ローリスクな仕掛け
最近、鳴かない場面ばかり取り上げていたので、逆に鳴くべき場面を取り上げてみます。
一時期に比べると鳳凰卓でも積極的に鳴くようになった気がします。
鳴かないと当然テンパイスピードも落ちて、圧倒的スピード負けでジリ貧状態です。
いかにリスクを冒さずに積極的に鳴いていけるかみたいなことを考えています。
要は放銃リスクとか打点減少のリスクとか、そういうのが少なければどんどん鳴いていけばいいので、そういう場面の見極めが大事になってくるのではないでしょうか。
①
これは役牌3種と三色同刻の後々付けの仕掛けです。
後々付けとはいえ、4種の役が見えているので鳴くのは全然ありかと思います。
三色同刻は9の牌が鳴きやすいので、この後すぐにでも9mが重なればポンポンと鳴いて999 999 999とメンツを確定させるのも充分現実的に思えます。
無理なら役牌の重なりに期待すればいいことなので。
とにかく、この場面は何がなんでも和了りたいところです。
スルーしてもまったく和了れそうな気がしませんし、鳴いたからといって放銃率が大きく上がるわけでもありません。
特に、脇に振るのは現状ライバルの親を流せて悪くないので、親以外の安牌は要りません。
強引でもなんでも時にはこういう仕掛けも必要になってくるのだろうと思います。
②
これも三色の後々付けみたいな仕掛けです。
この後、9pさえ引ければなんとか和了れそうです。
さっきの仕掛けよりむしろ和了りにくいくらいですが、流局テンパイ狙いも兼ねています。
面前で張ってもリーチに値しない手なので僕的には全然ありかと思います。
7mが1枚切れた時点でもう面前テンパイ時には相当厳しい待ちになり、巡目的にも相当深くなることが予想されます。
もともと和了り目が少ないので、鳴いても和了り目を捨てたことにはなりません。
安牌が充分足りてるので守備力にも問題はないです。
③
これは僕的には怖いのですが、あまり好きではないタイプの安くて遠い仕掛けです。
こういうのは、見返りが少ない割に危険が大きいとされています。
でも、鳴かないとかなりスピードが落ちるのは間違いないというか、ほとんど和了れる気がしないので、このまま親にダブ東の手を和了られるのを指をくわえて待っていていいのかという思いがありました。
親のリーチに対してはどうにもならないけど、仕掛けに対してなら手牌を短くしてもなんとかなるだろうと思ってこっちも仕掛けました。
④
親には安全そうな45mを切りつつテンパイを目指せそうです。
⑤
たまたまでしょうけど、1000点だろうと思ってたら満貫になってテンパイしていました。
仕掛けに対してならなんとかなることも多いものです。
仕掛けなら安全牌の見極めもしやすいですし、自分が仕掛けるリスクも多少は減っています。
親が何も仕掛けていなかったら7mは鳴けないけど、この場面は危険そうに見えて意外とそんなにリスクは冒してないと思うので良かったかなと思います。
何よりも一番怖いのは安い仕掛けで2副露も3副露もして親リーをかぶせられることなので、それだけはしっかり回避するようにして、それがないならもっと積極的に行ってみてもいいかなと思います。
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3つとも鳴けないですね。鳴かないじゃなくて鳴けない。
副露0.291で捌きが苦手な自分にはポンチーの声が出せません。
鳴ける前提としては他家のテンパイ速度・打点読みの器量が必要なんでしょうけど、
どうにも苦手でジリ貧が多いですね。鳳凰の人、むかつくくらい早くて困ります(笑)
投稿: ★風の谷★ | 2015年3月10日 (火) 16時45分
>★風の谷★さん
みんなテンパイが速いので僕も必死なのですw
投稿: れんらく | 2015年3月11日 (水) 12時15分
フリー雀荘には行かないんですか?
もちろん金を掛けて。
投稿: | 2015年3月19日 (木) 23時29分