« 2013年1月 | トップページ | 2013年3月 »

2013年2月

段位戦と役満

雀荘戦三若で収支感を鍛え直し、再び三鳳に戻ってきました。
収支感とは目先の順位にとらわれず、1局ごとの損得勘定の積み重ねで点棒を稼いでいく技術のことです。
これがわからないと、変なタイミングでオリたり、無茶な押しをしたりすることに繋がります。
雀荘戦は素点がレーティング(段位戦でいうptのようなもの)に直接反映されるため、よりこの収支感に意識が向けられます。
したがって効率良く強化できると思います。
そしてこの収支感は段位戦でも生きるはずです。
基本的には1局ごとの収支の積み重ねで順位は決まるからです。
その上に順位操作の技術がついてきます。
野球で言えば単純に打てる選手、守れる選手が多いチームが基本的には強いけれど、その上に試合運びの巧さとか、采配の巧さがついてくる。
そんなかんじです。

ですから基本的には段位戦も雀荘戦は打ち方は変わらないということになります。
順位を意識するのは試合が煮詰まってきてからです。

2013022604gm00b900009ec540b8tw0ts4

それを踏まえた上でこの展開どうするかです。
東発から点棒をかなり稼ぎました。
しかし、まだ東2局。
順位を意識するにはまだ早すぎるようにも思えます。
たださすがに役満クラスの打点は要りません。
ほんとに軽い手を1つ和了るだけでだいぶ楽になると思います。
普通に攻撃を仕掛けますが、役満狙いは気が進まないですね。
祝儀もないし。
大量得点で終わってもトップの価値は変わらないし。
しかし、北も抜かれて、流せなくなってしまった。
十種でもこの状況なら流したいんですが。
しょうがないから渋ですよ。
国士大嫌いですけど
普通にこの手なら国士に行くのが一番速いでしょうから。
ブラフって言っても、トップ目が国士なんてやっても誰もビビってくれないんですよねー。
ここからまくるのはどうせ厳しいんだから、いっそ派手に散って終わってもいいって考えるでしょう。
順位戦ならば。

2013022604gm00b900009ec540b8tw0ts_2

中盤あたりで嫌なドラの3sを掴みました。
もうこの巡目ならダマテン張っててもおかしくないでしょう。
特にトイメンの捨て牌の濃さから考えても。
僕の捨て牌からは国士狙いがバレバレ。
当然ダマテンで狙い打ちに来るでしょう。
リーチをかければオリるのはわかっているでしょうから。
それを見越した上で無理はしないでおこうと。
3sで打ったら痛すぎるんで、テンパイしない限りは打たない方向で。

2013022604gm00b900009ec540b8tw0ts43

って考えてたらほんとに張っちゃったんですけど。
ここまで来たらどっちか張ってるのは間違いなさそうなんですが。
發も全然枯れてないし、山に居てもおかしくなさそうですが。
役満和了ればトップはほぼ決まると考えれば、これは押すべきでしょうか。
カチカチカチ・・・

2013022604gm00b900009ec540b8tw0ts44

ええええええええええ

最悪トイメンに満貫刺さっても親流せるならよしとするかなどと考えてましたが、ダブロンなんてあります?w
ほんとにわからないですね、ここの押し引きは。
雀荘戦では役満はゼンツって以前記事で書きました。
雀荘戦でこれ振っても全く後悔はしないです。
ていうか、そもそも3sは止めないしノータイムでモギってます。
でも段位戦でこれは悔やんでも悔やみきれないですね。
いまだにどうすれば良かったのかわからない。
發暗刻なんて読めるわけないし。

ほんとに順位戦と収支戦では役満の押し引きって全然変わってきますね。
案外そこの部分だけなんですよ、大きな違いって。
国士はとりあえず嫌いですw

牌譜
http://tenhou.net/0/?log=2013022604gm-00b9-0000-9ec540b8&tw=0

2枚切りの読み

魔神の天鳳理論で聞いた読みを実践する機会がさっそく巡ってきました。
本には書いてなかったですがこれはけっこう使えると思います。
本に書いてある食い延ばしの読みより実践的だと思いますねw
あれは覚えておいて損はないのですが、食い延ばし自体がなかなかお目にかかれないですからね。
この読みはそれなりに目にする機会があります。
適切なネーミングが思い浮かばないので、適当に2枚切りの読みなどと言っています。

2013022223gm06810000x983951ca2aectw

元々はリーチに対する読みだったのですが、鳴き仕掛けにも応用として使えます。
上家は2mポンして3m手出し、7pチーして7s手出し、7mポンして3s手出しです。
この仕掛けを見て何か違和感を感じませんか?
2枚目の3sが遅れて出てきていることです。
2枚続けて出てくればトイツ落としにしか見えないのですが、1枚手出しを挟んで切っているので何か変です。
基本的に、1度自分で切っている牌を後からもう1枚手出しで切ってきたら、それは何かの読みの手掛かりになることが多いです。
スライドだったり、空切りだったりですね。
一応注意して見るようにしてます。
この場合はポンした直後の手出しなので、スライドでも空切りでもないのですが、3sは何かの関連牌だと思われます。
何の意味もない、ただ余っただけの牌ということは考えられないです。
鳴き手で、特にイーシャンテンから余剰牌を持つ余裕なんてありません。
面前手ならリャンメンのトイツフォローを外して余剰牌を持ったりできますが。
鳴き手でポン受けを外すと速度が著しく落ちるためにできないのです。

では、1度要らないと言って捨てた3sを1枚だけあえて持つ理由とはなんでしょうか。
1つは孤立くっつきを狙う牌として1枚持っていた可能性があります。
でも、鳴き手なら重ねてポンした方が速いです。
それは考えられないと思います。
リャンメンのトイツフォローとして残したということも考えられません。
その場合、自分で2枚3sを持っていて、1枚3sを既に切ってあるので、素直な手順を踏んでいればリャンメンターツが残る前に暗刻っているはずです。
ということは、1-4sのリャンメン待ちは消えます(タンヤオの仕掛けならペン4sになりますけどね)。
2-5s、カン4sもまずありえないでしょう。
344の形から3は切らないので(4切ってリャンメンに受ける)4sのシャボ待ちもありえません。
ということは、223から3を切ったか、355から3を切ったか。
この2つの可能性が残ります。
(223からはタンヤオならリャンメンに受けられないので、3を切る可能性があります)
この形なら3sをトイツではなく、1枚だけフォローとして残す意味が分かりますね。

ズバリ、僕は5sのシャボではないかと思いました。
2sはドラなので、223の形は最後まで引っ張らないです。
早めに3s切ってトイツ固定します。
4sツモったら1枚ドラが出て行く形になるので、嬉しくないからですね。
たまたま他のターツのフォローをツモらなくて、最後まで残ってしまった可能性もありますが。
ただ、22355から3を切ったとするなら自然な手順で、2sが待ちになっていることはありえます。
この形なら3sは2sのフォローではなく、5sのフォローになるからです。
2s待ちは否定できませんが、この形でも5sは待ちになるので、2sよりも5sの方が当たる確率は高いかなと思います。

本命は5sと何かのシャボです。
役牌と5sのシャボの可能性もあるし、その場合は5sは当たらないですが。
5sヘッドという可能性もあるので、必ず当たるかといえばそうでもないですが。
でも、5sトイツの可能性はかなり高いですね。
5s自体の危険度もそれなりに高いと読めますが、例えばカン5s待ちや5s単騎で自分が張った時、和了れそうにないってこともわかりますし。

2013022223gm06810000x983951ca2aec_2

はい、やっぱり5sトイツでした。
今回は、読めただけで読みを生かすことは出来ませんでしたが、この積み重ねで読みが生かせる場面が巡ってくることもあるでしょう。

牌譜
http://tenhou.net/0/?log=2013022223gm-0681-0000-x983951ca2aec&tw=3

バカホンのすすめ

銀東、若東において有効な戦術を見つけました。
それはバカホン戦法。

東風戦では染め手が非常に強いです。
場千五の銀東、若東ならさらに強くなります。
それは何故かといいますと、東風戦は守備が大事です。
単純に考えて、東南戦の東1局では1000点振っても痛くもかゆくもないどころか、親番蹴れてラッキーくらいに思いませんか?
親満ツモられるよりはずっといいって思います。
それは東風戦でも同じことですが、東風戦だと、たとえ1000点でも振ったら嫌な気持ちになります。
案外この1000点が最終順位を左右することがある。
ということで、東風戦では1000点でもケアしたいと思います。
ましてや場千五で打点ブースト機能があったらなおさらです。
また、満貫クラス1回でも振ると大変です。
局数が少ないのでなかなか取り返せません。
ホンイツは字牌を抱えながら手を進められるので、鳴いて手牌を短くしても守備力があります。

次に東風戦は打点が大事です。
安手の価値が上がるのはもちろんそうなんですが、東1局で、1000点1回和了ってもその後の局も攻め続けなければいけないことには変わりはありません。
ですが、満貫和了ればもう守りに入ることが出来ます。
安手を重ねて攻め続けて勝ちにいくよりも、大きい和了りを一発和了って、その後は守って逃げ切る方がずっと楽です。
東南戦で満貫1回和了ったくらいじゃいきなり守りに入ることは出来ませんが、東風戦なら1回でも十分足ります。
ホンイツはドラ1枚と役牌つければ満貫に届きます。
役牌暗刻とかで符を稼げば3ハンでも5200になり、これでも十分です。
同じ鳴き役のタンヤオはどうでしょうか。
タンヤオを満貫にするにはドラ3枚を集めなければいけません。
全部で7枚しかないドラを4人で奪い合うのです。
3枚も集めるのは大変です。
三色もなかなかつけられる役ではありません。
中張牌だけで構成するので符も稼げません。
タンヤオは高くて3900止まりの役です。
3900は東風戦では決め手になりません。
メンタンピンなら別ですけどね。
そう考えると、ホンイツは鳴き役の割には打点効率が良い役です。

もうひとつ、東風戦は鳴きが強いです。
東風戦でリーチに満貫クラス振ったらもうおしまいだーっていうのは誰しも分かってることなので、リーチかけても警戒されて誰も振ってくれないんですよね。
特に愚形リーチは大体かわされるか、流局するイメージしか沸きません。
しかし鳴きなら振ってくれます。
テンパイが読まれないからです。

2013021814gm00290000x18c47b1c10b0tw

1つ例を挙げてみたいと思います。
これは東風戦じゃないんですが、親が見え見えのホンイツを仕掛けてきています。
打った僕もぬるいと思うんですが、言い訳をさせてください。
親の待ちは大体3-6sか4-7sしかありえません。
役牌も全部枯れてますし、場に切れているスジを数えればその2つくらいしか残っていないからです。
ホンイツの仕掛けは待ちが透けて見えます。
でも、だからといって、誰も振ってくれないかと言ったらそうじゃないです。
それはテンパイが読めないからです。
染め色の数牌があふれてきたらテンパイ濃厚だとか、いろいろ読みはありますが、確実な読みはないです。
極論言えば、テンパイしてもいないのに、適当な牌を手出ししてテンパイしたように見せかけることだって出来ます。
なのでわからない、誰にも読めないというのが実際のところだと思います。
これは強い人と対戦していてもわかります。
やっぱり九段の人とかでも見え見えのホンイツ仕掛けに刺さることがある。

僕自身も、やっぱり自分の手が満貫確定の良形だったんで、まだ張ってないんじゃないかと思っていっちゃいました。
同じような状況でも、自分の手が悪いなら大体張っただろうと思って諦めがつくのに、自分の手が良くなってくると、相手はまだ張ってないかもしれないと甘えが出てきてしまう。
それがホンイツの罠です。
これがもしリーチだったら絶対にいきません。
メンホンじゃなくても、残りのスジが2本しか残ってない状況で、相手が張ったと確実に分かるならば、それは不利な勝負だと分かります。
でも鳴き仕掛けだから、残りスジは2本で5割も当たるかと言ったらそうでもないので。
テンパイしてない可能性も実際はありますから。
だから自分の手によってはいっちゃうこともあります。
点棒状況的にはいっちゃいけない場面だったと思いますけどね。

ホンイツに対してはテンパイはわからないものとして対応するしかないです。
大体テンパイはしているけど、してない可能性もある。
それに対して、自分の手はどうか、今の点棒状況はどうか考えて押す価値があるか判断していきます。
これは読みではなく、押し引きの判断です。
この判断を迫れる時点でホンイツは強いです。
場合によってはテンパイしてもいないのに、周りがオリてくれることもあります。
リーチにもない強みです。

2013021921gm06810000xe4c4dca3a836_2

これはテンパイを外して染めにいった方が良かったです。
リーチをかければ字牌の中ですら止められます。
中の片和了りでダマるという手もありますが、テンパイを外しても6-9s、2-5-8sがチー出来るので、すぐ張り返せると思います。
この後ラス目以外はベタオリされて、ラス目にゼンツでまくられました。
リーチをかけなくて済むというのがホンイツの大きなメリットです。
リーチかけずに染めていれば当たり牌は他家からこぼれていたんじゃないでしょうか。

あえてホンイツのデメリットを挙げるとケイテンが取りにくいことです。
でも、この点はあまりにも手牌が壊滅的で、全部鳴いてもケイテンすら取れなさそうとか、トップ目親番で、これ以上連荘する必要がないといった場合は問題になりません。

2013021923gm06810000xab964c9bf7b5tw

例えばこんな状況です。
もう十分に点棒は稼いだ。
場千五なので、安手で連荘してこれ以上積み棒を積みたくないといったとき。
ケイテンを見る必要がまったくありません。
なので無理染めに向かいます。
ここから萬子も筒子もぶった切ってしまいます。
配牌オリみたいなものですけどね。
間違って和了れれば駄目を押せる。
和了れなくても守備は固められる。
また、中張牌をぶった切っていくので、下家に鳴いてもらいやすくなります。
鳴いて安和了りで流してもらえば助かります。
どう転がってもおいしいし、いいことづくめですね。
銀東、若東では狙いやすい状況が多く、相性の良い役だと感じます。

三若王

Sanwaka

Tenhou_prof_20130215

三南祝5で400戦消化し(三若南399戦+三銀南1戦)、Rランキング入りを果たしました。
なんと自分がランキングトップであります。
月間ランキング1位にも陣取り、今月はすさまじい勢いでした。
Rランキング入りを目指して打ってきましたが、トップ10くらいに入れればいいかなーくらいで、トップが獲れるとは夢にも思いませんでした。
今までの人生でなにかでナンバーワンになれたのって初めてかもしれません。
これからは自分は三若王で推していきますw

三若南の戦い方は基本的に局収支最大化です。
東風とは違い、順位操作の技術はそこまで重要ではありません。
1局1局の点棒の積み重ねで順位も自ずと上がっていくでしょう。
基本は面前中心で手づくりして、張ったら全部リーチする勢いで。
実はリーチ率は以前はもっと高かったんですけど(.350くらいあった)、最近、順位率に色気が出てきて、段位戦の打ち方をミックスさせてみています。
あまりにも、ダマとリーチの和了率に違いが出そうなら、ダマも使ってみようということです。
ですが、判断が難しいので、張ったものは全部リーチ(役あり満貫もリーチ)でもそこそこの成績は残ります。
リーチすれば一発裏祝儀が4~5割くらい載りますんで、和了率が多少落ちても祝儀収入でリターンは埋められると思います。

戦う前の心構えですが。
始めから徹底的に点棒を稼ぎまくって、他家を飛ばしてトップを取りにいくくらいのバランスでちょうどいいです。
ある程度、点棒を稼いだら守りに入って逃げ切るようなことは考えません。
それは四麻の打ち方で、三麻では通用しないので、トップに立っても貪欲に点棒を稼ぎに行きます。
それが収支的にも効率が良いし、実は順位的にも効率が良い。

三麻の親連荘率は実はすごく高くて、親番さえ残るならセーフティリードなんてないと言ってもいいくらいです。
いくら点棒を持っていても、ラス親に連荘されればトップをまくられるんですね。
点棒を守って逃げ切るよりも、自ら攻めて親をどんどん蹴っていくか、他家を飛ばして順位を守る方が実は効率が良いと気づきました。
雀荘戦は収支戦で素点も反映するからと貪欲に点棒をガメりに行った結果です。
思いのほか、トップ目でも攻めることが重要と分かったので、段位戦にも生かしていきたいと思っています。

2013021216gm0619000031a59a3ctw1ts9

収支戦につき、和了りトップでもリーチというやつですが、段位戦でもリーチでかまわないと思います。
ここから親連荘でトップまくられるとか全然あるんで。
蹴れる時に蹴っておきたい。
親が4p切ってなかったら片和了りダマにしそうですけどね。
2位の上家に跳満振り込んでまくられるリスクはもちろんありますが、承知の上です。
それに、親のこんな赤々の手をツモられたらかなり痛い。
2万点相当、裏1枚で3万点相当抜かれますから。
それは順位を落とすのに近いくらい嫌なことなんですよね。

基本的に局収支最大化を考えて打つことが多いとわかりました。
オーラスだから、自分の順位がこうだからではなく。
ほぼ目なしならラス確して、素点支出を防ぐのもありです。

2013021314gm0619000026933afatw1ts7

局収支を最大化するためには何が必要でしょうか。
第一に自分が和了ること(収入最大化)、第二にオリて振り込みを避けることです(支出最小化)。
和了りに近ければ押し、和了りに遠ければオリ。
シンプルな考え方ですが基本、この繰り返しです。

第三の選択は安い手に差し込むことです。
この場面、たしか、上家に倍満の赤裏3をツモられました。
僕はその前に、1sを切ってカン4sでリーチをかけています。
5s切ってカン2sに受けていれば下家の役牌ドラの2000点に刺さるだけで終わりです。
しかし、日和って下家への振り込みをケアしたばかりに、素点8000点+(祝儀5000×4=20000)=28000点を持っていかれたのです。
結果論と言えるのでしょうか。
圧倒的にカン4sよりもカン2sの方が和了れると感じていました。
次順に2sツモちゃってますしね。
どうせカン4sでリーチをかけても和了れるとは思えないので、刺さってもいいから5sを切るべきでした。
安い手には刺さってもいいのですよ。
刺さなかったばかりに、別の他家に大物手を和了られて、より多くの点棒と祝儀を持っていかれることはよくあります。
特に自分が子で、明らかに安そうな子の2000点くらいの仕掛けは喜んで刺しましょう。
親に満貫ツモられたら4000点持ってかれた上に連荘です。
3900でも刺さっていいくらいです。

魔神の天鳳理論から~その2

今回はいろいろとためになる話が聞けましたね。
後スジ、先スジの危険度の話は本でも読めますが、後スジでも関連する牌を先に切っている場合は安全になるという話でした。
これはためになりますが、正直言ってこのくらいは僕レベルでも使う読みですし、鳳凰クラスなら常識レベルの話でしょう。
鳳凰卓を目指すなら覚えておきたい知識ですね。

同じ牌を間を空けて切ってきた場合、その周辺のリャンメン待ちは比較的安全になり、シャボやスジひっかけは危険になるという話もためになりました。
例えば序盤に4pを切っていて、間を空けてもう1度4pを切ってリーチをかけてきた。
この場合、無スジでも3-6pや2-5pは大体通るわけです。
4445pから1枚だけ4p外す意味はないですし、445pから1枚4pを外し先切りリャンメン固定というのは割とよくありますが、もう1枚4pをツモってもそれを引っ張ることはほとんど意味がないので普通はしないです。

しかし、カン7pや2pシャボは危ないです。
4468pという形からまずは4pを切って468pのリャンカンとして持ち、テンパイして4p切ってカン7pが待ちになるというパターンはよくあります。
また、2244pという形からまずは4pを切り、224pのカンチャントイツのターツとして持ちながらテンパイして4pを切ってシャボに受けるというのもよくあるパターンです。

ちなみにカン5pやカン3pもまずありえません。
446から4先切り自体がほとんどないですし、2枚も4p切ってきたら、カン5p待ちになる前に4p暗刻ってるじゃねえかということですね。

2枚目の4pを孤立牌として浮かせ打ちしていたケースもあります。
4pトイツから1枚外して、浮かせてくっつきを待っていた。
でも、どこか別のところが埋まった、もしくは別のくっつき牌にくっついたので、2枚目の4pも不要となった。
この場合は4pになんら関連してない、別のゾーンが待ちになります。
もちろんそういうケースもありますが、本命はカン7pや2pもしくは6pのシャボ待ちと言っていいでしょう。
これらは後スジでも危険という話です。
渋川さんは初心者にもわかりやすいよう、目線を下げて話していたと思われますが、後半の2枚切りの読みはちょっと難しかったですかね。

Majin

今言ったような読みは、基本とまでは言わないけれど、鳳凰民クラスならざらに入れてくる読みだと思ってます。
渋川さんの凄みはそんなところにはありません。
一番感心したのはこの場面ですね。
ここから渋川さんは發をカンしました。
發カンして変な牌ツモったらケイテンが取れなくなるし、放銃してしまう。
發をツモ切れば平和にケイテンが取れるし、發をカンしたところでツモは僅かに1回しかない。
そんなに和了れるチャンスがあるわけでもないですよね。
ましてや親番で連荘権が死ぬほど大事なのに何故?と思いました。

しかし場をよく見てみると、上家がまずベタオリしています。
こちらには何を切ってもまず当たらない。
トイメンは西のトイツ落とし、ヤオチュー牌絡みの仕掛けをしていることから、安全に回し打ちながらケイテンを取りにいってるだけです。
役牌も全部枯れてます。
役がないのでハイテイでもつかない限り当たることはありません。
残るは下家だけとなります。
先ほども言った通り、役牌も全部枯れているので、下家の仕掛けは十中八九タンヤオとなります。
中張牌のスジで、当たりそうなスジってもう5-8sくらいしか残ってないんですよね。
スルーしている鳴き牌のスジとか、捨て牌のスジを全部数えると、ほんとに5-8sくらいしかないんですよ。
強いて言えば、愚形なら7sのシャボとか6pのシャボがなくはないかなっていうくらいで、1点読みに近いくらいには待ちが絞れてるんです。
このへんの解説はさらりと流されていましたが、リンシャンで5s以外なら全部切るから、万が一のリンシャン發ドラドラを狙いにいこうとのことでした。
場が見えていたということなんでしょう。
僕は牌譜をじっくり時間をかけてスジを数えてようやくわかるくらいですけど、そのへんの判断が一瞬にできることにすごみがあると思いました。

この後、下家がなんか有効牌ツモってテンパイして5-8s待ちで流局したんですけど、「下家5-8s待ちでしたねーフフッ(どやあ)」みたいな。
なにがドヤアだよ、ドラの8sくらい誰でも止まるわいとか思ってましたがw
後でよく考えてみたらこういうことだったんですよね。
8sを止めたことでドヤしたんじゃなくて、5-8s待ちを見越した上でカンしたことがドヤだったんです。
もしリンシャンで8sツモってればそれはトップを決めるくらい大きな和了りです。
結果論とかじゃなく、ほんとに5s以外切れるので、5sツモる程度のリスクだったらリンシャン發ドラドラ狙いに行った方が全然良いですね。

若東祝儀5000攻略

Tenhou_prof_20130212

最近ちょっと調子良くなってきました、雀荘戦若東祝5です。
役満1回振ったので祝儀はボロボロですが。
持ち時間が少ないので、ミスが多いですね。
若東祝5では東南以上に堅く打っています。
局数が少ないので一度振ったら取り返しがつかない印象が強いからです。
また、場千五なので、積み棒があると振り込みがより一層痛いですね。
愚形リーチも振り込みが増えるのでちょっと控えたいと思っています。
主に場千五と祝儀の影響で、ゲーム性は段位戦の東風などとは大きく違います。
鳴きが強い、守備重視の打ち方が強いなどの特性があって面白いのですが、過疎ってるのが残念ですね。
ランキングにも誰も載ってないし、ガチでこのゲームをやっている人も少ないようです。
どちらかというと、僕は若南祝2より好きですね。
狭い世界ですが、トップを目指してやっていきたいです。
そのためにはメンツの前に過疎という壁が立ちはだかりますがw

2013021121gm06010000365b8a25tw2ts3

場千五に関しては最も扱いが難しく、自分の中に基準をつくっていくのに苦労しました。
三麻以上にセオリー化されていない分野ですよね。
ずっとその押し引きについて悩んでいたのですが、最近は親番では1500点はほぼ和了らない方がいいかなと思っています。
2900点も正直微妙なくらい。
トップ目ならこの2sは鉄でスルーですね。
平場でもスルーでいいくらいです。
普段はめちゃくちゃ鳴きまくっている僕でも、この時ばかりは面前で打点をつくりにいきます。
ここから鳴くのは赤牌だけですかね。
タンヤオ赤1ツモれば3000+15000点になりますから。
赤5sはもちろんですが、赤5pもしくは赤5m鳴いて打西とかでもいいです。
1500になる鳴きはとにかくだめですね。
それ和了っても次局積み棒3000点奪われてパーになるだけです。
安い手で連荘すればするほど他家に逆転のチャンスを与えてしまいます。
連荘なんて所詮4分の1程度の確率ですからね。

赤以外のタンヤオ牌は終局まで一切鳴きません。
メンタンピンが見えたから手をつくりにいっただけなので、もっと言えば手が悪ければ配牌オリでも十分なんですよね。
ケイテンを取る必要もないので、面前で張らなければ手を崩してオリるだけですね。

2013021121gm06010000365b8a25tw2ts4

そして次局。
鉄で配牌オリです。
ドラ1枚程度じゃ話にならないんで。
役牌暗刻とか、打点があって、守備力もあってとかじゃないと行く気しないです。
下家がなんか仕掛けてきたらアシストして軽い手で流してもらってもいいかもしれないですね。
差し込んだら1000点でも4000点取られますんで、どんな安そうな手も警戒しないといけないです。
よってこの状況だと、配牌オリ以外に取る手段がないんですよね。
若東祝5ではこのような状況が多いので、東南戦よりもずっと守備的に打つのが正解かなと思っています。
トップ目はとにかく堅く打つのですが、点棒が平たい場合も、振り込みを避けつつ、攻撃をかわしながら隙間を縫って和了りを狙っていく。
面前リーチ(主に愚形)よりも鳴きが有効です。
リーチは警戒されますし、鳴きなら危ない牌は止められますんで。
積み棒次第で安和了りも3900や満貫クラスに化けるので、若東祝5の鳴きは非常に強いです。

親番も出来るだけ打点をつくって一撃で決めにいった方がいいかなと思いますね。
鳴くならドラを重ねたり、多少強引にでもホンイツに寄せたりを意識すると良いかなと思います。

2013021121gm06010000365b8a25tw2ts_2

こんな鳴きはどうでしょうかね。
2-5mが上家から鳴きやすそう、上家が染めっぽいので6-9pがあまり良くなさそうというのがあったかもしれません。
なんにせよ、鳴いた方が速そうで、和了りやすそうです。
最近、より汚く鳴くことを意識しています。
鳴きは愚形をさばくっていう意識が元々強かったんですが、多少強引でも、形が悪くなっても、和了りやすくなったり、テンパイが速くなったりすればそれでいいんじゃないかと。

牌譜
http://tenhou.net/0/?log=2013021121gm-0601-0000-365b8a25&tw=2

収支戦の押し引き

前回の順位曲線を頭に入れた上で収支戦での押し引きを非常にざっくりとおおざっぱにまとめました。

1位 引き
2位 押し
3位 普通
4位 押し

もちろん状況によるので、一概に言えないところがあるんですけどね。
まず1位ですが、トップから上の順位はありません。
押してもリターンは素点だけとなります。
2位に対してはまくられる恐れがあるので順位を守るために押し気味になりますが、3位や4位に和了られてもトップの順位には影響ないケースが多いので、押しても得になるケース自体が少ないです。
押すことによる順位降格、トップウマオカ4万点を失うリスクが相当大きいので、イメージよりだいぶ引きかなと思っています。

次に2位ですが、順位を1つ上げればトップウマオカの4万点収入、逆に順位を1つ下げれば順位ウマ2万点の失点となり、リスクの割合の2倍はリターンがあります。
かなり押していいと思われます。

次に3位ですが、順位を1つ上げれば順位ウマ2万点の収入、順位を1つ下げれば順位ウマ2万点の失点。
2位と同じだけ押しのリスクがありますが、違いはリターンが少ないことです。
普通に押すべき手を押し、引くべき手を引く。
ですが、これが意外と難しいかもしれません。
収支戦のイメージからラスを恐れず、どうしても押し気味になりがちです。
トップが見える点差なら別ですが、そうでないなら、無理して2位を狙っても大しておいしくはないので、冷静になりましょう。
収支戦でもラス回避は大事です。
トップ取り麻雀と言われますが、僕のようなトップラス回避型でもR1900はあります。
コツコツとラス回避していくことで意外と長期収支が向上していくようです。

最後に4位ですが、これ以上下の順位はありません。
失うものは素点だけなので、全力で押しです。

以上のことを踏まえた上で押し引きを実践してみました。

2013020817gm020900005d7db8c5tw3ts1

トップ目は堅く打とうと決めていたんですが、これはどうでしょう。
最初僕は、6pチーでクイタンか、9pツモで平和のみしか頭になかったので、6pツモってメンタンピンになっちゃってどうしたらいいのかわからなくてw
でも、ラス目がドラポンしてるので押すのはリスクが高いですね。
メンタンピンですから、リーチすれば満貫見えるんですが、やっぱりここはダマりたいですね。
ラス目が和了る分には自分の順位には何の影響もないので、ダマってツモらせればいいと思います。
まだ東2局でこんなことを考えるのは早すぎでしょうか。
赤1枚あれば、リーチにいったんでしょうけど。

2013020817gm020900005d7db8c5tw3ts12

9pつかんでオリちゃいました。
最終手出し8pなんで6-9pあるいは9pのシャボが怖いですね。
河的にも染まっててもおかしくなさそうなんで、跳満刺さったらシャレにならないですね。
めちゃくちゃ堅く打ってます。
雀荘戦始めたばかりの頃はこのゲームはあまりにも2位が弱くて、浮きがほとんどなかったり、マイナスになることすらあったんで、やっぱりトップを取らなきゃだめなんだと思ってめちゃくちゃ押してました。
でも逆に考えれば、トップを取りに行くんじゃなくて、トップを守り切らなくちゃいけないゲームなんですよね。
2位は押しっていうのは実践出来てたんですけど、そのへんの感覚のズレがまだありました。
今回はちょっとやりすぎかもしれませんがその意識の表れです。

牌譜
http://tenhou.net/0/?log=2013020817gm-0209-0000-5d7db8c5&tw=3

2013020921gm0601000026b0eadctw0ts4

若東です。
これは全く行く気がしないですね。
形が悪く、愚形リーのみになる未来しか見えません。
配牌オリです。

2013020921gm0601000026b0eadctw0ts42

祝儀5000なんで、抜かれるのも痛いんですが、僕に出来るのは一発消しだけです。
ラス目が親なんで、その分猶予がありますし、ほっとけば脇が親を蹴ってくれることもあります。
トップ目の時は段位戦に近い打ち方になってきましたね。

牌譜
http://tenhou.net/0/?log=2013020921gm-0601-0000-26b0eadc&tw=0

四麻のウマオカ

三麻のウマオカについては一通り検討し終わったので、今度は四麻についてやってみます。
収支戦もそうですが、天鳳段位戦についてもpt配分等比較検討していきます。

まず、四麻の天鳳雀荘戦及び、一般的な雀荘ルールのウマオカ配分を確認してみます。
順位ウマ10-30。
オカあり25000点の30000点返しとします。
オカについてまず確認します。
配給原点が25000点と原点30000点の差がオカです。
この差額5000点が4人分、合計で20000点。
これが試合終了時にトップに与えられます。
このオカは試合開始前に全員から5000点ずつ徴収して捻出されているものです。
ウマオカ計算上、全員が-5000点をベースとしてそれに順位ウマとオカをプラスしていきます。
これを踏まえた上で計算すると

1位 +45000点
2位 +5000点
3位 -15000点
4位 -35000点

となります。
これを仮に収支配分としておきます。
天鳳のpt配分と比較するため、これを天鳳のpt配分に当てはめてみます。
七段の鳳凰卓基準で計算します。
ちなみに七段の鳳凰卓でのpt配分は +90 +45 0 -135 となっています。
これをバラして収支配分に分配しなおした結果は +121.5 +13.5 -40.5 -94.5 となります。
天鳳配分は3位からラスのpt差が激しく、収支配分はトップから2位のpt差が激しいです。

これだけではまだピンと来ないと思うので、もうひとつプラスします。
天鳳配分はラス引きが痛い、収支配分はトップ以外不遇。
どちらもいびつな形をしています。
全ての順位を平等に扱ったpt配分というものを考えます。
純粋に素点に比例して順位を評価するという配分です。
頑張って素点を稼いだ分だけそれに応じた正当な評価が得られるというものです。
天鳳のレーティング計算が同じ方式ですね。
これを仮にストレート配分としておきます。
ストレート配分を天鳳七段鳳凰卓のpt配分に当てはめると +101.25 +33.75 -33.75 -101.25 となります。

これら3つをわかりやすくグラフにまとめてみました。
それがこちらです。

Chart

横軸が順位、縦軸がptを表しています。
赤が天鳳七段鳳凰卓配分、青が収支配分、紫はストレート配分です。
(わかりやすく日本語を表示させたかったんですが、日本語を使うとレイアウトが乱れるので使えませんでした)

ストレート配分がまずどの順位も正当評価なんできれいにまっすぐ直線を描いています。
続いて収支配分は意外と真っ直ぐに近い気がします。
意外と局単位収支だけ考えて普通に打っていればそれなりの結果がついてきそうだなと。
それでも1位から2位までの線は角度がついていることがわかります。
やはり一番いびつなのは天鳳配分です。
3位から4位までの線がまるで崖のようです。
注意して欲しいのは、七段でこれだということです。
当然それ以上の段位はもっと急激になります。

このグラフを見てわかること。
ストレートラインが一番まともで正当な評価順位であると考えてください(当然天鳳配分はまともじゃないんでw)
それを基準に上か下かで順位の価値がわかります。
一番目立つのは天鳳ラインの3位と4位ですね。
3位は極端に優遇、4位が極端に不遇な扱いです。
収支ラインの2位もけっこう不遇な扱いをされています。
しかし1位は優遇されています。
天鳳の2位は収支に比べたらけっこう優遇されていることもわかります。

この差を意識して押し引きに反映することが大事です。
もちろん散々言われてるように、天鳳はラス回避が命ですから。
3位から4位に転落することだけは絶対的に避けることです。
天鳳の3位は極端に優遇されています。
本来なら順位ウマ支払い、素点のマイナスなどペナルティを課せられるポジションなのに、全て免除されています。
その分だけ価値が高いのです。
いつもいつもトップを取れるわけじゃありませんから、トップを取れない時は3位を確実に取っていくことで長期的なpt収支は向上するんじゃないでしょうか。

収支では何気に1位から2位への転落が痛いです。
収支の2位は不遇なんで素点に応じた正当な評価がされていないです。
狙って取りに行っても恩恵は薄いですし、逆に言えば天鳳のラス落ちと同じように、収支の1位から2位への転落は特に罪深いとも考えられます。
1位を取ったらガッチリキープして、トップウマオカを堅く取りに行くことも大事なんじゃないかと。
欲をかいてガメりにいきたくなるんですが、天鳳のラス回避ばりに、堅く打って1位をキープする戦略は意外と有効なんじゃないですかね。
逆に2位に居るときはアグレッシブにトップを狙いに行く方が良さそうですけどね。
そんな風に検討していて感じました。

祝儀の価値

2013013112gm06190000aca381e2tw0ts3

段位戦と雀荘戦の大きな違いが役満の押し引きだと思います。
前回、雀荘戦では順位重視に打つことが大事と書きましたが、役満が見えるときだけは話が別です。
役満の祝儀は10枚。
点数に換算すると50000点相当です。
これは相当大きな収入で、トップウマオカ収入の45000点を上回ります。
例えば祝儀0枚、45000点持ちのトップで終われば5000Gの収入。
これが50000点相当なので、祝儀10枚は大体1トップ分には匹敵します。
無論、祝儀のみの計算です。
それ以外にも子なら24000-32000点、親なら32000-48000点の素点収入があり、その収入があれば、大体トップは堅いでしょうからトップウマオカ収入もついてきます。
役満さえ和了れば2回トップを獲ったのと同じことなのです。
これに比べれば順位降格のリスクなど霞んでしまいます。
ですから、点数状況に関わらず、役満が見えたらゼンツです。
一発目にドラを押すことになっても関係ありません。
ちなみに安全そうな7pを切って回るのも駄目です。
役満が見えなくなりますから。

これは個人的には三若東、三若南の押し引きで一番特殊なところだと思います。
段位戦で役満は素点以上の価値はないので。
四麻に比べて三麻は役満が出やすいので、普段から役満を狙っているかどうかで差がつくはずです。
僕は順位をある程度犠牲にしてでも役満を狙っていきます。
ロマンではなくデジタル的に。

2013020210gm06190000441902f8tw0ts5

役満追いすぎて玉砕の図。
被るのは親なので、ここは無理をせず、下家に和了ってもらって何の問題もない場面ですが。
僕は三若南の平均順位も1.9程度でたいしたことはありません。
三鳳レベルの強者なら、1.85は余裕で割ってくるでしょう。
そのギャップを素点収入や祝儀収入で補おうと考えています。
ラス時の支出を減らし、トップ時の収入を大きく取ること。
平均順位は大したことはなくてもそれでRを上げていくことが出来ます。
一度のラスでも案外ダメージはなかったとか、一度のトップで2回分のラス分を取り返すことが出来たとか、そういうことが可能だから雀荘戦は面白いです。

2013013106gm06190000404006catw2ts7

例えば、これはある試合の最終集計ですが。
2位の収入がトップを上回っています。
トップと2位との祝儀10枚分の差が明暗を分けました。
祝儀10枚分があれば45000点相当のトップウマオカ収入をも帳消しにします。
順位も大事ですが、祝儀も大事。
役満はもちろんのこと、赤赤の手もツモれば2万点相当なので順位ウマ3万点に迫る勢いです。
面前でリーチすれば一発か裏の祝儀もあります。
だいぶ押しには傾きますね。

役満は積極的に狙います。
配牌10種は鉄で流さず国士に向かいます。
これは普通ですが。
9種はさすがに流します。
やはり国士の場合は、他の手に移行しにくい、潰しが利かない、素点期待値が低くなりすぎるというのもあって。
大三元はホンイツ、四暗刻はトイトイなどの保険があり、素点価値もありますから。
9種でも北抜きなどが先に入って流せなかった場合などは狙います。
バラバラの手でどうせ和了れそうにないなら8種とかでも駄目元で狙う価値はあります。

2013020213gm061900008b4e2d45tw1ts8

四暗刻や大三元はテンパイしたら当然良形には受けずにシャボ待ちで。
メンホンで打点充分だしというのもあって、段位戦では良形に受けるかもしれないですが。

2013020215gm0619000073b62e4ftw2ts5

祝儀は大事とはいえ、中単騎に受けてしまいました。
中単騎と5p単騎では和了率に相当差があると思います。
トイメンが中を切った時ラグもありませんでしたし、鉄で山に2枚居るでしょう。
掴んでもほぼ止まらない。
しかし5pは山に居るかわからないし、そうそう出てきません。
体感的には5p単騎にすると半分程度に下がるかなくらいの。
後で考え直してみて思ったのですが、たしかに祝儀は大事です。
ツモって1万点相当、素点で言えば満貫クラスの収入。
満貫クラスの手に満貫クラスの収入が上乗せです。
多少、和了率が下がっても狙う価値はあるかもしれない。
しかも、この場面ではトップ独走状態で順位降格のリスクもほとんどないです。
ということは、赤5p単騎で祝儀収入を狙うのは大いに有効だと思います。
でも、もっと競った場面だと、和了り逃しによる順位降格のリスクがあります。
単騎受けを間違ったせいで、トップから降格し、ウマオカの45000点収入を失った。
これでは困ります。
ウマオカ収入に比べれば、1枚2枚程度の祝儀収入などはさすがに比べものになりません。
平場では中単騎にとるのが良いでしょう。
基本は順位重視、素点重視ですね。
ウマオカ計算をきっちりやったおかげで、相対的に祝儀の価値も見えてきました。

真剣にウマオカ計算

Ranking130201

念願の三若東Rランキング入りを果たしました。

Tenhou_prof_20130131

四麻雀荘戦をやっていて、なかなか卓が立たないので合間に息抜きとしてやっていたら、いつの間にかハマっていて800戦近くも打っていました。
三若東は特に卓が立ちやすいので、ついついやってしまうんですよね。
1戦にかかる時間も短く、サクサク試合が消化出来るので病み付きになります。
やっているうちにどうしてもRランキングに名を連ねたいと思うようになっていました。
ある程度、このゲームを攻略した達成感というか証が欲しいと。
まぁ、ロールプレイングゲームのラスボスを倒してエンディングを見るかんじですよね。
Rランキング入りは、400戦以上消化した上で、R1800を超えなければなりません。
これが、けっこう難しく、R1700台あたりからは相当な勢いで勝ち越さないとRは上がっていきません。
一応三麻鳳凰に二度上がった経験から言わせてもらうと、三麻鳳凰昇格と同等程度には難しいです。
ひとまずここでゲームクリアでいいんじゃないでしょうか。
ここから先もやりこみというか、Rランキングトップを目指すという道もあるわけですが、とりあえず、ひとつの達成感を得たなというかんじです。

三若東ですが、意外と運ゲーじゃないです。
運ゲーだったらまず三若東ランキングトップの座を長らくキープし続けているshuuzouさんとか説明がつかないと思います。
保存ではなくて、定期的に打ち続けてキープしているので、本物の実力を持っているとしか思えません。
僕の見立てでは少なくとも三麻九段クラスの実力の持ち主。
僕も何度か当たったことはありますが、意外と堅いというか、ゼンツゲーだと思っていたけど、そうでもないのかなと思ったりしています。
そのへんは800戦近く打ち続けてもよくわからないです。
ただランキング上位のほんろーさんなど、ツイッターの反応を見ているとかなり着順意識が高いと感じます。
収支戦ですが、素点よりもウマオカ比率が高いので、順位を意識することはこのゲームで結果を残すために必要と思われます。
思ったよりも、素点重視ではなく、順位重視に打たなければいけないということですね。
ある三鳳民の方も三麻東風戦はチキンレースだとおっしゃってましたが。
自分の成績を見ても東南よりは放銃率が高く、押し気味には打っていますが、無理なところから押すのは駄目だと思いますし、持ち時間が少なくてケアが足りず、ぬる放銃した場面もたくさんあります。
もっと下げられるかなと。
東南より、競った状況になりやすく、シビアな状況判断、押し引き判断が求められ、持ち時間少なく、瞬時の判断も求められ、順位だけでなく、素点や祝儀を意識した打牌も求められる。
実力が成績に反映される要素は多いと感じます。

東風だと打点よりも和了りそのものが順位に反映されやすいので、鳴きはやはり多くなります。
積み棒は1本あたり1000点で、積み棒次第では、かなり点差が離れていても、親番がなくなった状態からでも逆転の目は出てきます。
そのへんのゲーム性の違いが段位戦と比べて大きく、楽しめると思います。
雀荘戦は東南戦もありますが、東風戦の方がゲーム性が違って面白いですね。

これからは雀荘戦三麻東南と、四麻東南祝儀2000、四麻東風祝儀5000でもRランキング入りを果たしたいと目論んでいます。
段位も気が向いたら打っていきたいのですが。
そこで、ちょっとここらで真剣にウマオカ計算について考えてみたいと思いました。
今まで適当に打ってきたので。
四麻はひとまず置いておいて、三麻の順位ウマは東風、東南共通で +30, 0, -30 です。

順位ウマとはなんでしょうか。
簡単に言えば、1位を取れば素点にプラスして30000点がボーナスとしてもらえる。
ラスを引けば逆にペナルティとして30000点を支払わなければならない。
2位はなにもなし。
というものだと考えています。
着順を1つ落とせば、30000点の損失があるということです。
トップからラスに2つ分落とせば60000点の損失です。
この順位ウマが相当大きいのですよね。
雀荘のルールによっては +10, 0, -10とかの配分もあります。
しかし天鳳の順位ウマ配分は +30, 0, -30なので、素点よりもウマ比率が大きくなります。
順位ウマのボーナス収入に比べたら、素点の収入など高々知れているということです。
よって順位重視に打たなければならないわけです。

オカとはなんでしょうか。
三麻の場合なら35000点持ちの40000点返し。
配給原点35000点と、原点40000点の差がオカです。
この差額がトップを取った人に与えられます。
40000点以上のトップならMAXの15000点獲得です。
40000点以下ならちょっとややこしくなりますが。
よくわからないならググってください。
要するに40000点以上のトップならボーナスとして15000点貰えるので、順位ウマ30000点と合わせて45000点が加算されます。
オカの支払いは2位と3位で分け合います。
原点から素点を引いた分が支払い額です。
例えば34000点の2位なら6000点の支払い。
オカのマイナス分があるので、2位ですらリスクを負うことになります。
これが収支戦で押し有利と言われる所以です。
段位戦に比べるとトップがおいしすぎます。
段位戦だと、2位でプラマイゼロなので、無理せず2位でラス回避してればいい場面も多々ありますが、収支戦だと少々無理をしてもトップを狙いに行かなければなりません。
微妙に押し引きは変わると思われます。

2013013106gm06190000404006catw2ts72

わかりやすいかどうかわかりませんが例を挙げて検討してみます。
トイメンはどう見てもダブ南トイトイの満貫手。
ツモられればギリギリラス回避。
直撃すればラス落ち。
3副露で大体テンパイ。
ションパイの4sを掴みました。
最終手出し3sは4sトイツのフォロー牌くさいです。
テンパイすらしてないのに、ラス落ちのリスクを負って4sは押せません。
ドラ鳴いて打点もありますが、2位からラスに落ちれば30000点の順位ウマ支払いがあるのです。
親満の12000点程度では割りに合わないと思います。
9p切って回ります。

2013013106gm06190000404006catw2ts73

場に切れている牌を切りながら、なんとか4sを使い切ってテンパイは取れましたが、6pと8pどちらもションパイですね。
これは悩みました。
トイトイなのでションパイ押すのは怖いです。
テンパイとはいえ良形なら押すんですが、愚形なので押していいものかと。
トイトイに放銃する確率と、自分の手が和了れる確率は同じくらいありそうです。
ここでウマオカ計算。
順位ウマはトップでプラス30000点、ラスでマイナス30000点でリスクとリターンが釣り合っていますが、オカ配分をプラスすると、トップはプラス45000点でリターンがリスクの割合を上回ります。
ということはここは押しだったかなと。

牌譜
http://tenhou.net/0/?log=2013013106gm-0619-0000-404006ca&tw=2

« 2013年1月 | トップページ | 2013年3月 »

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

twitter

歌ってみた

リンク

無料ブログはココログ