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2016年4月

トイツフォローの先切り


2016041910gm002900003977f8bbtw1ts7_

両面ターツのトイツフォローの先切りってセンスが問われますよね。
特に鳴き手の場合、ポン材を減らすのはテンパイスピードにものすごく影響します。
それでも敢えて、こういうこともやってみます。
真ん中のドラなんてまず出ないでしょうし、ドラそばの6pもほとんど出ないと思われます。
ピンズ以外の染め手やチャンタを狙っている他家が居るとか、赤5pを切っている他家が居るとか、そういう特殊な事情があれば別ですが、今回は4pも6pも出る気配をまったく感じません。
ポン材としての価値が低いことは先切りする理由のひとつです。

また、6pは現状めちゃくちゃ危ない牌で、北家の仕掛けに対しても今のうちに切っておかないと後々当たり牌になりそうですし、東家、南家のリーチに対しても後々危ないです。
それに加えて、一番振り込みたくない親の安牌がゼロなので、直後に親のリーチが入ると一発も避けられないという状態です。
ラスとの点差も開いていて放銃は避けたい状況なので、この安牌1枚は非常に大事なんですよね。

そうはいってもドラツモの満貫もあります。
その場合はテンパイを逃すというだけで

四筒四筒四筒六筒七筒七索九索チー五萬六萬七萬ポン白白白

このイーシャンテンならそう悪くはありません。
5-8pもそこそこ鳴けそうだし、すぐに張り返せそうです。
6pを残してテンパイが取れたとしてもカン8sの愚形テンパイなので、これを逃したとしてもそう痛くはないと思います。


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さくっとカン8sツモって張りました。
ここで字牌を手出しすれば5-8p待ちは少し盲点になります。
自力でツモったときもそうですが、カン8sを鳴いたときも、6pを手出ししたときと比べて5-8pがだいぶ和了りやすいです(8sを鳴いたときの方がより効果的)。


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次に9sをツモってきたので空切りします。
ツモ切りしたときに比べてより5-8p待ちがボカされると思います。


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直後に7sをツモってきました。
これも空切りします。
これで完全なカンチャンターツ落としになりました。
6pは単に浮き牌を処理したように見えるし、ターツ処理ということはまだテンパイしていないようにも見えます。


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次に6sをツモってきました。
ここで9sを切ったんですが完全に失敗ですね。
赤5s受けを残したつもりなんですが、よく見たら赤5s見えてるじゃないですか。
ここで9sスライド切りすると678sの面子持ちはほぼ確定です。
例えば5-8s待ちなんかはありえないですね。
待ちが絞られてしまうので良くないです。
6sは特に危険な牌ではないので、ツモ切りしない理由がないですね。


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8p出ました。
6p切ったあとにいろいろ手出しで出てきたので、もしかしたら通るように見えたかもしれないですね。

出和了りやすさの上昇も先切りのメリットの1つです。
実は鳴き手のときこそ先切りが生きる場合もあります。
ASAPIN本にも書いてありましたが、鳴き手のときはツモもロンも点数が変わらないので、出和了りやすさに拘った方がいいんです。

牌譜
http://tenhou.net/0/?log=2016041910gm-0029-0000-3977f8bb&tw=1

チートイツ狙いの手

チートイツ狙いの手には大きく分けて2つの手順があります。
メンツ手と天秤にかける手順と、トイツ手一本に絞る手順です。
さらに細かく分けるとトイトイを見切ってチートイツ一本に絞る手順とかもありますが、ここでは割愛し、トイツ手一本に絞る手順とはどういうものなのか考えてみたいと思います。
トイツ手一本に絞る手というのはいくつか条件があって、それらをまとめてみたのが以下の通りになります。

1. 4トイツ以上のとき
2. 面子が1つもないとき
3. ドラが孤立していて使い切りにくいとき
4. 仕掛け役がないとき
5. 点棒状況的に守備的に手牌を構成したいとき
6. 点棒状況的に打点が欲しいとき
7. 点棒状況的にリーチを打ちたくなくてダマテン役が欲しいとき

8. 枯れたトイツが複数あるとき
9. 他家に役牌を絞りたいとき
10. 下家にアシストしながら手をつくりたいとき

11. 下家に絞りながら手をつくりたいとき
12. 他家に先手を取られて押し返したいが危険牌が浮いてて使い切りにくいとき
13. 場況的にチートイツの方が和了れそうなとき←new

僕はこれらの条件をもとに、総合的に判断して決めています。
条件が複数重なれば重なるほどトイツ手固定に傾きます。
ある程度はシステム化されていますね。
基本的にはあまり積極的に狙うものではないと思っていて、これ一本に絞るとケイテンが取れなくなったり、愚形テンパイを確定してしまったり、デメリットも多いので条件を厳しくしています。
最近、アップデートが更新されたようなところがあって、新たに加わったのが13の項目になります。


_1

4トイツ以上ですが(1)、面子が1つあり(2)、ドラも浮いていない(3)。
仕掛け役はないですが(4)、枯れたトイツもない(8)。
条件を満たしたのは1と4だけで、これだけではトイツ手固定とはいきませんね。
このくらいだと通常は面子手で仕上がる可能性の方が高いとみます。
でも、ふと場を見渡してみると7sがものすごくよさそうなことに気付きました。
なんだこの7sは、めちゃくちゃ山に居そうだぞと。
いつもこの状況だと必ず7sを切るので、今にも自動化装置が作動しそうだったのですが、一旦止めてアナログ判断に委ねてみました。


_2

面子をぶっ壊してトイツ手一本に絞る作戦です。
ただ、7m切りより4p切りの方が少し良かったですかね。
7mにラグはなかったですし、萬子の方が安いですし。
なにしろいつもならここは7sを自動的に切る場面なので、トイツ手固定は想定していませんでした。
時間も目一杯使って焦っていたんです。


_3

7sを引きそうだと思っていたら先に8mの方を引いてテンパイしました。
よく見ると、8mもかなり良かったですね。
しかし、これで絶好の待ちになったと思いました。
先に7sを切ってたらこの絶好の待ちにはならないわけです。
4pもポンされてますし、トイメンが持ってたわけなので。
ここはダマでこっそり拾いにいきます。


_4

3pを引いてきて、まぁ7sの方が良いだろうと思って切ったらロン。
しかし、7sは山に2枚居ましたね。
他家も7sを使い切れない手牌構成になっていて、掴んだら出ていたと思われます。
3pの方はごっそり全部山に居ましたが、ちょっとよくわかんないですかね。
自分の山読みに関しては実はあまりはっきりとした基準はないのですが、単純にソーズが安いということ。
上家が赤5sを切っていて、この周辺は持っていないことが読めるということ(あるとしたら画面の通り789の面子で678とか567では確実に持っていません)。
対面、下家が6sを切っているので677から6を切ることはあまりなくて、トイツでは持っていなさそうだということ。
ドラが4sなので7sよりも4sを浮き牌として優先することから、通常の7sより価値は少し低くなり、捨てられやすくなっています。

このようにものすごく山に居そうな孤立した牌があるとき、面子手は思い切って捨ててしまい、トイツ手一本に絞ってみてもいいと思います。
場況によってはその方がテンパイしやすく、和了れる可能性が高い場合があります。

牌譜
http://tenhou.net/0/?log=2016041222gm-0289-0000-b5bebe53&tw=2

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