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2012年9月

スピードの四麻、打点の三麻

配牌から守備を意識する。
ゴミ手は安牌を抱えながら手を進める。
渋川流の戦法が四麻で通用した時期もありましたが、三麻に関してはどうでしょう。


2012092801gm0039000075fc044ftw2ts1

こんな配牌。
あまり行けそうには思えませんね。
でも、三麻だとわかりません。
ツモ次第で全然違ってきます。
配牌で駄目だと思っても、普通に手がまとまることはよくあることなのです。
その違いはどこから来るのでしょうか?

まず、四麻の和了りの半分は副露手です。
牌譜解析で見てみると、自分の四麻の副露手の和了りは53.02%でした。
副露率ではなく、和了りの中の副露手の割合です。
副露和了率とでも言いますか。
ちょっと自分は多めだと思いますが、普通は大体5割くらいでしょう。
しかも残りの面前和了りも、副露手がたまたま面前でテンパって、面前で和了ることが出来たという場合もあります。
面前限定の手を和了るのと、副露も可能な手を面前で和了るのではちょっと違います。
打点を意識した場合もあるでしょうし、たまたま鳴ける牌が出なくて、自力でツモって面前で張れた場合もあります。
副露の延長が面前。
ヒットの延長がホームランみたいなニュアンスですが、そんなかんじです。
和了りだけでも副露手は5割ありますが、副露を意識しながら手を進める割合はもっとあるってことです。
面前限定の手がどれほど和了りにくいかがわかると思います。

そうなると、この手は行ける手か、行けない手か、配牌時点で判断するにはまず鳴ける手か鳴けない手が重要な指標になります。
鳴けない手はそれだけで不利なので、よほどまとまってない限り和了れることは少ないです。
四麻ではまず鳴ける手かどうかでゴミ手を見極めています。
鳴けない、まとまってない手は安牌抱えて前には出ません。

しかし、三麻の場合は副露手は和了りの中の3分の1程度です。
自分の牌譜解析によれば、副露和了率は34.50程度。
副露を意識しながら手を進めるようなことも少なく、面前限定の手でも普通に和了れるかんじです。
そうなると、配牌時点で鳴ける手か、鳴けない手かでゴミ手を見極めるっていうのは通用しません。
ですから、たいがいの場合、普通に真っ直ぐに手を進めることになります。
そして状況次第で受けに回る。
という方策しか取れないですね。
配牌から守備を意識するのは、よほどダントツの時くらい。

①の配牌もとりあえず真っ直ぐに手を進めます。
孤立のオタ風や萬子を切りながら。
ただ、北だけは抜かずに一発消しのためにとっておきたい場面です。
北は即抜くのがスタンダードですが、このようにあまり良い配牌ではない場合は抜かずにとっておいて良いと思います。
北は抜かないと受け入れを減らすことになります。
縦の受け入れしかない、萬子やオタ風の重なりを逃してもけっこう痛いです。
ヘッドとして使えるし、安牌になりますから。
こういう僅かな受け入れも減らしたくないので、少々悪い手でも北は即抜きたいところですが、今回は9mのトイツが既にあります。
その上に1mや南のトイツが出来ても、自力でどちらかのトイツをメンツ化させるのって難しいし、最後にシャンポン待ちでリーチといっても、ただでさえ遅い手なのに、その頃には待ち牌が枯れてることの方が多いでしょう。

牌譜
http://tenhou.net/0/?log=2012092801gm-0039-0000-75fc044f&tw=2


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これは普通に良い配牌に見えます。
和了れない気は全然しないです。


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でも、このポンはどうでしょう。
これをポンすると、この後すぐにリーチとか言われたら困りますね。
三麻では序盤にリーチはよくあることなので。
自分に打点があれば、危険牌切りながら真っ向勝負になってもかまいませんが、1000点だと割に合わないのです。
しかもチーが出来ないので、たいして速くはなってません。
とりあえず、真っ直ぐ手を進めてもいいけど、この東はスルーした方がいいですね。


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このように手詰まりして放銃ということになりますからね。
ただこの時に気付きました。
四麻はスピード、三麻は打点だと。
どうしても四麻の感覚でいると、スピード優先でものを考えがちです。
少々安手でもスピードがあれば和了れる確率自体は高いので強引に行ってもリスクは低いと考えます。
でも、チーが出来ない三麻ではスピード面で優位には立てないので、残るは打点がものを言うことになります。
自分に打点がないとリターンが少ない分、前に出るリスクが上がるということです。
三麻では自分にドラが1枚もないとそれだけで慎重に手を進めなければいけないですね。

牌譜
http://tenhou.net/0/?log=2012092806gm-0039-0000-1c0ba11f&tw=2

愚形の捌き方

三麻は中張牌の割合が低いので愚形の捌き方が難しいんです。
ペンチャンも簡単に嫌ってるようじゃメンツが足りなくなります。


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3sと8sどちらを切るか。
8s切りは良形テンパイの確率が上がりそうですけどシャンテン戻しになるんですよね。
スピードを優先したい場面なので3s切りとします。
カン7pやカン7sテンパイでも全然嬉しいので。


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カン7sとカン7pのどちらを嫌うか。
カン7sはけっこう良さげな待ちに見えるので残したくもありますが。
8s切りから8p9pタテツモで4-7sで張れる可能性もあるし。
8s切りから7sツモってもテンパイは逃すものの、裏目というほどではありません。
1メンツ確定するのでヘッドレスのより良いイーシャンテンになります。
8p9pを払っていくと7pツモが完全に裏目です。
僕は実質的に裏目のない8s切りが好みです。
手役厨ではないので、イッツーは割とどうでもいいですが、ついでに狙える分、やはり8s切りがお得そうに見えますね。
倍ツモ条件でトップ終了なので一応打点的にもあるに越したことはないです。


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ここでヘッド固定するかどうか。
ヘッド固定した方がテンパイまでの受け入れはもちろん広いです。
でも確実に愚形が残ってしまいます。
なので1pツモ切りです。
1pは1枚枯れてるし、イッツーも見て5sより1pを切りました。

http://tenhou.net/2/?q=1234589p123056s1p
1p切りと25p切りの受け入れ枚数の差は5枚程度。
このくらいだったら、少々受け入れが狭くても良形テンパイの可能性を見た方がいいと思います。
いくらスピード優先の場面とはいえ、シャンテンも維持しつつ良形変化が見込めるので。


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上家からリーチがかかり、一刻の猶予もなくなりました。
次巡で僕もテンパりますが。
和了られても流局してもその時点で終了なのでこんなクソ待ちでも追っかけます。
待ち牌を変えてる余裕もないです。
9pが当たるかもしれないんでね。

なんか結局こんな単機のクソ待ちになってしまって、これなら真っ直ぐ受け入れマックスで手を進めた方が良かったか?って思ってしまうんですが、よく考え直してみるとペン7pも9p単機もそんなに差はないですよね。
枚数的にはペン7pの方が有利ですが、9p単機の方が待ち牌的には良いです。
結果はどっちもどっちです。
どの道、愚形で追っかけることには変わりはありません。
むしろ、こんな早いリーチがなければ、待ち牌を変える余裕もあったし、メンツにくっついてノベ単待ちに変化したり、7sツモで3面張になることもあります。
最悪こんな追い詰められた状況でも、8p待ちか9p待ちかどちらかは選択出来ます。
どちらかの待ちが枯れてたりしても大丈夫なんです。
ペン7pは選択の余地がありませんから、待ちが枯れてたらアウトです。
従ってペンチャンより単機の方が圧倒的有利だと思います。
単機待ちが残る可能性があるからって、ヘッド固定してペンチャンもしくはシャボの愚形しか残らないシャンテンに拘ることはないと思います。
愚形含みを手を捌く時、良形変化の可能性を見てヘッドを固定せずに手を進めるのも1つの手です。
スピードとの兼ね合いもこのくらいがベストかなと思います。

牌譜
http://tenhou.net/0/?log=2012092602gm-0039-0000-6bc7d36c&tw=1

危険なスジ

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この3pはどの程度危険なものなのでしょうか。
そこを検証してみたいと思います。

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下家はターツオーバーからカン7pのターツを払っていき、2p、9sのシャボ受けを残しつつ、途中で1pをツモってきた。
これを見ると、先スジのひっかけになったのはたまたまに見えます。
ただ、122から2を切ってペン3p待ちというのは通常考えられなくて、普通は1pを切ってシャボでリーチすることが多いと思います。
ペン3よりシャボの方が良い待ちになることが多いので、それを嫌ってペン3に受けるのは特別な理由が要ります。
例えばシャボ受けの牌が1~2枚枯れてたとか。
この場合の特別な理由とは先スジでひっかけられるからということになります。
そのことは捨て牌からもわかるので、ペン3は充分にありえる可能性でした。

2が宣言牌でのリーチなので、122の形は想像しておかないといけません。
2を切る前に68を落としているわけなので、2が孤立牌だということはありえません。
カンチャンを落として、2の孤立牌を残すことなどありえないので。
また、2を切る前に親の現物の東を切っているわけなので、2を安牌として抱えていたということもありえません。
相手がしっかりと牌理通りに打ってくると仮定すれば、このあたりは確実のはずです。
無駄に2を引っ張ることなど普通はしませんから。
ということは2が絡むターツが最後に残っていて、その周辺が待ちになっている可能性が高いです。
先に2の周辺が埋まれば、別のゾーンが待ちになりますが、別のゾーンから埋まれば2の周辺が待ちになります。
その確率は半々くらいですね。

2が絡むターツで想定出来る形は112、122、224、223、233、244、222、12、23、24・・・
こんなかんじですが、ここから2を切って残る待ちは3になるものが多いですね。
これは危険だと思います。
おそらくモロヒとかよりよっぽど刺さる3pだと思われます。
ただ、他に安牌もなかったですが。
ワンチャンスで先切りの外の7pはどうなんでしょう。

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こんな形だと6pを先に切るし、3pが先に埋まれば最終的に4-7p待ちになりますけどね。
愚形含みのシャンテンだと良形ターツのフォローの先切りはよくあることなので、なんとも言えません。

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もうひとつ重要なことがあります。
下家が8p切った後に1pではなく、4pをツモったと仮定すればこんな形になります。
これは6pを切ります。
2p切って最後にリャンカンが残った場合、6p切ってリーチになり、スジの3pが警戒されますが、6p先切りの後、2p切りリーチなら3pの警戒度は薄れるからです。
それに、2pと9sのシャボ待ちも強いですから。
場況次第で待ちを選択出来る強みもあります。
リャンカンだと大体最終的に6p切りでモロヒになりますよね。
カン5pで受けることってほとんどないと思います。

リャンカンからカンチャントイツに渡って先スジひっかけになるパターンってけっこうあると思うんですよね。
というか今時モロヒなんて誰もひっかからないから、こっちの方がトレンディー(死語)って気がします。
このパターンはモロヒ並に警戒する必要があると思うんです。
今回の場合もむしろ本命はこっちだと思うんですよね。

6先切りからの2切りリーチは3を。
4先切りからの8切りリーチは7を。
5先切りからの1切りリーチは2を。
5先切りからの9切りリーチは8を警戒する必要があります。
覚えておきたいところです。

牌譜
http://tenhou.net/0/?log=2012092108gm-0039-0000-6d52bfb4&tw=1

魔神本~感想編

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渋川難波「魔神の読み」読み終わりました。
麻雀の読みの記述に期待していた自分にとっては読みの項目は薄すぎ、少々期待外れだったと言わざるを得ません。
タイトルがこれだから期待してしまうやんか・・・。

ただ、麻雀というゲームの本質から言って、これは程よいバランスだったのかもしれません。
読みは麻雀の技術において占めるウェイトは5%もないんじゃないでしょうか。
その分、押し引きや牌効率、状況判断、仕掛けなどのセオリーが満載です。
読みはほんのさわり程度となっています。
それでも、長年の謎だった空切り、スライド読みのコツはこの本を読んで少し掴めたような気がします。

麻雀中級者におすすめするのは最初の87ページほどある理論編です。
上級者には周知のセオリーも多いですが、ほぼ全部正しいと頷けるものばかりですし、セオリーの中でも特に重要な要点が抑えられていて、これをみっちり叩き込めば必ず強くなれます。
例えば、僕も渋川さんの配信を見て守備の意識を参考にし、ゴミ手の時は安牌を抱え込むという打ち方を採用してみたのですが、安定5段もなかった豆特レベルだったのに、その頃から急に成績が確変し、安定段位7とか8とかを叩き出すようになりました。
読みとは違い、セオリーは即効性があります。
すぐにでも打ち方は変えられますし、急に戦績が伸びることもありえます。
伸び悩んでいる人は、魔神の理論編を10回でも20回でも繰り返し読むようにすると良いでしょう。
さらりとコンパクトに書いてありますが、1つ1つがものすごく重要なので、噛み締めるように読んでください。
何故、それが大事なのか?ということを自分の頭で考えながらですね。

僕が特に気になったのは68~69ページ。
危険牌の項目です。
本書のセオリー論は全体的に従来のデジタル論にある程度沿ったセオリーになっていると思いますが、この項目だけは少し違います。

http://yabejp.web.fc2.com/mahjong/tactics/chapter02/section013.html

まずはこれをご覧ください。
従来のセオリーというのが上のような表ですよね。
これは科学する麻雀などでもたぶん同じようなことが書かれていると思いますが。
スジの28より、スジの37はやや危険とするだけで、原則、同じスジの28ならどんな状況でも同じだけの危険度しかないという理論です。
でも本書では「先切りのスジ」「リーチ後のスジ」「リーチ宣言牌のスジ」とそれぞれ危険度に差があるとして区別しています。
まず、宣言牌のスジは無スジと同等に危険であるとはっきり言い切った人を僕は初めて見ましたけどねw
たしかに、テンパイまでにリャンカンが残るケースの多さを考えるとただのスジと同等に考えるのは無理があるのかもしれない。
モロヒのスジと無スジとの危険度の違いを統計取ってみた人は居ないでしょう。
上の表でもスジの37と無スジの19の危険度の差は1%もないし、もしかしたら、モロヒの放銃率は無スジと同等にあるかもしれないですね。
ただ、無スジだと平和が絡むケースが多いということを考えると、打点的にモロヒは無スジと同等に危険があると考えるのはさすがに無理がある気がしますが。
モロヒでもタンヤオが絡むケースを考えると、無スジ19と差はなくなるかもしれませんし、そこはなんとも言えません。

後は先切りのスジと、後切りのスジは危険度に差があるという理論も納得できます。
ネタバレになるので本書で確認して欲しいですが。
モロヒも含めて、同じスジでも危険度に差がつくというのは上級者でも知らないかもしれませんし、従来のデジタル論にもない新セオリーなので、そういう意味では上級者にとってもいくつか役に立つ情報は見つかると思います。
読みに関しても記述は少ないですが参考にはなりますし。
結論として、中級者上級者問わず、買って損はないと思います。

魔神本

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渋川さんの本注文しました。
麻雀関連の本を買うのは実は初めてです。
僕が渋川さんに期待しているのは、麻雀の読みの分野。
タイトルは「魔神の読み」とあります。
ストレートに解釈して、この本には麻雀の読みの理論が多く記述されているものと思われます。
また、渋川さんの普段の麻雀のスタイル的にも、押し引きや牌効率よりも、読みの技術を比較的重視しておられました。
というよりも、基本的な押し引きや牌効率は出来て当たり前なので、あまり意に介することもなくといったかんじです。
ただ、渋川さんはオカルトではありません。
本の冒頭には流れ論をまず否定する記述から入っているそうです。
理論派であり、読みを重視するスタイル。
これは割と新感覚系の雀士と言えそうです。

現在の麻雀界で主流のスタイルがデジタルなわけですが、これは読みの技術を全く重視していないどころか、軽視もしくは否定すらされているところだと思います。
僕の知る限り、福地さんや凸氏も読みはほとんど使いません。
というよりもデジタルの思想自体がまず読みを否定することから始まっていて、裏スジだのまたぎスジだのそんなものは意味がないと。
読みなど捨てて、統計的、確率的に有利な打牌を選択していけばいいというのがデジタルなわけです。
デジタルというものの発端がアンチオカルト的なところがありますし。
従来の読みの技術自体が、裏スジだのまたぎスジだのオカルトじみた根拠のない稚拙なものであり、それを統計学的観点から解析して、否定してみせたのがデジタルでもありました。
それは実に画期的なことで、麻雀界全体の技術向上にも貢献されたと思います。

読みの技術なんてなくても天鳳の鳳凰卓には行けるはずです。
読みの技術が実力に介入する余地ははっきり言って薄いです。
どんなに読みの技術を磨いたところで当たり牌が1点読み出来るケースなど少ないですし。
もし、仮に当たり牌が読めたところでベタオリしてれば意味がないことになります。
下手の横好きで、下手な読みの技術はむしろ邪魔にもなりますし。
押すべきところで勝手に危険と判断してオリに回るのはタコです。
素直にデジタルに、確率的に、統計的に有利な打牌を選んでいくのが賢いと思います。

それを踏まえた上であえて渋川さんの読みの理論を見てみたいと思いました。
現在主流のデジタルが読みの技術を軽視しているため、読みの技術について書かれた文献は少なく、習得出来る機会に乏しいです。
デジタル系の記述は比較的どこでも読めるし、もう語り尽くされているところなので、あまり読んでも新鮮味は薄そうな気がします。
それにワンランク上を目指すなら、読みの技術習得はほんの僅かでも実力の向上が図れると思いますからね。
実践で使えるようになるまでは相当時間がかかりそうですけど。
単純に正着打牌ばかり機械的に選び続けて麻雀やっててもつまらないので、無意味でもいいから、他家の手を読みながら麻雀をやりたいとも思っています。
それが麻雀の醍醐味ですからね。

ロジカルな読みというのは未開拓の分野ですし、今までにあまりなかった新たな切り口かなと思います。
今後の麻雀界に新たな流れが生まれるかもしれません。
読み終わったら感想でも書いてみます。

攻撃の東風

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東風IDが四段に昇格しました。
なんか微妙な成績ですが。

上東の安定段位は6.3。
本IDの上南成績が8.3あることを考えるとやはりちょっと差があります。
東南と違い、思うようにラス回避できない場面が多いですね。
ただ、リーチ後放銃率が上東.159、上南が.083とかなんで、純粋にツキの差がついたような気もします。
普通に自分が東風に対応出来てないのもあると思います。
上東と上南のメンツレベルの差は個人的にはそんなに感じませんでしたから。
両方同じくらい、微妙な押し引き、牌効率の打ち手は居るし。
ただ上東の方が圧倒的にゼンツでした。
ゼンツだからカモかタコかと言えばそうでもないのが困りものですね。
安易に愚形リーチをかけるとゼンツで追っかけられ、掴んで振り込むパターンが多かったです。
だから後半からは少し愚形リーチは自重してたんですが。
特東はリーチに対してかなり堅かったように記憶してるんで、これからはもっと愚形リーチを増やしてみます。

東風で重視していたのは流局テンパイ率です。
これは.458とまずまずの数字だったと思います。


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東風と東南の顕著な違いです。
こういう手をどう捌くかなんですが、東南では全く和了りに向かわず、字牌を全部残し、1p→1s→2mという風に切っていきます。
ほぼ配牌オリなんですけど、一応毛スジほど和了りの目、ケイテンの目だけ残して、真ん中から切らないようにしてます。
字牌がどこか重なれば、それを盾にしながら、守りを固めて和了りやテンパイに向かうことが可能になります。
そういう意味で、字牌は切らずに端の牌から切っていく。
字牌が重ならないようだったらこの手は諦めます。
っていうか、最初からほぼ和了る気なしなんですけど、孤立の字牌は安牌としても機能しますし。


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しかし東風戦ではストレートに孤立オタ風牌から切っていき、真っ直ぐ手を進めていきます。
オタ風で鳴けないとはいえ、重なればかなりありがたいんですけどね。
ケイテン取りにいくときとか、字牌のヘッドさえあれば、手を短くしても安心です。
こんな和了れないゴミ手で振り込むのはバカらしいですから。
安全に手を進めたいんですが、東風戦だと守備を全く無視していきます。
やはり、字牌残して、重なりを見てというのは万が一の可能性であって、ほとんどオリなわけですから、それは局を捨てることになります。
東風の1局は貴重ですから、どんなゴミ手でもとりあえず受け入れをマックスにして、真っ直ぐ和了りに向かわないとって思ってるんですが。


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あのゴミ手がこんなに育つこともありますし。
ただ、これも万が一の可能性です。
万が一ってほどじゃないですが、かなり可能性は低い。
それならちょっと和了りの可能性を落としてもより安全に手を進めたいっていうのが東南の考えなんですが。

牌譜
http://tenhou.net/0/?log=2012090619gm-00c1-0000-bc092237&tw=2


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リターンが大きい手なので、東南戦の東2局くらいだったら、2sトイツ落としあたりでまっすぐ押して行きたいところ。
収支期待値的にはまっすぐ押した方が得なのは明らかです。
でも、局数の少ない東風だったら例え2600でも振りたくないんですよね。
ましてや、裏裏とかリータンピン赤とか言われた日にはたまったものじゃないわけで。
そうなるとラス回避は困難。
残り少ない局で取り返すのも難しいです。
東風戦がよくわからないのは、こういう純粋に収支計算で押し引きを決められないところにあります。
極端に言うと、どんなにバラバラでドラなしのゴミ手でも押さなければいけないかもしれないし、役満見える手でもオリなきゃいけないなんてことも考えられます。
例え1000点でも和了りたい、逆に1000点でも振りたくない。
これを突き詰めていくと、もうリーチに対しては全部オリたくなるし、逆に全部押したくなったり、迷走が始まってしまいます。
このへんの基準がいまいち明確化出来ないですし、ちょっとした不調(ツキのなさ)で揺れてしまいそうです。
こういうところが東風は難しいなと思ってますし、東南の方がやりやすいなとも思います。

攻撃の東風、守備の東南というイメージがありますが、上のケースみたいに東風だから逆に引くみたいなケースもあり、一概には言えないところはあります。
ただ基本的には、東風は攻撃です。
放銃も東風の方が断然多くなりますし。

副露が東風の方が高くなってますが、これも攻撃的になってるだけで、スピードを意識してはいません。
むしろ、東風だと一撃でガツンと決めたい気持ちの方が強いですが。
東南だと、守備を意識して役牌を1鳴きしないケースが増えるだけですね。
東風だとほぼ全部1鳴きです。

牌譜
http://tenhou.net/0/?log=2012090518gm-00c1-0000-a8fbeb42&tw=2

トップ取り麻雀

Tenhou_prof_20120903

最近、普通にトップ取り型の成績になってきました。
ここまでやってきて、東風戦のラス回避の巧いやり方っていうのがいまいちわからないです。
オーラスまでにある程度点棒持っていけたら別なんでしょうけど、接戦なったらとりあえずある程度まで押していくしかないんですよね。
東南戦と違い、どうしても回避できないラスっていうのが増えてきます。
そこで、そのラス分を取り返そうと、だんだんトップ取り麻雀になってきています。
今までになく打点を意識したりもしてますし。
東南戦よりも1ラス分のポイントマイナス分も痛くないんで、その分だけリスクを恐れずトップを狙っていけると思いますね。


2012090218gm00c10000e7501883tw0ts3

トップとは11600点差で跳満和了り条件です。
トップ狙いならリーチツモイーペーコードラ3あたり狙っていきたいところですが、
基本、平和で2位確を狙いつつ、8p暗刻った時だけトップを狙いに行くのが理想だと思います。
ドラ8p2枚はとりあえず要りますね。
イーペーコーと平和の天秤で5s切りがバランスの取れた打ち方だとは思いますが。


2012090218gm00c10000e7501883tw0ts32

でも僕は9p切りました。
このドラポンはトップ取りの1打かなと思います。
ここでドラポンすると、トイメンと下家の手が止まってしまう恐れがあります。
ラス目の親を蹴る人が居なくなってしまったら、ラス回避はしにくくなる。
しかも親の現物も無くしてしまって親リーに手詰まりしてしまう恐れもあるアグレッシブな仕掛けです。
仕掛けてもシャンテン維持で手も進まないのに、リスクが大きいように見えます。
ただ、トイメンをオロして流局テンパイを取ることが出来れば、親テンパイで続行。
トップとの点差が8600点差まで縮まります。
満貫ツモ条件になるのでまくりやすくなりますし。
もちろん、このまま赤ドラをもう1枚ツモってもまくり条件を満たせますし、これは意外とトップ取り意識マックスの打ち方な気がしますね。

今までの経験上、面前で頑張って高い手をつくろうとしても巧くいかないことが多いです。
こういうのは積極的に仕掛けて活路を見出す方が巧くいく気がしますね。
ただ東南戦ではこういう仕掛けは怖くてとても出来ないですね。
この状況からトップ取りの意識など微塵もなく、2位取りないし、ラス回避意識マックスで行くと思います。
これがいいのか悪いのかよくわかりませんが、このようにトップ取りの意識が強くなってきていますね。

牌譜
http://tenhou.net/0/?log=2012090218gm-00c1-0000-e7501883&tw=0


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東風戦で巧いラス回避のやり方ですが、おぼろげに考えているのは、こういうのを即リーしない方がいいかなということですね。
これは親とか、ダンラスとかなら曲げてもいいと思います。
巡目も早いし、周りもオリるはずですから、流局テンパイ料期待でも充分ですし。
でもそうでなければ、押し返されるだけですし、待ちも悪すぎるので空振る可能性が高いですね。
無駄なリーチを打たず、振り込みを避けつつ、リー棒1本でも無駄にしないことがラス回避に繋がるのかなと思っています。
これは9p切ってテンパイ外しです。
暗刻くっつきの5pがあるので、すぐに張り返せるでしょう。
そこからカン5s食って2000点でも充分ですし、巧く面前で張り返せれば打点上昇にも繋がります。


2012090318gm00c100001acc5ae7tw3ts32

ただここで9p切ってタンヤオ固定するのはちょっとやりすぎです。
どうせ張ってもテンパイ崩すなら9p残しても意味ないような気がしますが、5sツモでリャンメン待ちが残った時だけはそのまま5p切ってリーチでいいと思うので普通に8p切ります。
そのへん柔軟に対応することも大事ですね。

牌譜
http://tenhou.net/0/?log=2012090318gm-00c1-0000-1acc5ae7&tw=3

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