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2012年12月

愚形5200をダマる時

2012122700gm002900004e7e5d89tw0ts_2

先制役あり愚形5200はリーチの方が局収支がプラスになるというデータが出ています。
ということは収支戦なら迷うことなくリーチといきたいところなんですが、ラス回避的に見た場合どうなんでしょうね。

手変わりは5m6m8mの3種だけでたいしたことはないし、確定三色も消えてしまう嬉しくないツモです。
リーチによる打点上昇はたいしたことないんですが、愚形だからこそ1巡でも早く曲げないと、他家に真っ直ぐ和了りに向かわれて、自分の手を蹴られてしまう恐れがあります。
その分を考慮すると、ダマは局収支がマイナスになるんですね。
理屈はわかります。
僕もフラットな状況なら曲げます。

2012122700gm002900004e7e5d89tw0ts52

まぁ、ダマっているとこうなりますよね。
脇が真っ直ぐ手を進めて自分の勝負手を蹴っていく。
でもこれってそんなに嫌な展開でしょうか?
自分の勝負手は蹴られたけど、ラスに沈んでいる親の和了りも蹴ってくれた。
自分がリーチしていれば脇は大体オリたと思います。
そうなると親には真っ直ぐ向かってこられるかもしれない。
そこで親と真っ向勝負でぶつかり合い、自分が放銃・・・。
っていうのが最悪のシナリオですけど、普通に親にツモ和了りされるだけでも嫌ですよね。
ラス目が浮上してくるっていう面では。
ラス回避ゲーム的には、ラス目にはずっと沈んでいてもらいたいんで。
リーチを打つと、脇がオリてしまう分自分の局収支は向上するんですけど、親の和了率も上げてしまうと思うんです。
それが嫌ですね。
データ的には愚形5200はリーチで局収支が向上するんであって、和了率は僅かながらダマの方が優勢なんですよね。
打点なんか要らない、満貫出和了りもツモ裏跳満も要らないっていう場面なら普通にダマが優勢だと思いますね。

牌譜
http://tenhou.net/0/?log=2012122700gm-0029-0000-4e7e5d89&tw=0

魔神の天鳳理論から

渋川さんの魔神の天鳳理論を見ていて気になったというか、腑に落ちなかった場面があったので取り上げてみたいと思います。

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天鳳名人戦の第7節、福地視点。
何切る問題です。
福地さんはここから6pを切ったのですが、渋川さんはこれに違和感を覚えたそうです。
渋川さんの打牌は3m切り。
本に書いてあることと違うんですがどうなってるんですかね?w
4668とか偶数の愚形ターツは非効率だと習いました。
あれ読んでから、僕はこの形が嫌いになりましたw
こういう形で残すと今は気持ち悪くて仕方がないです。

3m切りのメリットは最終形が良形になりやすいことです。
愚形のピンズを厚く持って、先にピンズを埋めてから最終形を1-4mなり2-5sの待ちにしていきたい。
理屈はわかります。
でも、ピンズが先に埋まると1枚余剰牌が出来てしまって、完全イーシャンテンに取れなくなるんですよね。
イーシャンテンの受け入れを4枚減らしてしまうんでテンパイ効率的にはそんなに良くない打牌です。
もちろん、6p切りの場合もイーシャンテンでリャンカンが残ると、受け入れ枚数的には同じなんですけどね。
完全イーシャンテンの可能性を潰してしまうのはデメリットです。
ドラ1枚あるので平和に拘る必要なしなんで。
ただ3m切りはテンパイ効率より良形効率重視の一打といったところでしょうか。
リャンシャンテンまでなら、6p切りも3m切りも受け入れ枚数は変わらないし、6p切りでも完全シャンテンになるとは限らないので、そこまでテンパイ効率が落ちるわけじゃないですが。

一方の6p切りは無難かつバランスの取れた一打です。
先ほども言ったとおり、完全イーシャンテンの可能性を残した面前テンパイ効率MAXの打牌ですね。
かつ、手を進めていて余剰牌が出ることもないので違和感なく手を進められます。
デメリットはテンパイしたときにリャンカンが残りやすいことです。
モロヒの7pは無スジ並に出にくいのはもはや常識だと思います。
2m切りだと、ピンズが残っても西と6pのシャボ受けを残すことができますが、6p切りだとリャンカンと心中することになっちゃうんですよね。

もう1つの選択が西切り。
これは魔神放送中のコメントで候補によく上がった一打です。
タンヤオ仕掛けを考慮した一打。
テンパイだけなら一番速そうですね。
でも、大体クイタンにしかならないので、2900で終わる可能性が高いです。
しかも、3mポンなり2-5sチーなりから入ると、残る形が悲惨。
個人的にはオーラスで全員が競っていて、泥臭く安い和了りを拾いに行くならありだと思いますが、東1のこの状況ならそれはないと思うんです。
面前を否定する打牌になってしまうので、親の先制リーチっていう強力なアドバンテージを消してしまいます。
運良くメンタン張れることもありますけど、大体仕掛けが途中で入るし、西を切った以上、仕掛けられる牌を仕掛けないことはありえないので。
それだったら最初から面前効率で2mなり6p切っとけよってなるので。

打牌候補は以上の3つ。
コメントでもその3つ以外は挙がらなかったですね。
僕の一打は8p切りなんですが・・・。
誰一人8p派が居なくて寂しかったですw
でもよく考えてみてください。
8p切りすごく良くないですか?
2p3pツモから西トイツ落としで自然にタンヤオに移行出来るし、おまけで三色だってついてきます。
受け入れも2枚減らすだけでそんなに悪くない。
5pなり、6pなりをツモればそのまま面前でいけますし、面前効率をさほど落とさず、自然にタンヤオ移行もできて、仕掛けが利く手になる。
親の先制リーチは強いんですが、それに固執することはなく、仕掛けも利いてスピードがつくメリットは大きいんです。
タンヤオ移行も考慮するとテンパイ効率は悪くなさそうです。
むしろ速そう。
あわやのメンタンピン三色までも狙えるこの一打どうですかね?
タンヤオ移行せず、ピンズ周りが最終的に残って面前でテンパイしたとしても、6pと西のシャボ待ちならそんなに悪くないですし、リャンカン固定でモロヒのカン7p待ちになるよりはずっと良いと思います。
3m切りでもタンヤオ移行は出来ますけど、クイタンでペン4m固定になってしまうのでちょっと苦しいかなと。
フォローとして3mは残したいです。

ガリガリに構える

最近雀荘戦のやりすぎで、打ちスジがおかしくなってないかな?
そんな懸念を抱いたのでチェックしてみます。

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東発11600和了り、2本場で裏3のインパチ和了り、超好調な滑り出しです。
三麻じゃないんで、もうこれだけあれば充分でしょう。
振らなければ大体トップです。
雀荘戦だと大勝ちのトップを狙いに駄目を押していきますが、段位戦で大量点差のトップとか何の意味もないんで、ここからは守備的に構えます。
そのへんの感覚を思い出しているところです。
雀荘戦だといくら点棒持っていても常に手をつくっていくかんじですから、日和り感が鈍っていくような気がしますw

字牌などの安牌を持たずに、手牌を数牌とか危険牌で埋めることをぶくぶくに構えるとか言いますが、今回はその逆。
安牌を持ちながら薄く構えていきます。
あんまりこういう言い方は一般的ではないですが、ガリガリに構えるとかって僕は言います。
ぶくぶくに太る、ガリガリに痩せるとか言うんで、ガリガリでいいのかなと。

この4pも別にタテ受けしても役なしのテンパイが出来るだけなんで要らないですね。
3pツモって中ぶくれのくっつきが出来たらちょっと必要になりますけど、その場合も6p二度受けの形が出来るんで、そこまで必要な牌じゃないですね。
字牌を抱えられないタンヤオは見ず、南のトイツを抱え、平和でリャンメンの形になった時だけ加点しにいこうかなというかんじです。
数牌がタテに重なる分は全部ツモ切っちゃって横伸びだけ見ます。

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この1mも要らないですね。
残しても役なしテンパイになるだけなんで。
8p重ねてタンヤオか、1sツモってイッツーとかにいきたいですね。
リーチをかけるつもりは皆無なので、なんらかの役をつけたいです。

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比較的安全そうな字牌の西をツモりました。
ターツオーバーなので、この西を抱えながらどこかのターツを落としていきたい。
カン7sを落としていきましたが、6mを1枚外す方が良かったです。
この状況でポンをすると大体手牌が悲惨なことになりますよね。
ポンは安全牌がなくなりやすいので、守備的にいく時はポン材なんか残さなくていいんです。
カン7sの受けを残しつつ、6mの横の伸びも見れる6m1枚外しが一番適切でした。

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まぁ、6m周辺が伸びてくれたんで結果オーライで。
ここでも字牌を切らずに6m切り。
2m1枚切れてるんで、あまり鳴けないでしょうし、リャンメンターツのフォローも要らないです。
ポンすると鳴いた人の安全牌がなくなるんで、後にリーチかかったりしたときに困りますからね。
危険なので大体ポンはしないと思います。
6pチーくらいはすると思うんですが。

まとめると、守備的になる場面では、字牌を抱えながら、ヘッドを固定して、数牌のトイツをほぐしていくと大体間違いはないです。

牌譜
http://tenhou.net/0/?log=2012122402gm-0029-0000-e1ffc60a&tw=0

三色とはなんだったのか

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678と234の三色どちらが近いんでしょう?
よくわからないので、一番広い7p切りで。
2m切りでもたいして変わりませんけどね。

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4pと3m入ってから67m78sのタテツモで234になるかなと思ってたんですが、こういうルートもあったんですね。
9s3枚枯れなので78sを払っていく。

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まぁ、こうなっちゃったらしょうがないです。
ノーリスクで追えるものは追いますけど、無理に狙うものじゃないんで。
おまけでついてきたらいいな程度。
平和のみならダマってもいいかなと思いますが、面前タンヤオのみ手はツモ裏で満貫になる勝負手。
手変わりを待ってる余裕はありません。

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カン!?そうか、その手が・・・!

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うひょおおおおおお

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すごすぎわろたwwwwww

タンヤオのみ手が三倍満に・・・
三色とはなんだったのか・・・

牌譜
http://tenhou.net/0/?log=2012121921gm-0209-0000-40ba209b&tw=3

より良いテンパイを

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libraryさんの大会から。
なんか超絶確変引いてあっさりランキングトップ取れました。
ありがとうございます。
ちょうど課金が切れててチケット欲しかったところなんです。

今日は鳴き判断についてです。
東風では副露率が下手したら5割近くになりそうなんですけど、なんでも食うわけじゃないですよ。
というよりも、なんでも食っちゃいけないと思って判断を見直したりしてみます。
これは運よく8p鳴けて、3-6mのテンパイに取れましたが、もしその前に3-6m出たとするとどうするでしょうか。
僕は鳴かない方がいいと思います。
残る形が悪すぎます。
鳴きと言えばスピードをつけるというイメージがありますが、ただテンパイすればいいというものでもないし、かといって面前と打点に固執してピンズ周りの鳴きをスルーするのもやりすぎです。
ピンズ周りだけ鳴いて、3-6mはスルーするようにすれば良形テンパイ率は上がり、和了率は上がりそうです。

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次はこれです。
これも5-8pはスルーしたいですね。
5-8pを鳴くとリャンカンのどちらかをカンチャンに固定することになり、窮屈なイーシャンテンになります。
ただ、5-8pを自力でツモった場合は渋々リャンカンをカンチャンに固定せざるを経ないですが。
それでもリャンカン2つだけ鳴いて5-8pはスルーという方策を取ることで、リャンカンリャンメンの理想的なイーシャンテンとなりやすく、良形イーシャンテン率は上がります。
リャンシャンテン→イーシャンテン→テンパイと進むごとに、受け入れは狭くなっていきます。
受け入れの広いリャンシャンテンのうちに、愚形は処理しておきたいですし、テンパイだけでなく、イーシャンテンも良形になるよう意識すると良いのではないでしょうか。

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片方のリャンカンが埋まって、この形。
理想イーシャンテンですが。
これは5-8pスルー?
いや、それはやりすぎのような気がしますね。
愚形でもなんでも、取れるテンパイは取っておきたい。
さっき言ったことと矛盾するようですが。
良形テンパイに固執しすぎるのは良くないと思うんです。
具体的ではなく、感覚的な問題になってしまうんですが、この5-8p鳴きはギリギリテンパイ取るラインなんですよね。
どこまで良形を追うか?
ちょうど良い落としどころはここかなと思います。

牌譜
http://tenhou.net/0/?log=2012121518gm-0041-11027-b4c224e6&tw=3

傷は浅く

libraryさんのチームに所属して、天鳳のチーム対抗戦に出場させてもらうことになりました。
戦国天鳳とかもやってますが、ああいう形式で麻雀やるっていうのがどんなものか体験しておきたい思ったので、参加をお願いしました。
やってみたいとは思っていたのですが人員を集めるのがほんとに大変ですね。
人望とかコミュ力とかリーダーシップがないと集まらないし、その上に勝ち上がるための精鋭を集めるとなるとさらにハードルも上がりますからね。
大将のlibraryさんはその大変な責務を担っているわけですが、僕はしんどいのでちゃっかりぶら下がって甘えさせていただきますw

チーム戦はウマオカなしの10万点持ちスタート。
最後の大将戦は残った点棒から押し引きを考えなければいけなくなると思いますが、僕は次鋒なので、とにかくより多くの素点を持って次に繋ぐことを考えていればいいと思いますね。
ウマオカなしということは、順位はあまり関係なく、素点重視になると思うので、おそらく局収支最大化が目標になると思います。
無理をして順位を上げにいかないことが重要です。
役ありリャンメンの和了りトップとかでもリーチですし、ラス確でも必要な状況ならしていくことになります。
このへんは雀荘戦で収支感覚を鍛えるのがいいかと思いますね。

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注:上家は収支戦の神

ラスのトイメンは赤くなって落ちてますが、こんな状況でも無理にまくりを狙わないことが収支戦では重要です。
ウマオカありなんですが、同じ3位でも点棒多い方が支払いも少なくて済みますから、ここは3確するべきなんです。
たとえ、ラスに落ちるリスクが全くなかったとしてもですね。
雀荘戦は収支によってレートが大きく上下します。
同じトップでも、大勝ちと小勝ちでは全然違ってきます。
1回のトップでトップ2回分の価値があるとかもざらにありますから、順位率とか平均順位はあまり意味がないと言えます。
同じラスでも大負けしないことが重要ですし、そのへん4つにはっきりと割り切れる段位戦とは一線を画していますね。
結果がそうやって細分化していくことは、実力の差の反映にも繋がると思います。

ともかく結果は同じ3位でも内容は違ってくるということです。
ウマオカ計算というものがはっきりわからないので、何ゴールド違うとかそういう具体的な数値まで出せませんが。

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この親のバカでかい手を潰せたのは価値があります。
これによって、何レート分かはやっぱり変わってくると思うんですよね。

牌譜
http://tenhou.net/0/?log=2012121020gm-0209-0000-38b5460c&tw=0

フリテン受けを残す

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第一打はホンイツとタンヤオ両方見て9m切り。
もうちょっと色がバラバラなら8pを切るんですが、ホンイツに行けそうだったので8pは切れないですね。
2sも周りがガラ空きなので、切りたくないですね。
5sとか持っていれば二度受けで切りますが。
消去法で9mですかね。
ペンチャンを払うという意識ではなく、タンヤオに使えない牌を1枚切るという感覚です。
この8mは浮き牌としてまだ使えると考えます。
8mに7mがくっついたので、フリテンですが、全然嬉しいですし、このターツは残します。
テンパイに遠い段階だと、フリテンが最後まで残る可能性は低いので、フリテン残しは有効だと思います。
あとは、78mが縦に重なったらフリテンの不安も解消されます。
テンパイまでターツが残ってしまったら、シャボに受けかえればいいだけですし。
先に6-9m引くことも普通にありますし、78m縦受けするだけでフリテンも解消される。
別の良いターツが出来れば払っていってもいいですし。
案外、テンパイまでフリテンが残ることってそんなにないと思うんですよね。

もっと言えばこれは大体鳴いてタンヤオになる牌姿になったので、78mはリャンメンターツというより、縦受けを中心に見ているところもあります。
78mが重なれば、ポン材として優秀だし、仕掛けてスピードがつけられるんで。
役牌の孤立牌を残す感覚と一緒です。
すごいタンヤオ厨な発想ですけどw
最近、僕は78とか23の形のターツがあってもかまわずタンヤオで仕掛けていったりします。
昔は片和了りの6とか4が残るのが嫌だったんですが、今は全然抵抗ないですね。
縦に重なれば片和了りの不安が解消されるからです。
最悪、片和了りのテンパイが残ってもそこからヘッドをポンしてターツ崩して単騎に受けたっていいですよね。

昔はフリテンって嫌いで、最後まで残るような気がして不安だったんですが、今は抵抗なくフリテンが残せるようになりましたかね。
裏目った!しまった!という意識が強すぎて毛嫌いしていたような気がします。
そうではなく、これでいいのだと思うことですね。
どうせタンヤオにするし、789のメンツが出来ても面前限定の手が出来るだけだと。
フリテンでも十分使えるしそのために浮き牌も残していた。
大丈夫だ、問題ない。
柔軟な発想を持つことは大事です。
フリテンも積極的に使いこなせるようになりたいものです。

牌譜
http://tenhou.net/0/?log=2012120523gm-0029-0000-fe78df97&tw=1

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例えばこのようなフリテン残し。
3557から7を一枚外した形に取ったんですけど、裏目の6m引き。
・・・いや、これは裏目ではないのです。
3m切って6m残して、フリテンリャンメンが最後まで残るようならシャボに受けてフリテン解消できます。
純粋にテンパイまでの受け入れが増えた、嬉しいツモです。
メリットしかないです。

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もう他家はたぶんオリに回ってたと思うんですが、それが幸いして、上家が僕の現物の7mを切ってくれました。
面白い現象ですよね。
フリテンのリャンメンターツじゃなきゃテンパイ取れなかったんじゃないですかね。

牌譜
http://tenhou.net/0/?log=2012120508gm-0029-0000-0699de08&tw=1

カンチャン待ちを読む

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ドラコレクションな手牌なんでどうしても和了りたかったんですが、涙を呑んでオリます。
これ、ラス回避ゲームなんで。
東場だったら押したと思いますけどね。

ここから何を切るかです。
中スジの6sか、外スジの8sか、發か。
僕的には、發で振ると確実に1ハンつくのでこれはパスですね。
けっこう中スジよりも外スジを警戒する人が多いと思うんですが、僕は四麻では中スジを比較的警戒しています。
中スジはタンヤオが絡むことが多いからです。
特にカン8で刺さる場合は、79のターツで持っていることが確定しているので、少なくともタンヤオに刺さることはありえません。
三色やイーペーコーに刺さることはあるんですが、それはカン6でも同じことです。
確実にタンヤオを回避できる分、カン6よりは、カン8の方がまだましって考えてます。
四麻でタンヤオの1ハンってけっこう重いですからね。

三麻と四麻両方をやってて気づいたことです。
四麻はほとんどの人がほとんどの配牌からタンヤオを志向しながら手づくりしてきます。
圧倒的にタンヤオ志向が強いんです。
ヤオチュー牌の割合も違う、仕掛けが利くメリットがあるといった理由がありますが、四麻は三麻の3倍くらいはタンヤオが和了れると考えていいです。
ですから、上の写真のような状況で、例えば35579sと持っていて、9s切って、3s切って、5s宣言牌でカン6sリーチを打ったんじゃないかとまず思います。
捨て牌的にもスジひっかけになっているし、5sと何かのシャボ待ちにするよりは、カン6sに受けると思われます。
三麻だったらタンヤオはつけにくいし、チーも利かないし、仕掛けが利くメリットも薄いので、タンヤオは無理に狙いに行きません。
メンツに組み込みにくい8sを拾うために、557という形よりも、579という形で持つことが多くなると思われます。
似たようなケースは圧倒的に増えるため、四麻より外スジはずっと警戒します。
今回は四麻なので、下家はタンヤオ志向で手づくりしながら、仕掛けも考慮しながら手を進めていたらたまたま面前で張ったと。
捨て牌的にもそんな風に見えるので、カン6sを警戒します。
3枚持ちの8sならシャボにも刺さらないし、3巡凌げるという意味でも8sが有利ですが。

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かなり手詰まりしてきましたが次に何を切れば良いでしょうか?
こういうところでけっこう使える読みがあるのでメモしておきます。
7sは少なくともカンチャンには刺さりません。
何故かというと、下家は5sを自分の意思で切っているので、7sが刺さるということは568sという形で持っていて、ここから5sを切ったということになります。
リャンメン嫌ってカンチャンに受けることなんてほとんどありません。
たとえ三色がついていても、和了りやすいリャンメンに受けることはけっこうあるので、7sがカンチャンに刺さるのは例外中の例外です。
ただ、577から5切って7シャボ待ちはありえるし、くさいので素直に7mを切りますが。

でも、このカンチャン待ちの読みは知らない人が意外に多いのかもしれません。
使える読みの割に人から聞いたことがほとんどないですから。
これ以外にもいろいろあります。
例えば2mを先切りしている人からリーチがかかった場合。
リーチ後ツモ切りで7m、1mが切られたとします。
この場合、カン4m待ちはないと読めます。
235と持っていて2を切ってカンチャン待ちに固定することはほとんどありえないからです。
ただ、最初に25という形でまず持っていて、まずは2を切り、次に3をツモってから35という形になって最終的にカン4待ちになるということもあります。
そういったケースもあるので、完全に読めるわけではありませんが、2を切る巡目が遅れているほど、カンチャン待ちは否定できます。

全てのパターンをまとめてみますと

2先切りの時、カン4はない
3先切りの時、カン5はない
4先切りの時、カン6、カン2はない
5先切りの時、カン3、カン7はない(ペン3、ペン7はあるので注意)
6先切りの時、カン4、カン8はない
7先切りの時、カン5はない
8先切りの時、カン6はない

こんなかんじです。
大体は切られている牌の2つとなりの待ちがないと読めるものなのですが、1切りのカン3とかは全然あります。
124から1を切るのは普通だからです。
ややこしいので上のパターンを暗記しています。
いざというときに使えるように、しっかり覚えておきたいです。

牌譜
http://tenhou.net/0/?log=2012120407gm-0029-0000-7b14c8c1&tw=0

上家の切った牌は安全

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最終的に發単騎になってもいいと思って仕掛けて満貫を狙いに行きましたが、親リーに手詰まりしてしまいました。
こういうこともありますが、リスクは承知の上です。
それ以上にリターンもありますので。

さて、ここから何を切りますか?
三麻だったらドラの發をぶった切るところですが、四麻では自重しています。
一番刺さりにくい牌ではありますが、一番刺さったら痛い牌でもあると思うので。
親番で連荘しにくい四麻においては、インパチ刺さると取り返せないことが多いです。
どちらかというと振り込み率より振り込み打点をケアする方向に傾きます。
なので發は僕的には除外ですね。
捨て牌的にはタンピン系の捨て牌で、發のシャボ待ちとか単騎待ちがありそうには見えないんですけどね。

次に3sなんですが、親は2sを先に切っているので、ペン3sやカン3sはなさそうです。
122や224から2を先切ることはまれだからです。
233からリャンメン嫌って2切りのトイツ固定も可能性としては薄いので、シャボにも刺さりにくいかと思われます。
223とかから2を切る打ち手はけっこう居るんですが、愚形の先切り読みに関しては信頼を置いてますね。
もちろん、リャンメンには刺さるので普通に危ない牌ではあるのですが、このようなスジの牌すらまったくない状況では、同じ無スジでも愚形の可能性を否定できる牌を選ぶようにしています。

ですが、今回僕は4pを切りました。
5p2枚、6p2枚見えているのでダブルツーチャンスになっていることがまずひとつ。
ダブルツーチャンスはワンチャンスと同等程度には安全です。
次に、僕が切った7pを親が鳴いてないという点がもうひとつですね。
親はタンピン系の捨て牌をしているので、タンヤオの牌姿である可能性もけっこう高く、7pがもし当たり牌だとすれば、その前に鳴いてることが多いんじゃないかと思います。
7pにラグがかからなかったとしたら、より安全度は高まりますね。
ラグは実際にはなかったです。
単純にリーチ者の上家の切った牌は割と当たり牌になりにくいと考えています。
テンパイする前に鳴くからです。
その点とラグ、捨て牌、点数状況などを加味して。
7pは比較的切られてまだ間もないので、その間に新しくターツが出来た可能性も低いですし、そういう点も踏まえて総合的に判断していきます。

牌譜
http://tenhou.net/0/?log=2012120106gm-0029-0000-323a2641&tw=3

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もうひとつ例を挙げてみます。
上家は7巡目に白ポン。
南場のトップ目ですが、ドラがまだ1枚しか見えていません。
もし上家の手にドラが固まって入っていたら蹴りたいですし、ノーテン流局で4000点ほど2位と点差を詰められてもけっこう痛いです。
普通に自分も和了って加点したいのはもちろんです。
とりあえずギリギリまで和了りを見るということです。
親には振れないですが。

そんなギリギリのラインがこの8s押しかなぁと思います。
7sはド無スジのド本命でこれは切れません。
愚形待ちの可能性も全く否定できないですし。
8sに関しては、トイメンが切ってくれているので、比較的通りやすいと思います。
上家は鳴き手が確定しているので、トイメンが8s切った時点で鳴ける状態なら必ず鳴きます。
ということは、8s切りから新しくターツが出来ない限り8s待ちのテンパイになることはありえないんですね。
無スジですが、ただの無スジよりはずっと安全かと思われます。
これが上家の切った牌は安全理論です。
けっこう最近ずっと使ってる読みです。
あまり振り込んでない割に仕掛けも増え、和了も増えているので割と使えるかもしれません。

三麻鳳凰卓を経験してから、日和ってばかりでは勝てないと思い知らされ、和了りへの執着心が生まれたように思います。
決して攻撃に偏るわけではないですが、簡単にはオリないですし、ギリギリまで和了りに向かうことが出来るようになりました。
読みは四麻特有のものもありますが、引き出しを増やせば手詰まりを恐れず積極的に仕掛けたり、押しの範囲が広がったりもします。

牌譜
http://tenhou.net/0/?log=2012120111gm-0029-0000-792996f9&tw=3

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