきましょう。
ここを基点にして考えます。
四麻だと基点は南家になるので、三麻では基点が変わることに注意です。

そこから北1枚とカン1回につきマイナス1ずつ減算していきます。

-1=西家
-2=南家

-3で一周して東家に戻り、そこからまたマイナスするごとに再び西家→南家→東家と廻っていきます。
何も仕掛けがなければこれで問題はないです。
実際、仕掛けのないときのハイテイは簡単に数えられるんですよね。

問題の仕掛けの数え方です。
三麻にはチーはなく、ポンしかありません。
三麻のポンには二種類あります。

順ポン逆ポンです(僕が勝手に命名しました)。
順ポンは前のツモ番の人から牌を持ってくるポンで、逆ポンは後ろのツモ番の人から牌を持ってくるポンのことです。
順ポンは+1、逆ポンは-1もしくは+2ハイテイがずれるので、これを北とカンの数に合算していきましょう。
この数え方がまずは基本になります。

ただ気をつけなければいけないのは、四麻のポンは三種類あり、上家ポンと対面ポンと下家ポンがありますが、三麻の場合はそれとは全く異なってくることです。
形もまったく違います。
例えば四麻で言う対面ポンって

白横白白

みたいな形をしてますよね?
これは三麻では順ポンの場合もあるし逆ポンの場合もあります。
北家が居ない分、そこをすっとばしてしまうからですね。
席の位置によって形が変わってしまいます。
見分け方ははっきり言って難しいです。
パっと見ではどっちがどっちだか分かりません。
明確に区別した上で数を合算していくのは大変です。
そこで見分けなくても合算する方法があります。


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例えばこの場面では南家がポンを2回入れています。
どれが順ポンでどれが逆ポンなのかはパッと見ではわかりにくいです。
しかし順ポンと逆ポンが並んでるのはすぐにわかります。
アルファベットでいうと「C」みたいな形と「P」みたいな形が並んでますね。
形だけでは順ポンか逆ポンかを判別することは難しいですが、別の形が2つ並んでることが分かればそれでいいのです。
順ポンはプラス方向に1ずれる、逆ポンはマイナス方向に1ずれるという特性があります。
この2つを合わせるとゼロになります。
南家の仕掛けはプラスとマイナスが合わさってゼロです。
”なかったこと”にすればいいんです。
後は東家の仕掛けと北の枚数だけ数えればいいので、順ポン+1と北の-1でハイテイは基点の東家に戻ります。
東家も順ポンの+1と北1枚の-1でプラマイゼロと考えてもいいです。
ちょっと文字にするとややこしいですが、実際こういう理屈が分かるとパパッとプラス分とマイナス分を帳消しにして、一瞬でハイテイを数えることが可能になります。


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もうひとつ、重要な数え方があります。
西家の3副露ですが、どれも自分の捨て牌からポンされてます。
順ポンか逆ポンか、それはどっちでもいいんですが、少なくとも同じ「P」の形のポンが3つ並んでるということは一目瞭然ですね。

同じ形のポンが3つ並ぶということは、ハイテイがちょうど一周回ってくることを意味します。
マイナス方向に3ずれるか、プラス方向に3ずれるか、どちらでも同じことです。
つまりこの仕掛けもなかったことにできます。
順ポンが3つ合わさるか、逆ポンが3つ合わさるとゼロに戻ります。
この法則を覚えておけば西家の仕掛けを無視して、残りの北とカンの数を数えるだけでいいんです。
ハイテイは東家です。


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こういう並びはややこしいです。
逆ポンか順ポンかはしっかり見極めないといけなくなります。
ただ、同じように仕掛けを帳消しにしていきます。
西家の順ポン2つと、南家の逆ポン2つ。
両方合わさればなかったことにできます。
後は、北の枚数を数えるだけ。
ハイテイは東家です。


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これは仕掛けと北を合わせて消していきます。
逆ポンは北と同じく-1なので、西家の逆ポン2つと北1枚を合わせればなかったことになります。
東家の仕掛けは順ポンと逆ポンの組み合わせなのでなかったことになりますし、残る東家の北の枚数を数えるだけでいいです。
ハイテイは東家です。


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南家の順ポンとカンの組み合わせはプラスとマイナスが合わさってなかったことにできます。
後は北の枚数を数えるだけです。
ハイテイは西家です。

このようにまるでブロック崩しのパズルゲームのような感覚で、仕掛けや北やカンを頭の中で消してなかったことにし、残ったものを数えていくという方法が効率が良いです。
順ポンか逆ポンかは見分けられなくても済む場合は端折っていきましょう。
回りくどいように思えても、これを訓練することで圧倒的に数えるのが速くなります。
しかしいざというときのために山数えの方法も覚えておいた方がいいです。
このやり方で答えが合ってるかどうかの確認のためにも使います。

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