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チートイツの手順

チートイツは和了手順に選択肢が多い手役です。
麻雀の勝負はチートイツで決まる、なんてことを言うつもりは毛頭ないのですが、普通のメンツ手の和了手順は誰が打っても同じようなもので実力差が付きにくいのに対して、チートイツの和了手順は選択肢が多く、打ち手の個性が反映されやすく、他者との差をつけやすい分野です。
基本的なメンツ手の和了手順は出来て当たり前なのでもういいとして、難易度の高いチートイツの和了手順を徹底的に見直しておこうと思います。


2015070920gm02090000905f555btw3ts6_

1ツモ目からいきなりの分岐点。
チートイツリャンシャンテンからメンツ手との天秤にかけるかどうかの重要な選択です。
この局のテーマとしては、まず南3なので出来ればリーチ棒は出したくないです。
最低でも今の順位を維持したいので。
振り込みを避けつつ、トップ目の北家あたりが安い手でこの局を消化してくれることにも期待です。
しかし必ずしも安手でいいというわけでもないですね。
この局でトップ目との点差をある程度詰めておきたいです。
字牌を残すと、チートイのみで終わる可能性もあります。
それよりはチートイタンヤオ赤でダマテン6400点をつくるのが理想です。
もちろんメンツ手のタンヤオも見ていきます。
というわけで素直に字牌から切っていきます。
トップ目だったらここでもうチートイに決め打ち、守備重視で字牌を残す手もあると思いました。
点棒状況によっても打牌は変わります。
打北としたのですが、タンヤオがあるし、もう役牌は要らないなということで、どちらかというと北よりも中を先に切っておきたかったなと少し後悔。


2015070920gm02090000905f555btw3ts_3

続く2つ目の分岐点です。
手は進み、チートイツイーシャンテンになったところでツモってきたこの1mを残すかツモ切るか。
僕はこの1mは要らないと思いました。
メンツ手を一応見てるのですが、この1mを残した後のメンツ手はタンヤオもつかないし、打点も安い、仕掛けも利かないしと良いことがあまりありません。
現状でタンヤオ赤チートイツのイーシャンテンなので、面前に期待するならそっちで充分です。
中途半端な打点の面前手のメンツ手リャンシャンテンは要らないでしょう。
役なしだとリーチが必須になってしまうのもマイナスポイントです。
このツモがもし1mじゃなく4mだったら逆に2m切りとしてメンツ手に固定しそうだなと思いました。


2015070920gm02090000905f555btw3ts_5

3つ目の分岐点です。
ドラの9pをツモってきました。
これも要らないなと思いました。
点棒状況的に6400あれば充分で、跳満は要らないというのもあるし。
ドラというのは山読みが利かせにくいという特徴があります。
それは普遍的なもので、今後も捨て牌から山に居るかどうかを推測するのは難しいでしょう。
山に居るか居ないかよくわからないドラよりも、山に居そうな中張牌を選んで持った方が重ねる確率は高いし、待ち牌として使っても和了れる確率は高いと思うのです。
また、終盤になってくると、ドラ待ちで張っていても他家からダマテンや仕掛けを警戒されて出にくくなることも予想されます。
逆にこちら側からしても、他の良さそうな待ちに変えようにもドラは切り出しにくくなってきます。
なので安全な今のうちに切っておきたいところです。


2015070920gm02090000905f555btw3ts_6

4つ目の分岐点です。
3m、7p、7s、7m。
この中から山に居なさそうで重なりにくいと思われるのは7pです。
ピンズが場に高く、ドラそばで7pは他家の手に持たれやすいのがその理由です。


2015070920gm02090000905f555btw3ts_7

5つ目の分岐点です。
3m、7m、6s、7s。
この中から切るべきなのは6sです。
7mも7sも789の三色で下家に鳴かれる恐れがあります。
3mと6sのどちらが山に居るかは微妙ですが、よくわからないので、絶対に鳴かれることはない下家の現物の6sを選択。


2015070920gm02090000905f555btw3ts_8

6つ目の分岐点です。
張りました。
3mと7sどっちが和了れるか。
どっちが山に居るかどうかはなんとも言えません。
どっちもどっちってかんじです。
僕は親の現物の3mを待ち牌として選びました。
後々、親からリーチがかかったときに誰かが安牌で切ってくれる可能性があります。
また、自分も親のリーチに対し現物を切れば、危険牌をツモってきても安全にテンパイ維持が出来ます。

このようなかんじで、チートイツの手順は毎巡のように難しい選択肢を迫られつつ頭を悩まされることになり、正しい手順を踏むことは難しいです。

①安牌を優先するかどうかの選択、手役を絡めるかどうかの選択
②メンツ手と天秤にかけるかどうかの選択
③点棒状況との兼ね合い、和了りやすさと打点のどちらを選ぶか
④山読み
⑤絞り
⑥後の展開を見据えての選択

今回だけでもこれだけの要素がありました。
他には逆に下家にアシストしつつ手をつくることもあるし、迷彩をつくったり、捨て牌から他家に与える印象を考えながら手をつくるということもあります。
リーチ判断も難しくなることが多いです。
ある程度はシステム化しつつ、しっかり対応しようと思います。

牌譜
http://tenhou.net/0/?log=2015070920gm-0209-0000-905f555b&tw=3

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